1. ホラスト
2. ほんのりと怖い話

新興住宅地

お気に入り

• 新興住宅地の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「新興住宅地」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 新興住宅地とは

  サユリ 完全版 (バーズコミックス　スペシャル)

• 20年前、山を切り開いた地にできた新興住宅地に引っ越した。
  
  その住宅地に引っ越して来たのは私の家が一番最初で、
  周りにはまだ家は一軒もなく、夜は道路の街灯だけで真っ暗だった。
  
  家は住宅地の端で、隣には整地されていない草むら。
  
  そして草むらは山に続いていた。
  
  その家に越してきてから暫く、家族皆が調子を崩した。
  父は原因不明のできものが背中に出来、母はだるさで病院通いを続け、兄はやたらと車の事故を起こした。
  
  私は不注意でやたらと切り傷やあざを身体中につくった。
  
  が、そのような不調もいつかなくなり、家族そろって新しい家にも慣れた。
  
  家が建って一年経った。
  
  新興住宅地も随分家がたって賑やかになった頃、父が話してくれた。
  
  家族が調子を崩していた頃、父は夢を見たそうだ。
  
  大きな蛇の夢で、草むらからじっと父を睨んでいたらしい。
  
  そして次の日、父は家の傍の草むらでその蛇を本当に見た。
  
  蛇は胴の径が10センチもあろうかという大きさで、体調は２メートル程もある大きさだった。
  
  父はなぜか申し訳ない思いになり、蛇に話し掛けたそうだ。
  
  「この地に昔からいたのだろう。勝手に来て申し訳ない。
  でも、いまさらここを離れるわけにはいかない。
  この地を大切にするからゆずってくれないか。
  それと、俺の前にはどれだけ姿を現してくれてもいいが、家族は正直言ってその姿をみると怖がる。
  頼むから俺の前だけに姿を現してくれ」
  
  蛇は暫く父を睨んでいたが、ゆっくりと山に向かっていったそうだ。
  
  父はその日、寺に行き、酒を納めてきたらしい。
  
  家の不調が改善されたのは、その日からだと父は言っていた。
  
  そして父はその後、蛇を見ることはなかったそうだ。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった40

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】イケメンリバイバル: 本当にあった怖い話 てにくまちゃんの怖い体験談 Amazon
  • 【ほん怖】不思議な事が日常茶飯事な家 短編2分
  • 【ほん怖】ヨマイガスイ 短編2分
  • 【ほん怖】『なにか』が目の前に現れた 中編4分
  • 【ほん怖】7人パーティーで山を登っていた 中編3分
  • 【じわ怖】隣の部屋から悲鳴がした 短編2分
  • 【じわ怖】お地蔵さん 短編2分
  • 【洒落怖】掴む人 短編2分
  • 【じわ怖】日本人形がどこまでも追いかけてくる 長編5分
  • 【意味怖】不幸の手紙 短編1分
  • 【洒落怖】化け猫マンション 中編3分

  漫画売れ筋

  • 

    LIAR GAME 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

  • 

    LIAR GAME 4 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

  • 

    LIAR GAME 9 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

  • 

    LIAR GAME 8 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

  • 

    LIAR GAME 16 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

  • 

    ONE PIECE モノクロ版 112 (ジャンプコミックスDIGITAL)

• コメント

• 1：

  名無し

  2023/04/28(金) 05:23:19

  蛇は神様だったんだね。蛇を大切にすると家が栄えるというし，筋を通したお父さんを嘉して下さったに違い無い。

  新興住宅地 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【ほん怖】サイパン旅行

  次の話：【ほん怖】８時半の電話

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.3052

    【ほん怖】友達の心霊体験を聞こうとした

    以前、久しぶりに会った友達と 喫茶店で話してたときのこと。 彼女は旅先の旅館で心霊現象に遭遇したらしく、 怖い話好きの私はwktkで聞こうとしていた。 友達が話し始めた途端、 急に目の前の視界（その子を含めた）が ザー

