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きんきんさん
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幼稚園のときの話です。 うちの幼稚園では 『きんきんさん』と言う人がいるらしかったのです。 というのも、必ず誰でも見えるわけではなく、 クラスの半分くらいの子しか見れませんでした。 私は見えない方だったので、 その話題になる度にどんな人か聞きました。 ですが、見える友人達は皆よく分からないという答えばかりで、 詳しく聞いたことはありませんでした 最初は私に教えたくないんだと思っていましたが、 どうやら本当に分からないようです。 確かに見えるんだけど、 それを言葉にしようとすると難しい。 これが見える友人達の意見でした。 ある時、先生にそのことを話してみたんです。 これだけクラスで話題になっているのだから、 きっと知っているだろうと思っていましたが、 「何その話?初めて聞いたなぁ」 と言われました 先生にも聞かれましたが、 私自身見たことがないので答えようがありません。 仮に知っていたとしても、 言葉に表すことはできなかったと思います。 なので、私もよくは分からないが、 こういう人がいるらしいということだけ言いました。 それから結構経った頃です。 夕方に数人の友達と残っていて、 鬼ごっこをしようということになりました。 幼稚園の裏には大きな石段や木があって、 恰好の遊び場だったのですが、 昔事故があってからはそこで遊べなくなっていました。 それでも鬼ごっこをするにはスリルのある場所だったので、 バレないようにこっそりと裏へと行きました。 最初は鬼ごっこを楽しんでいましたが、 その途中に1人の子が、 「きんきんさん!!!きんきんさん!!!」 と叫び出しました。 皆も 「本当だー!!きんきんさん!!」 と同調していました。 どうやら皆見える子達だったらしく、 私しか見えていないようです。 でも、ここで見えないと言っても 決してバカにするような子達ではありませんでしたが、 1人だけというのは少し恥ずかしい気持ちでした。 「見えないのー?」 と訊かれて、いつものように 「うーんまだかなー」 と曖昧に答えました。 すると、皆一斉にこっちを真顔で振り向きました。 皆同じような表情で、いつもとは違う気がしました。 私は怖くなって、つい 「やっぱり見えるよー」 と嘘をついてしまいました。 「だよね」 とニコッと笑いかけられ、 すぐにまたいつものようになっていきました。 しばらくはそのきんきんさんに手を振ったりしていました。 ですが、私達がいないことに気付いた先生がこっちにやって来ました。 叱られてちょっとシュンとしていましたが、 その後に 「何してたの?」 と訊かれて、 「鬼ごっこしてたらきんきんさんが来た」 と答えました。 (私があの時に話した先生だったので、少しは知っています) 先生は興味深そうに「何それ?」と訊いていました。 普段なら、えっとねーと話してくれるのですが、 なぜかその時だけは両目を両手で覆い、 「見えませんー知りませんー」 と言うのです。 私は初めて見たのできょとんとしていると、 指を少し開けてこちらを真顔で見つめていました。 1人だけではなく全員がしていて、 私も焦って同じことをしました。 先生はますます気になったらしく、 「教えてよー」 と詳しく訊こうとしていました。 すると、いきなり1人の女の子が 先生の目を親指で潰そうとしたのです。 先生は尻餅をついて避けましたが、 今度はその女の子が自分で親指を目に突っ込み出しました。 先生も私もびっくりして 「やめてやめて」 と叫びましたが止めません。 周りの子達はまた空に向かって 「見えませんー知りません」 と言っている。 1,2分すると、元に戻って 「痛い痛い」 と涙目になっていました。 それでもやっぱり周りの子達は別段気にする様子もなく、 ポーッとしていました。 先生が急いで救護室に連れて行くので 私もついて行こうとすると、皆から 「んーーーーーーーーー」 と、携帯のバイブのように言われました。 それから少し騒ぎになり、親も呼ばれたりしましたが、 結局理由は分かりませんでした。 ですが一週間程すると、彼女は転校になりました。 朝急に言われてびっくりしましたが、 あいさつだけしに行きました。 彼女は両目を包帯で覆っていて、 お母さんもついて来ていました。 私が 「今までありがとう、違うところでもがんばってね」 と言うと、 「きんきんさんに嘘ついちゃダメだよ」 と言われてドキッとしました。 お母さんも何度か見たことありましたが、 何だか違う人に見えました。 最後に手を振ると、小声で 「死んじゃえば良かったのに」 と言っていて不気味でした。 これで一応終わりますが、今でもよく分かりません。 こんな体験したことある人いないでしょうか。
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