怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
おばちゃん
お気に入り
1499
45
0
中編3分
コピー
「おばちゃん」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
子供のころ両親が共働きで、うちには幼い俺を世話してくれてた佐々間のおばちゃんと言う人が居た。おばちゃんはちょっと頭が良くなかったせいか、仕事は持たず、自分ちの畑とうちのお手伝いで食ってるようだった。おばちゃんの仕事は、学校から帰ってきた俺にご飯を作ることと、家の掃除洗濯、あと、体が弱く入退院を繰り返してた婆ちゃんの介護だった。ある日、俺が学校から帰ってくると、珍しくおばちゃんは居なかった。変わりにいつも寝たきりの婆ちゃんが起きていて、居間でお茶を飲んでいた。 おばちゃんが家に居るのが普通だったので、お婆ちゃんに「今日はおばちゃんは?」と聞くと、「今日はまだ来ていないよ」と言って、俺を二階に閉じ込めるように押し込んだ。「今日は誰が来ても降りてきちゃいけないよ」と言って、お菓子とぽんジュースを渡された。「誰が来てもって、誰が来ても?」と聞くと、お婆ちゃんは少し困ったような顔で「そうだよ」と言い、「シーっね」と口に指を当てながら襖を閉めた。俺は大人しく炬燵に入りテレビを見てると、6時近くになって薄暗くなってからおばちゃんの声が聞こえた。二階と言っても狭い家。玄関に誰が来たかくらいは聞き耳立てなくても分かる。「洋介君はまだ帰ってきておらんかねえ」とおばちゃんが言うので、出て行こうかとも思ったが、婆ちゃんの誰が来ても降りてくるなと言う言葉を思い出し、そのまま炬燵でごろ寝を続けた。おばちゃんと婆ちゃんのやり取りに暫く聞き耳を立てながら、TVを見続けた。また暫くして佐々間のおばちゃんがやってきた。「洋介君はまだ帰ってきとらんかねえ。三浜屋(俺がよく言ってた駄菓子屋)にもおらんようやが」すると婆ちゃんが、「今日はまだやがねえ。友達のところに遊びに行く言うてたから、遅くなるんやないかねえ」と嘘をついた。幼心に、俺は匿われてるのだとぼんやり悟り、息を殺して炬燵に潜り込んだのを覚えてる。日も落ちすっかり暗くなって、おばちゃんはまたやって来た。「洋介君帰ってきたね?」婆ちゃんは少しきつい口調で、「まだよ。まだ帰らんよ。今日はもうご飯いいからお帰りなさい」と追い返した。暫くして、8時くらいになって父母が帰ってきた。婆ちゃんがのそのそと階段を上がってきて、俺に「もう降りていいよ」と言ってきたので、俺はいつもより大分遅めの夕飯を食べた。その晩、近所の竹やぶで、佐々間のおばちゃんが首を吊っているのが見つかった。遺書には、『希望がないのでもう死にます。一人で死ぬのは寂しい』みたいなことが書いてあったらしい。身寄りのないおばちゃんは、何を考えて俺を探してたのか。推測すると、ほんのり怖くてちょっと悲しい。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった45
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
Switch売れ筋
リズム天国 ミラクルスターズ -Switch
トモダチコレクション わくわく生活 -Switch
パワフルプロ野球2026-2027 -Switch
世界のアソビ大全51-Switch
桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~ 東日本編+西日本編
スプラトゥーン3 -Switch
前の話:【じわ怖】ある女子の語り
次の話:【じわ怖】オチャカナ
怖い話 No.15291
【じわ怖】周りを巻き込む人
1352
50
怖い話 No.4224
【じわ怖】雪だるま
1687
40
長編6分
怖い話 No.20576
【じわ怖】車の中で待っていた
2002
41
短編2分
怖い話 No.20618
【じわ怖】霊が見える父親
1966
34
怖い話 No.13590
【じわ怖】壊れていたポーズ人形
1531
19
1
怖い話 No.12941
【じわ怖】雪解けの時期
1546
54
怖い話 No.4268
【じわ怖】魑魅魍魎
1561
24
怖い話 No.21820
【じわ怖】皮膚剥離
1222
13
怖い話 No.21899
【じわ怖】うさぎさん
1512
9
怖い話 No.18743
【じわ怖】引きこもり脱出のきっかけ
朗読 ポポピオカルトch.
1892
36
2
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
一番のお気に入りだった三面鏡
父親が心臓病で深夜に病院にかつぎこまれました
同性で年下のファン
刻まれた前世の記憶
交通事故にあった猫は最後に見た人間を呪う
幽霊と暮らしてた
起きて
障子
北風と太陽