    1261

    41

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.10564

    【ほん怖】ドッペル？

    自分に関することなんだけど俺は直接関わってない話。 小学生の頃、近所に住んでる同級生に 「昨日○○池の近くに居たよね?」 って言われたことがあるんだけど、 自分は行った覚えがない。 確かに家から近いしちょくちょく遊びに

    1175

    33

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.11080

    【ほん怖】ひょっとこのお面

    俺の爺さんには従兄がいたらしいんだが、 10代前半で亡くなっている。 それがどうも不自然な死に方だったというので、 死んだ当時は親戚や近所の連中にいろいろ騒がれたんだそうだ。 戦後すぐの物がない時代のある日、 その従

    朗読 トキの怪談巡り / Toki's Ghost Story Tour

    4200

    48

    2

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.11282

    【ほん怖】自分の意思と関係なく喋り出した

    小学生の時の話。 学校が終わって友達と下校中。 俺は道路を歩き、 友達は枯葉が溜まって水の通らないどぶを歩き進んでいた。 どちらも腕白坊主だったので棒を持ったり、 石を蹴飛ばしながら帰ってたんだけど 友達がどぶの枯

    1256

    35

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.11448

    【ほん怖】狐道

    祖父の話。 某峠は昔から怪奇現象が起こります。 祖父が昔車でその峠越えをした時、 祖母が急に気分が悪くなり、 ゲエゲエ戻しはじめたそうです。 車を止めてしばらくすると、 車の前を2メートル近くある巨大な狐がゆっくり

    1576

    43

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.15080

    【ほん怖】不思議な物が落ちていた

    祖父の話 若い頃の祖父は林業を生計をたてていた。 ある日祖父はそろそろ出荷するための木を選んでいる時に、 道の真ん中に不思議な物が落ちているのを見つけた。 手に取ってみると、 其は表面に美しい彫りこみのなされた瓢箪

    810

    34

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.3552

    【ほん怖】一族の墓

    霊感ゼロのはずの嫁が、5歳頃に体験した話。 嫁の実家の墓はえらい沢山ある上に、あまり区画整理されておらず、 古い墓が寺の本堂側とか半分林の中とかにもある。 今は多少綺麗に並んでいるけれど、以前はもっと散在してたらし

    1510

    50

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.11405

    【ほん怖】家の脇にある細道

    子供の頃の話。 弟・小1、私・小3の春～夏にかけて。 家の脇にある細道・・・と言っても家と塀の間は猫の通り道で、 子供の自分たちも横を向いてやっと通れるような隙間。 ここを不定期に誰かが通っていた。 時間は夕方。弟

    1713

    35

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.10755

    【ほん怖】白い靄

    俺が夜間に山中のドライブウェイをツーリング中、 前を走る車の何台かが変な動きをしている。 どうやら道路の真ん中にある『あるもの』を避けて走っているようだ。 ある地点にくると車は対向車線に大きくはみだして走っている

    1632

    30

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.11552

    【ほん怖】枝を拾いに森に入った

    薪を切らしていたので、 家の旧式風呂にくべる枝を拾いに森に入った。 それほど奥までは行かず、 家が見えるくらいのあたりで薪代わりの枝を拾い集めた。 ふと顔を上げると、 目の前に出来立ての小さな納屋があった。 家の者

    1533

    32

    0

    0

    短編1分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 新興住宅地

  ふっかつの呪文

  ざばせめょ　ぽてぃにぱ　やいあめに　ぴゃづをつ　
  ぎゆぬぐゆ　ぴゃじゆっ　みそゅびも　にいきろね　
  るぽわせろ　てぢどげめ　っべぞほら　ぼれひてゅ　
  こごえでゎ　ぢけあざく　でかえすど　をどがだぃ　
  げぅどかに　ぴむやみひ　まぃるべぉ　ちひにぇね　
  ェホウミヴ　ルワエウバ　ヵオゥヮル　ザマグテス　
  セツズナパ　トユァッド　セラツピザ　スハエパネ　
  ェゾタョマ　キゥマペタ　トネヅガチ　ゴゼヂヅレ　
  ノゼシオポ　イタチペツ　ツセタヒミ　ニワョヴゾ　
  ヮホャガズ　ヮヂリザニ　キギヤエペ　ザセホュズ