怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
茶畑で作業をした帰り
お気に入り
1585
31
0
短編2分
コピー
「茶畑で作業をした帰り」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
これは、祖父が十年位前に体験したという出来事だ。 祖父は山間部にある、 茶畑と温泉くらいしかない田舎町に住んでいるんだが。 その日は祖父の家から少し離れた所にある茶畑で、 来年に備えて枝を短く刈って置く作業をしていたんだ。 そして帰る頃、大分日が傾いていた。 急に暗くなり始めた帰り道、 くねくねとした山道を軽トラで走っていたんだが。 道路の真ん中に、 何か大きな影が横たえているのが見えて、 祖父は急ブレーキを踏んだ。 そこには車に撥ねられてしまったのか、 鹿の死体が道路に転がっていた。 死体の腹の辺りには、 小さな野犬みたいな影がごそごそと腹をほじくっている。 なんとなく気分が悪くなった祖父はクラクションを鳴らして、 その野犬を追い払おうとしたんだが。 クラクションに振り返った野犬の姿に祖父は肝を冷やした。 その野犬。 いや、その生き物は、頭が異常なほどに大きかった。 身体の大きさの三分の一くらいを占めるほどの大きな頭を、 引きずる様にしてゆっくりとこちらを向き、 車のライトで大きな顔に不似合いな小さな瞳が 爛々と光って祖父の顔を見つめた。 その頭は真っ黒い毛むくじゃらの身体とは違い、 所々毛が禿げていて、 まるで髭を伸ばし放題にした男の顔にも見える。 怖くなった祖父は、 狂ったようにクラクションを鳴らし続けた。 すると、その生き物は鹿の死体に噛み付き、 ずるずると道路の端に避けると、その場に伏せ、 まるでニヤニヤと笑っているかのような顔で祖父をじっと見つめ、 動かなくなった。 その顔は、鹿の内臓や血に塗れていて、 とても不気味だったが、 これはチャンスと祖父はその脇を通り過ぎようとした。 その時、さっきまではやかましいクラクションに紛れて 聴こえなかった声が聞こえた。 「アっ……アっ……おちる……おちるよぉ……」 この出来事に遭った後の帰り道、 真っ暗になった山道をガタガタと車を揺らしながら走っていた祖父は、 さっきの言葉を思い出し、ふと車を止めてしまった。 そして気付いた。 目の前の道路が、 半分程崩れてなくなってしまっていたのだ。 それ以来、祖父はその生き物は山の神様で、 危険を知らせてくれたんだと信じているらしい。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった31
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
Amazon無料でスグに読める本
最凶貴族は死亡フラグを覆す【電子単行本版】1 (comic スピラ)
MOONLIGHT MILE【完全版】(1)
マザコン夫と姑が許せない 読者さんの恋愛・浮気体験談
幽霊と疲れた会社員: 第41話「幽霊とあの日の忘れ物」編
幽霊と疲れた会社員: 第2話「河原の出会い」編
幽霊と疲れた会社員: 第1話「疲れた会社員」編
前の話:【じわ怖】初心者向けの登山に行った
次の話:【じわ怖】若いスーツ姿のOLさん
怖い話 No.18553
【じわ怖】遺体のそばに鉈が置いてあった
1658
46
怖い話 No.18425
【じわ怖】応援する声
1828
51
中編3分
怖い話 No.12186
【じわ怖】異界
1518
33
1
長編19分
怖い話 No.21744
【じわ怖】頭を狂わす
1101
25
怖い話 No.12311
【じわ怖】伝えたかったこと
1268
43
中編4分
怖い話 No.21845
【じわ怖】京成線沿線での怪
1273
2
怖い話 No.4848
【じわ怖】台所の母
1765
49
短編1分
怖い話 No.21738
【じわ怖】三つ同時の声
877
36
怖い話 No.5370
【じわ怖】最強の名前
1012
怖い話 No.12423
【じわ怖】指入れちゃダメよ
1587
30
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
小学生のいじめ
通り魔の証言
食事によく髪の毛が入ってたのが少し気にはなっていた
嫁の苦悩
オオカミ様の神社の修繕
子ども会の夏休みキャンプ
伝説の先輩
眼エ返せ