怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
暗い田んぼ
お気に入り
1308
46
0
短編2分
コピー
「暗い田んぼ」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
親戚みんなから気味悪がられてる孤独な人(以下Aさん)がいて、 俺は中学生の時分そのAさんが好きで、 よくAさんの家に遊びにいってた。 (正直今も結構好き) そんなAさんがある日話してくれた、 Aさんが子供のときの話。 田舎の学校って、教材費とか設備費のために イナゴの佃煮を売るんだけど、 そのイナゴを生徒に集めさせるんだよ。 それで、Aさんは鈍い子だったから、 期限ギリギリまで集めてもノルマを達成できなかった。 学校はもういいって許してくれたんだけれど、 Aさんの親父がそれを聞いて、 「学校にもうしわけない。だから集めて来い」 と、Aさんを外に放り出した。 ひどい話で、Aさんはもう涙ぼろぼろ流しながら、 暗い田んぼでイナゴを集めていたらしい。 そしたら、遠くのほうに明かりがぼうっとついた。 しかし、明かりのついたあたりは田んぼばかりで、 さらに先の方は森になっていて、人は住んでいない。 それで不思議に思って、 その明かりの方向を見てみると、何かが燃えてるわけだ。 結構大きな火で、 最初は誰かが焚き火をしているものだと思っていたんだけれど、 その火の色が少し変だった。 赤になったり緑になったりするんだ。 おかしいなあとは思ったらしいが、怖くはなかったそうだ。 むしろ綺麗に思ったらしく、ずっと見ていた。 それでずっと見ていると、いきなり後ろがまぶしくなった。 Aさんの母がAさんを探してやってきたんだ。 Aさんの母は怖い顔をして、 「いつまで、集めてるんだ!」 とAさんに怒鳴った。 「だって」 と火の方を指差しても、Aさんの母は 「ただの焚き火だ」 という。 Aさんが家に戻ったときは、午後九時を過ぎていた。 家を追い出されたのは午後七時で、 火を見つけたのはすぐだと言うから、もう二時間もたっていたわけだ。 次の朝。その場所で人だかりが起きていた。 警察もいて、まあ、この手の話を聞いたことがあるなら だいたい予測がつくだろうけど、 燃えていたのは人だったんだな。 その話を聞いて、「気味悪いね」って俺が言ったら、 Aさんは、「でも綺麗だったんだよ」って。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった46
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま注目されてる怖い話
怖い話名著88 乱歩、キングからモキュメンタリーまで
フォロワーさんの本当にあった怖い話
本当にあった怖い体験談7: てにくまちゃん。の怖い話 てにくまちゃんの怖い体験談
実際にあった怖い話 2025年11月号
コワい話は≠くだけで。 1 (BRIDGE COMICS)
忌み地 怪談社奇聞録 (講談社文庫)
前の話:【ほん怖】不幸の前に現われる
次の話:【ほん怖】井戸の埋め立て
怖い話 No.3556
【ほん怖】優しい叔父さん
1735
27
1
怖い話 No.3876
【ほん怖】遠くから聞こえる
1390
34
短編1分
怖い話 No.3530
【ほん怖】拾わなくていい
1623
54
怖い話 No.19821
【ほん怖】おたまさん
1076
39
怖い話 No.20540
【ほん怖】中国の社員寮
1767
45
怖い話 No.3221
【ほん怖】夜中に掃除機をかけてはいけない
2147
怖い話 No.2968
【ほん怖】相談に乗ってくれる人
1993
37
怖い話 No.3367
【ほん怖】十和田湖ツーリング
1010
35
怖い話 No.11359
【ほん怖】病院の厨房で働いていた
1925
36
2
怖い話 No.3902
【ほん怖】桜舞い散る山道
2283
40
中編4分
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着ほん怖
でっかいカエル
古びたフランス人形
信号待ち
家への電話
ヘアピンが落ちてる
友達の家に電話
笑い声
缶けり
義理の姉
サンタとトナカイ
極限状態の意識
白黒おじいさん
新着コメント
異物混入
壁のひび割れた隙間
翌日に寝込む
凍りつく
簡単なQ&A
警察呼びますから!
あの山ば通る糞ガキどもば呪い殺してやる
赤目
山小屋の風呂