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一番のお気に入りだった三面鏡

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• 偶々見つけたので私の過去の話を。
  
  さっき思い出して怖くなりました。
  
  私の祖父の家には、大き目の納屋がありました。
  
  そこには古い沢山の物が置いてあり、
  子供だった頃の私はそこで冒険のように独り遊びをするのが大好きでした。
  
  
  
  特に一番のお気に入りだったのが、三面鏡でした。
  
  観音開きになっていて自分の正面と、左右に鏡がある奴です。
  
  合わせ鏡にして正面と左右に移る自分を見て、
  全ての自分がこちら側を見ているのを見るのが、
  やたらと好きだったんですよね。
  
  今思えばナルシストな子供だったのかもしれません。
  
  
  ここまで先ほど思い出して、凄く怖くなりました。
  

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