怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
地下街の住民
お気に入り
1778
46
0
短編2分
コピー
「地下街の住民」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
私が市の主催する絵画の文化教室に通っていたときの事。 年に一度、文化教室の作品を、市街地の地下街の広間みたいな所で展示をするんです。 私は初めて自分の精魂込めた作品がこういう場で展示されるということもあって、楽しみにして見に行くことにしました。 でも、その場所は広い割には地下駐車場に車を止めた人しか通らないというような所で、 ホームレスの溜まり場になっていたんです。 それでも、私は嬉しくて自分の絵を写真に撮ったり、いっしょに教室に通ってる人の作品を映したりしていました。 すると、カメラのフラッシュがまぶしかったのか、そのすぐそばで昼真から寝ていたホームレスが、 「まぶしいな。いい加減にしろや。寝れないだろ」 と、すごい剣幕で怒鳴り始めました。 私はすごく楽しみにして、わざわざ遠くまで足を運んだのに、こんな目に遭い、 すごく不愉快で残念な気持ちになり、『乞食なんか死ねばいいのに』と心の中で思いました。 家に帰ってもやりきれない気持ちでいっぱいになり、 地下道を管理している市のほうへ苦情の電話をかけ、事の次第を話しました。 市役所の方は真剣に私の話を聞いてくれ、早急に対処すると言ってくれました。 一週間後、同じ場所に行きましたが、役所の人が言ったとおりホームレスはその場所に一人もいませんでした。 そして、すがすがしい気分で何日か過ごしていたのですが、あるとき私の家に警察が来て、 「○○さんのことをご存じないですか?」と聞いてきました。 私はその名前に心当たりがなかったのですが、聞くと、 その○○というホームレスが街の不良どもに狩られて死んだそうで、その死ぬ間際に私の差し金だと言ったそうでした。 私は実際にそのホームレスが死んだことにも驚きましたが、自分の名前を出したことにもっと驚きました。 おそらく、絵の作者名を覚えていて、死ぬ間際にその私の名前を出したのでしょうが、非常に気持ち悪いことだと思いました。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった46
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま話題のホラー漫画
感受点 (サイコミ×裏少年サンデーコミックス)
N 1 (電撃コミックスNEXT)
憑きそい (扶桑社コミックス)
僕が死ぬだけの百物語(1) (サンデーうぇぶりコミックス)
ゾゾゾ変 (1) 【電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)
サユリ 完全版 (バーズコミックス スペシャル)
前の話:【ほん怖】半分の家
次の話:【ほん怖】キングローズと桃色の牡丹
怖い話 No.21728
【ほん怖】ヘアピンが落ちてる
2399
14
1
怖い話 No.11625
【ほん怖】川の方を絶対に見てはいけない日
1723
29
短編1分
怖い話 No.3085
【ほん怖】雨風の強い夜
1880
37
長編6分
怖い話 No.3896
【ほん怖】佐々間のおばちゃん
2608
40
怖い話 No.21653
【ほん怖】移動教室
1234
28
怖い話 No.3499
【ほん怖】黒い街宣車
2018
52
中編4分
怖い話 No.21585
【ほん怖】死ぬ順番
1560
22
怖い話 No.14977
【ほん怖】青梅市の御岳山
1897
48
怖い話 No.3681
【ほん怖】誰もいないはずの教室
1855
怖い話 No.10630
【ほん怖】急死した猫の事を思い出していた
1382
25
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着ほん怖
でっかいカエル
古びたフランス人形
信号待ち
家への電話
ヘアピンが落ちてる
友達の家に電話
笑い声
缶けり
義理の姉
サンタとトナカイ
極限状態の意識
白黒おじいさん
新着コメント
凍りつく
簡単なQ&A
警察呼びますから!
あの山ば通る糞ガキどもば呪い殺してやる
赤目
山小屋の風呂
母が精神の方で入院するかもしれない