1. ホラスト
2. ほんのりと怖い話

断崖絶壁の崖

お気に入り

• 断崖絶壁の崖の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「断崖絶壁の崖」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 断崖絶壁の崖とは

  憑きそい (扶桑社コミックス)

• 去年の夏。
  友人達と三人で酒を飲みながら、
  夜を過ごしていました。
  
  気が付くと時計は4時10分。
  
  そろそろ寝ようかと思った時、
  友人がいきなり何を思ったのか、
  「朝日を見に行こう！」
  って言い出したんです。
  自分は「寝たい」と言ったのですが、
  もう一人の友人も「行くか～」と言い出し、
  結局ちょいと遠い所にある、
  断崖絶壁の灯台の見える丘に車で行きました。
  
  眠たい頭でボーとしながら待っていると、
  少しずつ空も明るくなってきました。
  
  やがて5時になって、
  もうすぐ出ると思ったその時、
  友人の一人が
  「なぁ、あそこに誰かおるぞ」
  と言い出したのです。
  
  はぁ？と思い、
  友人の指差した方向を見て驚きました。
  
  灯台の断崖絶壁を、
  人が這い上がって登っているのです。
  
  初めはロッククライミングかと思いましたが、
  こんな時間にやるわけがありません。
  
  三人とも無言で、
  ひたすらその異様な光景を見ていました。
  
  そして、最初は一人が登っているかと思っていたのですが、
  気が付くともう5、6人ほどいます。
  
  そしてさらに、
  崖を登る人がまた一人増えました。
  
  海の中からです。
  海面にいきなり顔が出てきたかと思うと、
  そのまま崖を登り始めるのです。
  
  少し遠くて顔は分かりませんが、
  皆普通の服装で、男も女も混じっています。
  
  「何かやばいって、逃げよう」
  
  友人がそう言いました。
  
  もちろん皆ここに居たく無いので、
  すぐに車に乗り込み、灯台を後にしました。
  
  あれから2度ほど灯台に行きましたが、
  そんな事は起こっていません。
  
  よく地元では自殺の名所と言われていますが、
  あれが何だったのかは未だに分かりません。
  
  ただ、断崖絶壁の崖を、
  人が海の中から出てきて登り始めるという光景は、
  今でも思い出しただけで背筋がぞくぞくします。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• 1人が登録しています

  お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった34

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】ホラー漫画短編集１ 怖い話 ショートショート 怪談: 奇妙な物語 ホラー短編集 ショートショート 怖い話 Amazon
  • 【ほん怖】六甲山に出る牛女 中編3分
  • 【ほん怖】前を歩いてた登山者 短編1分
  • 【ほん怖】部屋から出られなくなった 短編2分
  • 【ほん怖】野良猫が多いお寺 短編1分
  • 【じわ怖】母の愛 短編2分
  • 【洒落怖】オマエノオカゲ 中編3分
  • 【洒落怖】田舎の普通の一軒家 中編3分
  • 【意味怖】子猫 短編1分
  • 【意味怖】蛇口 短編1分
  • 【意味怖】僕の弟は罪を犯しました 短編2分

  Amazon無料でスグに読める本

  • 

    日刊ホリデイ(1)

  • 

    センパイ、自宅警備員の雇用はいかがですか？ THE COMIC 1【電子限定おまけ付き】 (ライドコミックス)

  • 

    異世界のんびりキャンプ～聖獣たちの住まう島で自由気ままにスローライフを謳歌する～1巻 (グラストCOMICS)

  • 

    世界で一番『可愛い』雨宮さん、二番目は俺。 THE COMIC 1【電子限定おまけ付き】 (ライドコミックス)

  • 

    小さな魔道具技師のらくらく生産革命～なんでも作れるチートジョブで第二の人生謳歌する～1巻 (グラストCOMICS)

  • 

    Sランクパーティーを無能だと追放されたけど、【鑑定】と【治癒魔法】で成り上がり無双1巻 (グラストCOMICS)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  断崖絶壁の崖 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【ほん怖】フェリーからの転落事故

  次の話：【ほん怖】電気クラゲ？

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.3905

    【ほん怖】彼女の家に泊まった

    １年位前の話。 俺には普通に可愛い彼女がいた。 大学２年の頃だけど、周りには彼女いない奴も割りと多くて、俺はちょっと優越感とか感じてた。 （言いふらしたりはしなかったけど） 彼女のことはそれなりに大事にし

