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呪いのＧＬ

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  本当にあった怖い体験談7: てにくまちゃん。の怖い話 てにくまちゃんの怖い体験談

• 高校の頃、呪いのＧＬがあった。
  有名な話とかではなく、
  俺が独自に体験しただけだけど。
  
  
  まず一年の時、
  一個上の先輩からGL400買わないかと話があった。
  
  
  ちょうどバイク欲しくてたまんなかったけど、
  金がなくて諦めた。
  その半年ほどあと、
  今度はその先輩とは繋がりがないであろう３個上の先輩からまた、
  GL400買わないかと話があった。
  
  
  その後何度もそのGLが走っているのを目撃。
  
  
  さらにその後今度はバイク屋でGLを発見。
  間違いなく全て同じGL。
  
  
  当時すでにGL400なんて珍しかったし、
  白に塗ってあって一発で判る。
  バイク屋では数日前に売約済みになったとか。
  
  
  そんで、二年になって、
  俺がやっとバイクを手にいれたとき、
  またもGLが現れた。
  
  
  自宅から徒歩三分程のすぐ近くの解体屋、
  フロント周りぶっつぶれた状態で。
  
  
  もの凄い恐かった。
  何故か無事なヘッドライトが俺を見張っているようだった。
  
  
  俺をオーナーにして、
  俺を殺すつもりだったんじゃ…
  
  
  そんな、高二の春。
  その解体屋もあのGLも今はもうなくなった。
  

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