1. ホラスト
2. ほんのりと怖い話

何か力がある

お気に入り

• 何か力があるの朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「何か力がある」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 何か力があるとは

  心霊探偵八雲３　完全版　闇の先にある光 心霊探偵八雲　完全版 (講談社文庫)

• 俺の両親は、俺をはらんだ時と産まれる時の夜に、
  光が腹に入っていくような神秘的な夢を見たことで、
  
  『あんたには何か力がある』
  と信じこんでいて、
  家族で何か悩み事がある（父親の転勤に家族でついていくかどうかなど）ときには、
  俺が最終決定をして、それが良くも悪くも
  「神様はこっちを望んだんだろう」
  と言い合うような家だった。
  
  俺自身は、２０歳になる前に反抗期を経て、
  自分は平凡で何の特殊能力もない、と理解していたし、
  家族も誰に話すわけでなく、
  躾も兄弟とかわりなくされて、
  ただここ一番の決定を俺がやるって感じだった。
  
  
  そんな中、昨年の話だけれど、
  弟の子ども（俺にとって甥）が病気になった。
  
  
  最初はどの病院にかかっても原因不明。
  
  
  さらにやっと病名が分かったけれども、
  高額な治療費がかなり長期的にかかる難病だった。
  
  
  払えずに諦める親も多いらしい。
  
  
  もちろん弟や両親の貯金では治療費がまかなえず、
  実家を売って少しでも費用にあてるかどうか、
  という話になった。
  
  
  それで両親が離れて住む俺に電話をかけて、
  決めてくれと頼んだ。
  
  
  結果的に、
  「年末ジャンボを買う」
  という話になった。
  
  
  家族は年末ジャンボを３０枚買った。
  
  
  そして当たった。
  
  
  高額当選で、
  家を売らずに何とか十年ぐらいは持ちこたえる額だった。
  
  
  その間に難病指定がとれたら、何とかできるらしい。
  
  
  俺は
  『お前の取り分だ』
  と百万円ふりこまれた時に、それを知った。
  
  
  俺、その電話を答えたことはもちろん、とった覚えすらない。
  
  
  というか甥がそんな病気だということも初耳だった。
  
  
  かけていた電話番号は、俺の電話番号とにてもにつかぬ番号。
  
  
  かけてみたら、知らない男が出てすぐ切れて、
  次にかけたら解約されてた。
  
  
  母は、よく親身になって相談にのってくれた、
  
  
  甥が病院決まらない時も俺が県外の病院名を言ってくれて、
  病名が分かったと話す。
  
  
  俺から番号変えたと連絡があった、
  それがこの番号だ、
  と母親は主張するから、
  おれおれ詐欺かとも思ったけど、
  詐欺られていないので、何か分からない。
  
  
  母親は
  『お前の神様、分離したのか』
  と言う。
  
  
  『今年もジャンボ買った方がいいと思う？』
  
  
  と昨日親から電話がかかってきたので、
  やめとけ、とは言ったけど、
  多分分離したなら俺に何の能力もないので、
  答えてよかったのか、今悩んでる。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった19

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】「弔」怖い話 (竹書房怪談文庫) Amazon
  • 【ほん怖】開かずの土蔵 中編3分
  • 【ほん怖】釣り好きな上司 短編2分
  • 【ほん怖】飛弾の高山祭を見物に行った 短編2分
  • 【ほん怖】異物混入 短編2分
  • 【洒落怖】福耳の先生 中編3分
  • 【洒落怖】グニグニ 短編2分
  • 【じわ怖】正夢を見ると評判のおばさん 短編1分
  • 【じわ怖】音楽堂の改修工事 中編3分
  • 【洒落怖】執念深く恨む男の子 中編3分
  • 【意味怖】犯人は？ 短編1分

  いま話題のホラー漫画

  • 

    サユリ 完全版 (バーズコミックス　スペシャル)

  • 

    憑きそい (扶桑社コミックス)

  • 

    禍話　弐　SNSで伝播する令和怪談

  • 

    N 1 (電撃コミックスNEXT)

  • 

    ゾゾゾ変 (1) 【電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)

  • 

    僕が死ぬだけの百物語（１） (サンデーうぇぶりコミックス)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  何か力がある についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【ほん怖】自分の無線だけが混線する

  次の話：【ほん怖】綺麗な割に安いアパート

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.11629

    【ほん怖】水死体に出くわす

    にわかに信じられないんだが、 うちのおふくろがおふくろの祖父に聞いた話。 母方のばあちゃんの実家は、 漁師の網元だったらしい。 で、おふくろの祖父（以降祖父）が、 よくおふくろに話していたらしい。 祖父が若い

