怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
死体を運ぶ
お気に入り
1158
32
0
短編2分
コピー
「死体を運ぶ」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
これは、以前働いていた会社の人の体験談です。 会社の仕事に段落がつき、何の話からか怖い体験暴露大会になった時の、Sさんの話です。 Sさんは、遠く離れた所に住む友人の家へ泊まりに行きました。 その途中、富士の樹海辺りを車で走っていた時のことです。 道路の前方の端に、丸太の様な物が見えたそうです。 危ないなあと思いながら見ていると、それは道路の中心の方へずるずると移動してるらしいんです。 近くまで来たときSさんが見たものは、ぐったりとした女の人の腕をひっぱりながら這っている男の人でした。 彼はSさんに助けを求めました。 二人は樹海で一緒に死のうとしたらしいのです。 が、急に心変わりしたらしく、助けを呼ぶために、 既に意識のなくなった彼女をひっぱりながら、道路まで必死に這い出てきたそうです。 この近くには電話もありません。 Sさんは二人を病院に連れて行かなくてはと、ぐったりしている二人を車に運びました。 このとき彼女の方は、既に亡くなっているのがはっきりとわかったそうです。 でも、彼は彼女を助けたい一心からか、病院へ連れていってくれと頼んだそうです。 Sさんは、街へ出れば病院があるだろうと必死に探しました。 その間、彼は「病院はまだですか」とか声をかけます。 Sさんは彼に「もうすぐ着くから」と、励まし続けたそうです。 やっと病院に着き、Sさんは事情を説明し、二人をタンカで運んでもらいました。 そして、これから警察の人が事情を聞きに来るということで、腰掛けて待っていたそうです。 やがて警官が来たので、その時の状況を説明しました。 「…っていう感じで道路まで出てきたんです」 それを聞いた警官は、 「変ですね…」。 Sさんは彼女の事だと思い、 「抱き上げて運んだ時は既に亡くなってました」 と説明しました。 すると警官は、 「いや、いいんです。確かに彼女は死亡してます。ただね、貴方の話はおかしいんですよ」 Sさんは、 「何がおかしいんですか、こっちだって必死だったんです」 すると警官は、 「貴方が出会ったという時間。既に二人とも死亡してるんですよ」 Sさんは真っ青になったそうです。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった32
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま注目されてる怖い話
フォロワーさんの本当にあった怖い話 : 2 (アクションコミックス)
本当にあった怖い話: −コマラセラレタ (あん堂)
5分で読める! 誰かに話したくなる怖いはなし (宝島社文庫)
「超」怖い話 癸 (竹書房怪談文庫)
実際にあった怖い話 2024年9月号
ちょっと怖い話1 フォロワーさんのひとこと体験談
前の話:【ほん怖】黒い集団
次の話:【ほん怖】大震災の朝
怖い話 No.19967
【ほん怖】この事一切他言無用
1486
48
短編1分
怖い話 No.2953
【ほん怖】母は好き嫌いとアレルギーが多い
1818
31
怖い話 No.3752
【ほん怖】スローな世界
1342
怖い話 No.11583
【ほん怖】樹齢150年近いヒノキ
949
47
1
中編3分
怖い話 No.21664
【ほん怖】数学的可能性
1279
22
怖い話 No.3375
【ほん怖】子供にしては大人びてる
1540
24
怖い話 No.10658
【ほん怖】深夜のファミレスは結構恐いよ
1031
38
怖い話 No.2916
【ほん怖】守りが強い
1617
36
怖い話 No.2983
【ほん怖】壁のひび割れた隙間
1532
怖い話 No.21605
【ほん怖】10年ぶりのクラス会
1414
2
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着ほん怖
でっかいカエル
古びたフランス人形
信号待ち
家への電話
ヘアピンが落ちてる
友達の家に電話
笑い声
缶けり
義理の姉
サンタとトナカイ
極限状態の意識
白黒おじいさん
新着コメント
熊に怯えていた
えいやこらさ
忍者ごっこ禁止令
気持ち悪い人形
ゴッホ効果
カルト集団への取材
異物混入