怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
山小屋の風呂
お気に入り
1855
46
0
2
短編2分
コピー
「山小屋の風呂」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
子供の頃からの風呂嫌いだが、 風呂好きにとって、 数日間の山行で風呂に入れないというのは、 かなり不快な事に違いない。 山奥深くにあるその山小屋には、 風呂があった。 看板によれば、貴重な湯水を無駄にせぬよう、 風呂だけの利用はお断りで、 宿泊者だけが利用できる風呂だった。 風呂などどうでも良かったが、 同行者は是が非でも風呂に入りたいと言い出すし、 仕方なくそこで泊まる事とした。 小屋の親爺は無愛想ではあったが 「これでも食うか」 と差し出してくれたスズメバチのハチの子には、 ほとんど成虫の姿をしたものが混じり、 人によってはグロテスクだろうが、 野趣溢れる味わいがたまらず、旨かった。 相変らず風呂に興味などないものの、 同行者が上機嫌で風呂からあがり、 周囲をかぎまわり、臭い臭いと言い出すに及んでは、仕方ない。 とうとう観念して風呂に入る事とした。 風呂場は薄暗く、湯水は赤錆色で、 ますます入りたくなくなった。 身体を洗い、湯船を覗き込むと、 濁った湯のせいで底までは見えず、 いよいよ嫌になった。 さっさと出たら良さそうなものだが、 身体を洗ったせいで中途半端に身体が冷えてしまった。 まあ、少し温まろうと湯に足をつけた。 右足の爪先から足首、脛、膝から股へと進み、 ついに湯船を完全にまたいだ。 浴槽が深く、まだ底に足がつかないが、 深さ1メートルを越える風呂もある。 左足を入れ、両手で浴槽のふちにつかまり、 身体を沈めていく。 腰、腹、胸、肩、まだ足がつかない。 相変らず、風呂の底は見えない。 どこまで行くかと好奇心が湧き、 首から顎へ湯が上がってくるのも構わず、どんどん沈む。 ついに浴槽につかまった手が伸びきったが、 まだ足は底に届かない。 手の甲に強い冷気を感じ、身体を跳ね上げた。 風呂を出て、同行者と親爺が話をしている客間へ行った。 「風呂が嫌いだそうだね」 親爺が言い、俺の前で初めて笑った。 もう一度風呂場を覗いてみようと親爺が言い出し、 その気になった。 同行者はきょとんとしている。 親爺と風呂場に行き、 浴槽の蓋をとると、湯が張ってある。 透明な湯だ。 浴槽の底も見える。 蓋を縦にして湯に沈めていくと、 ごく普通の深さで底についた。 「よく分からんが、こんな風呂なんだ」 親爺が言い、笑った。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった46
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
Switch売れ筋
リズム天国 ミラクルスターズ -Switch
トモダチコレクション わくわく生活 -Switch
パワフルプロ野球2026-2027 -Switch
世界のアソビ大全51-Switch
桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~ 東日本編+西日本編
スプラトゥーン3 -Switch
名無し
元カノが徹底した風呂嫌いだったな。月に2回シャワーを浴びるだけ。それでも毎日朝シャンして首から上は清潔だからなかなか気づかない。 脱がしたときの絶望と恐怖が忘れられない。
コメントの方が怖い話ww
前の話:【ほん怖】藤の花
次の話:【ほん怖】山中の小屋で暮らす夫婦
怖い話 No.11488
【ほん怖】袖を引っ張られた
1765
33
短編1分
怖い話 No.3271
【ほん怖】雪深い山奥にある施設
1853
39
怖い話 No.3510
【ほん怖】真っ黒なにゃんこ
1180
41
怖い話 No.3552
【ほん怖】一族の墓
1676
50
怖い話 No.21689
【ほん怖】草刈の現場
1222
15
怖い話 No.3810
【ほん怖】中古マンションのエレベーター
1644
38
怖い話 No.3720
【ほん怖】カルト集団への取材
朗読 めたんの怖い話紹介ch
2030
1
怖い話 No.10730
【ほん怖】その時のバンドでは初めてのライブ
1074
怖い話 No.3878
【ほん怖】建物の日常
1251
怖い話 No.2923
【ほん怖】軽度の知的障害があるA君
3707
62
中編4分
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着ほん怖
でっかいカエル
古びたフランス人形
信号待ち
家への電話
ヘアピンが落ちてる
友達の家に電話
笑い声
缶けり
義理の姉
サンタとトナカイ
極限状態の意識
白黒おじいさん
新着コメント
現在地がわからない
墓地横の近道
前を歩いてた登山者
大きな病院で働いていた頃
葬式が終わってひと段落ついたとき
弟はチンピラだった
変なおばさん
チラチラピンク
ここにいる理由