    1568

    35

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.11685

    【ほん怖】電話した覚えのない発信履歴

    10年前の初夏の話。 妹が父に電話しようと発信履歴の画面を出したら、 登録してない番号が１番上に出てきた。 発信日時はその日の朝6時。 朝に電話した覚えはない、 でも何だか見覚えのある番号なんだよね、 と離れて暮らす

    2120

    32

    0

    2

    短編1分

  • 怖い話 No.15031

    【ほん怖】山に激突していた

    戦時中の話なんだけど、 実家の近くにある山は本土空襲が始まると、 何故か夜間爆撃に来たB-29のかなりの数が山に激突をしていた。 墜落ではなく、 何故か山腹に衝突していたそうだ。 激突は夜間だけで、 山地にエンジン音

    1234

    51

    1

    1

    短編2分

  • 怖い話 No.3603

    【ほん怖】訳が解らない

    高校生の時、帰宅して茶の間でくつろいでいたら、 冷蔵庫の前に子供が立っていた。 いつの間に？どう見ても生身の子供。 「誰だお前？」 「…」 何も言わず、冷蔵庫を開けて竹輪を食べだした。 口いっぱいに詰め

    1483

    26

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.3842

    【ほん怖】禁断症状

    自宅にいると目の端々に人影みたいなものや、佇んでる人っぽいものを見る様になった。 夜に寝る為に電気消して真っ暗にすると、白い壁に手の平に乗るくらいの猿が何匹も壁登ってる・・・。 昼間や暗闇でも、目閉じると5センチ前に

    1599

    43

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.15046

    【ほん怖】海岸線の脇のキャンプ場

    山ではないがキャンプ中の体験談をひとつ。 10年前に北海道をツーリングした時の話。 暗くなってきたので今夜の寝床を探してると、 海岸線の脇にキャンプ場があった。 テントを張るのが面倒だったので、 バイクをポール代わ

    1307

    38

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.11501

    【ほん怖】海で遭難した好青年

    海の話です。 浦島太郎は有名な竜宮伝説の一つですが、 似たような話があります。 漁村の若者、茂吉さんは、 とても快活な好青年でした。 結婚して娘が一人いて、夫婦仲もよく、 若いながら村でも信望を集めていて、 い

    1164

    29

    0

    1

    中編3分

  • 怖い話 No.21597

    【ほん怖】バイバイ

    4月の統一地方選挙で、 某候補者のウグイス嬢をしました。 そのとき私はマイク担当ではなく、 手振りに専念していました。 手振りは、 候補者を支持してくださる方が自ら振ってくださる手をもらさず目で捉え、 「ありがとう

    1204

    24

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.3907

    【ほん怖】実家へ帰省

    ほんの３日前の話です。 正月、実家へ帰省しました。ところが、実家に着いたら、 「ただいまー。おかあさーん…」 「あの、どちらさまで？」 「何言ってんの…。私。○美」 まるっきり他人の目で見ている母。

    朗読 はこわけあみ 酔いどれホラーV

    2966

    48

    0

    3

    短編2分

  • 怖い話 No.19814

    【ほん怖】雛人形が飾ってある和室

    俺が子供の頃、父親が体験したらしき話。 両親は当時、同じ部屋で寝ていたっぽいのだが、 ある日、母親が父親に、 「イビキがうるさすぎる。 寝ている間に特大のオナラをして部屋中臭すぎる」 などの文句を言いまくっていた。

    1148

    29

    0

    0

    短編1分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 何か力がある

  ふっかつの呪文

  ぱらじぽか　まぶをへね　ぬぶやゃけ　がりとみる　
  げちじやゅ　ゎうぇたづ　ひれろほど　うんぬぎて　
  やちるぴよ　げこめやぽ　にそびきど　さんゆぅご　
  きうめぷだ　けぬほぜた　だぽぷずご　じぎねおし　
  のみるとに　ぎぉぷさご　ゃぱそめぎ　うがねこぉ　
  ャモテツゲ　ヌギクガド　カアユゥシ　ピェピゴイ　
  エホペペパ　ペオドッピ　ャハヮトセ　ヮバヶダド　
  ボミアェョ　ァゾプリジ　ユゴチココ　ヨヵヶサカ　
  ヶョバグフ　ゾスノガガ　ヘモボズド　サメハヲゴ　
  シゴヲガヲ　メボデヮァ　ベモガタオ　ハュリツセ