怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
隣人の女性
お気に入り
2319
30
1
0
短編2分
コピー
「隣人の女性」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
聞いた話なんだけど結構怖かった。 友人Aの借りてた部屋は一階の一番端、すぐ横にはOLらしき女性が住んでいた。 で、そのOLさんはAの事が好きだったらしい。 明らかに色目使ってきたり、何かと訪ねて来たりで、 露骨という恋愛下手って感じだったそうだ。 彼はなんとも思ってなかったが……というのは、 そのOLさん、えらく痩せてるし青白いし、綺麗ではなかった。 そもそも、彼が引越して来た当初は、病気で療養でもしてんのか?と思っていた。 働いている様子が無かったからだった。 それに、あの青い顔……と思うと、気の毒にこそ思えど恋慕とは程遠い。 しかし、暫くしてから働き始めたらしく、 きちっとした格好の彼女と朝も度々会うし、帰りもはち合わせる事が会った。 ウマが会うと言うわけじゃないが、まぁ、よい隣人関係だったとか。 しかし、その女性は日に日に衰えている様に見えた。 心配にはなっていたが、夜は良く笑い声が聞こえてきたから、取り立てて心配はしなかった。 ところが、ある日を境に姿を見なくなった。 一週間程すると異臭がした。 管理人と共に見に行くと死んでいた。 餓死であった。 死体とその部屋の組み合わせに彼はゾッとした。 部屋に備え付けの家具や何かは、全て取り払われていた。 床板もなく、壁はバリバリに壊れ、彼の部屋のクローゼットが背を見せていた。 そこには一面に彼の似顔絵らしきものと、陰毛が張り付けられていた 。多分、古風な恋のまじないだろう。 彼女は仕事等していなかった。 彼の気を引く為にさもしている風に見せ、快活そうに何もない部屋で笑っていた。 収入は手持ちの物を売ってまかなっていたのだ。 だから彼女は水と少々の食べ物で食い繋いでいた。 彼女は『ゆいごん』と書いた染みが滲んだ紙を持っていた。 裏に『Aさん』と書いてあるだけで内容はなかった。 なんで彼がそんなに好かれたのか、なんで仕事しなかったのか知らないけど、 何となくゾッとした話。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
1人が登録しています
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった30
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま話題のホラー漫画
サユリ 完全版 (バーズコミックス スペシャル)
憑きそい (扶桑社コミックス)
禍話 弐 SNSで伝播する令和怪談
N 1 (電撃コミックスNEXT)
ゾゾゾ変 (1) 【電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)
僕が死ぬだけの百物語(1) (サンデーうぇぶりコミックス)
前の話:【ほん怖】嘘つきの話
次の話:【ほん怖】閉まりっぱなしの踏切
怖い話 No.3726
【ほん怖】変な落書き事件
1804
36
中編3分
怖い話 No.21681
【ほん怖】蝗の大群
1011
17
怖い話 No.20522
【ほん怖】近道法
1501
56
短編1分
怖い話 No.21661
【ほん怖】見知らぬおじいちゃん
1079
47
怖い話 No.21707
【ほん怖】身体の主導権
1181
5
怖い話 No.21649
【ほん怖】お化けビル
890
怖い話 No.11415
【ほん怖】女物の黒い靴
1173
怖い話 No.3830
【ほん怖】酒を飲まされて倒れた俺
1647
27
怖い話 No.21720
【ほん怖】壁から出て来たモノ
1115
7
怖い話 No.11398
【ほん怖】後ろの車両から
1373
20
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着ほん怖
でっかいカエル
古びたフランス人形
信号待ち
家への電話
ヘアピンが落ちてる
友達の家に電話
笑い声
缶けり
義理の姉
サンタとトナカイ
極限状態の意識
白黒おじいさん
新着コメント
母が精神の方で入院するかもしれない
狩られる6人
精神科医の伯父
必死に助けを求めている
戦争中に沈没した潜水艦
とある集落の依頼
姉あての電話