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電話で話した

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  ＨＯＬＹ　ホラーコミック傑作選第１集 (角川ホラー文庫)

• 自分の体験談。
  
  客の家に行って作業する仕事なんだけど、
  セールス電話したらばあちゃんが出たんだ。
  
  お願いしますと言われて日時も決まって
  いざ約束の日に訪ねてチャイムを鳴らしても誰も出ない
  
  電話をしても出ない
  
  電話の音が玄関の扉の奥から聞こえてくるだけ
  
  おかしいなと思って30分後ぐらいにもう一度尋ねたら、
  家の前でおじさんが草むしりしている
  
  契約者の～さんいらっしゃいますか？と尋ねると、
  それはうちの母で大分前にすでに亡くなっていると。
  
  
  そんなわけない。
  
  こちらは電話で話してると言うと、
  やめてくださいよー、
  ここは今は空き家で自分がたまに草むしりしに来ている。と。
  
  霊なんて信じてなかったので、
  初めてゾクッとした体験だった
  
  けれど今思うと、
  ばあちゃんが勝手に仕事を頼んでしまって、
  それをなかったことにするために
  息子さんはそんな嘘をついたのかも？とも思ったりする
  
  わからないけどね。
  
  とりあえずあの時は怖かったわ

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• コメント

• 1：

  名無し

  2022/07/03(日) 02:31:10

  隣家のバアさんが良くこの手使ってたわ。面倒なセールスが来るたびに死んでしまう｢居留守｣ならぬ｢居死に｣。
  セールスマンが帰るたびに何度生き返ってたことか。そのバアさんが本当に死んだときにも｢今回も生き返って来るんじゃないか｣と町内で話題になってた。

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