    3212

    45

    0

    2

    中編4分

  • 怖い話 No.19940

    【ほん怖】亡くなった母ちゃん

    タクシー運転手の奥さんが、 まだ五才になったばかりの子を残して亡くなった。 父親は仕事で出かけている時間が長く、 その間隣の家に子どもを預けていたのだけれど、 深夜になっても帰ってこないのものだから、 親切で面倒をみて

    1301

    53

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.3858

    【ほん怖】誰からも好かれていた母

    私の家族は、自由奔放な父と、明るく誰からも好かれる母。 どこにでもいてる三人家族でした。 あそこに住むまでは。 今から１２年前に引っ越した、３階建ての赤黒いマンション。 その辺りは晴れてても、淋しい雰囲気でした。

    1459

    49

    0

    2

    中編3分

  • 怖い話 No.11168

    【ほん怖】アメリカ大陸を歩いて横断

    ネットが一般化しつつあった98年頃だったかな、 アメリカ大陸を歩いて横断するって挑戦をしてた、 定年退職後の男性のサイト(今で言うブログ形式)があった。 その人、 砂漠みたいにモーテルがまばらな地域に入ると、 近くの

    1498

    20

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.3373

    【ほん怖】蟹がたくさん取れる場所

    自分的にはトラウマな話。 毎年、夏になると父方の田舎に帰っていた。 田舎はいわゆる島で、 ほとんどの人が漁師や海苔作りで生計を賄っている漁師町だった。 父の実家は山にも近くて、 よく従兄弟たちと山に登ったり、海

    2026

    40

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.11588

    【ほん怖】泣き尺岩魚

    お盆も過ぎた先日、朝3時に起き、 小1時間ほどの峠を越えた渓流に一人で出掛けました。 まだ薄暗い中、 大岩のある深い淵の近くで釣り始めたのですが、 その日はなぜかチビ岩魚（イワナ）ばかりヒット。 リリースしていた

    924

    43

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.11360

    【ほん怖】墓地だった場所に建てた工場での夜勤

    何年か前に工場の夜勤やってたんだけどさ、 その工場もともと墓地だった場所に建てたらしくて、 夜勤の時間に出るって言われてたんだ。 夜勤の仕事内容はでかい機械につかまって作業するものだったから、 工場内動き回ることもあん

    1297

    38

    0

    1

    短編1分

  • 怖い話 No.2994

    【ほん怖】フフッ

    昔、ゲームボーイのマリオを押入れ側を背に布団に寝転がってやっていた。 その時何やら背後に気配。 いやいや気のせいだなと思いビビりながらもゲーム続行。 怖いけど気にしないように進めてたんだけど、 本当に凡ミスでうっか

    1793

    24

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.2939

    【ほん怖】とある集落の依頼

    はあ・・・・・・聞いてくれ。 兄貴とオレは林業に携わっていて、 よく業者からの依頼や、たまに個人の依頼が来て、 山に木を切る為の書類と現地視察に行くのが主な業務。 というのも、俺ら兄弟で林業ってのは、 親父がガンで

    2386

    16

    0

    1

    中編3分

  • 怖い話 No.2985

    【ほん怖】葬儀のロウソクの火

    祖父の葬儀のロウソクの火が、 手や扇子で強く扇いでも（本当は好ましくないらしいけど）、 息を吹きかけても、 火が揺れるだけでまったく消えなかった。 葬儀場の人が持ってきた 小さな器？蓋？みたいなのをかぶせてもダメ。 最

    1668

    28

    0

    0

    短編1分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 断崖絶壁の崖

  ふっかつの呪文

  ひちにもひ　ずちぎぇれ　ぉぼさがま　へざぢでる　
  じるぁうぱ　やふうじな　でみててひ　めとぢらの　
  うべゃべび　よごとをを　いぇるよて　しべぢるた　
  とょひはせ　るぴらりな　うりへぶぶ　ぷむぅがよ　
  げきゎさぴ　ごばゃばい　でゅふゅあ　んせにょぺ　
  メプヴザザ　ベヘマレプ　ギヵィチム　ヂフホヂホ　
  ヤゲケッウ　ヤュョルカ　ボィヴグダ　ノカヴマド　
  ビヒニポヤ　グヂヶチグ　ゼカドヅコ　エヴゴツダ　
  ザヨシホマ　レャズォズ　デバヴボゴ　プガヌユモ　
  グズグプイ　ョゼュバニ　カフヘッキ　ロェリッゥ