怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
嫌みな上司
お気に入り
1468
34
0
短編2分
コピー
「嫌みな上司」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
最近の事だけど、 元同期の部署に変わった(と言うか嫌みな)上司がいた。 同期はしょっちゅうありもしないミスを責められ怒鳴られていたが、 周りからパワハラだと指摘されると、 今度はその同期にだけ聞こえる程度に嫌がらせをし始めた。 小声で 「早く辞めちまえ」 「目障りなんだよ」 「まだ生きてるのか」 等々。 同期は会社を辞め、上司は満足そうに 「出来ないヤツがいなくなって仕事が捗るな」 と笑っていた。 辞めた後も精神的に病んだ同期は、 神社の裏手で自殺した。 しかしなぜか手には油揚げが握られていた。 私は葬儀で、 こんなにまで追い込まれていた同期に 号泣しながら謝った。 申し訳なくて無力感から涙しか出なかった、 自分が恥ずかしかった。 そして火葬場に行く直前に、おじいさんを見た。 緑色のハンチングを被ったおじいさん。 下はなぜか甚平みたいな服だった。 おじいさんはちょっとだけ私に笑いかけて、 「いいんだよ」 と言った。 火葬場におじいさんも来ていて、 みんな私の横に座っていたのでお茶を一緒に飲んだ。 葬儀後に出勤すると、 上司はやっぱり同期の悪口を言っていた。 悔しくて言い返そうとしたら、 キツネがふらりと入ってきて、 上司の足元を一回転して出ていった。 その日の夜、上司は駅の階段から落ち、 首から下が動かす事が出来ない重症を負った。 私がそれを聞いた帰り道、 コンビニであの時のおじいさんに会った。 挨拶をするとおじいさんは頷き、 「ありがとね、(同期)は何とか助かった。 もう泣かんでええけん(なぜか方言)」 普通におじいさんは私に手を振って去って行った。 上司が亡くなった訳じゃないから偶然かも知れない。 特にオチもないのに長くてスマン
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった34
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま話題のホラー漫画
憑きそい (扶桑社コミックス)
サユリ 完全版 (バーズコミックス スペシャル)
禍話 SNSで伝播する令和怪談
変な家: 1 (HOWLコミックス)
ゾゾゾ変 (1) 【電子限定カラーイラスト収録&電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)
小松左京の怖いはなし ホラーコミック短編集
前の話:【ほん怖】一之瀬川
次の話:【ほん怖】手形やら足形やら
怖い話 No.3114
【ほん怖】あなたの家の仏壇から黒い人が這い出てきた
1957
24
1
短編1分
怖い話 No.3167
【ほん怖】事務所の電話
1838
38
中編4分
怖い話 No.21644
【ほん怖】本の虫一族
1278
16
怖い話 No.3808
【ほん怖】見ちゃいけないもの
1129
35
怖い話 No.3660
【ほん怖】Sさん
1857
中編3分
怖い話 No.10846
【ほん怖】山奥の小さな集落
1364
怖い話 No.3874
【ほん怖】雨が降ると思い出す
2281
33
怖い話 No.3837
【ほん怖】大震災の朝
1449
49
怖い話 No.11372
【ほん怖】渥美半島の堤防沿いをバイクで走ってた
1742
40
怖い話 No.11311
【ほん怖】焼死体の第一発見者
1704
43
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着ほん怖
でっかいカエル
古びたフランス人形
信号待ち
家への電話
ヘアピンが落ちてる
友達の家に電話
笑い声
缶けり
義理の姉
サンタとトナカイ
極限状態の意識
白黒おじいさん
新着コメント
熊に怯えていた
えいやこらさ
忍者ごっこ禁止令
気持ち悪い人形
ゴッホ効果
カルト集団への取材
異物混入