1. ホラスト
2. 意味が分かると怖い話

旧友がやって来る

お気に入り

• 旧友がやって来るの朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「旧友がやって来る」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 旧友がやって来るとは

  禍話　SNSで伝播する令和怪談

• 一言で言うとマズい。
  自宅警備員と成り果てた俺の家へ旧友がやって来るらしい。
  らしい、というのは勝手に登録されたLINEから一方的に知らされ、既読スルーで対応しているにも関わらず、奴は着々と準備を進めているのだ。
  全く迷惑な話だ。
  当日には是非とも居留守を使わせて頂きたい所存ではあるが、生憎と俺は意思が弱い。
  奴のエンドレスインターフォン攻撃を受けたらいずれ応対してしまう事うけあいである。
  妥協に妥協を重ねて俺の白く輝く職歴がバレるのはまあいいとしても、両親の冷たい視線と惨劇と呼ぶに足る俺の部屋を見られるのは何としても避けたい。
  そんな訳でここ最近の俺は自宅清掃員へとジョブチェンジを遂げ、ゴミやフィギュアやティッシュやらやらを絶賛処理中なのである。
  しかしながらやはり俺の意思は弱く、一部R18指定丸出しのブツを捨てるというのはこれが中々精神的に難しいもので、いよいよ持ち上げた重い腰も虚しく、隣町へ隣県へと足を運んでもコイツらを捨てる事は叶わなかった訳で。
  現在では綺麗に片付けられたが故に逆に濃厚且つ芳醇な存在感を放つ異物どもをどう処理してくれたものかと、俺は今日も頭を抱えながら苦悩しつつ両親の視線に耐えてその脛にむしゃぶりつく訳である。
  一言で言うとマズい、非常にマズいのである。

  旧友がやって来るの解説
  
  
  『いよいよ持ち上げた重い腰も虚しく』
  『隣町へ隣県へと足を運んでも』
  これは死体遺棄の行動。
  つまり、語り手は
  『両親の冷たい視線』を避けたいがために
  両親を殺し、遺体をバラバラにした。
  しかし、
  『コイツらを捨てる事は叶わなかった』
  とあるように、遺体をバラバラにしたものの、
  処理に困ってしまった。
  そのため、
  『その脛にむしゃぶりつく訳である』
  と、遺体を食べることにした。
  その感想が、
  『一言で言うとマズい、非常にマズいのである。』
  であり、
  「遺体は不味い」と言っている。
  両親から冷たい視線を送られるのが怖くて
  両親を殺してしまった語り手も怖いが、
  一方的に語り手の家に来ようとする旧友も怖いのだが・・・。
  既読スルーはOKということ、
  という認識なのだろうか。
  『奴は着々と準備を進めているのだ』
  語り手の家に行くのに着々と準備を進めていることを報告する？
  遺体遺棄の流れがあり、
  『隣町へ隣県へと足を運んでも』
  とあることから、
  旧友が来るのは当日のことではないだろう。
  にもかかわらず、
  準備を進めていることを随時連絡・・・。
  なんとなくこの旧友にも危ない香りを感じてしまう。

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった38

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】意味が分かると怖い話: 黒の書 (最恐ブックス) Amazon
  • 【意味怖】全く同じ格好で耳掃除をしていた 短編1分
  • 【意味怖】恐る恐る後ろを振り返る… 短編1分
  • 【意味怖】かなしんでくれるかい？ 短編2分
  • 【意味怖】ホテルのビデオ 短編1分
  • 【洒落怖】検視小屋 中編4分
  • 【じわ怖】誇り 短編2分
  • 【じわ怖】気功師 短編1分
  • 【じわ怖】サノアさん 短編2分
  • 【ほん怖】守りが強い 短編2分
  • 【洒落怖】大混乱 長編10分

  Amazon無料でスグに読める本

  • 

    その⑤ 底辺絵描き・退屈健の毎日カツカツ生活

  • 

    母と兄が一か月以内に急に亡くなった話 漫画家なるあすくのエッセイマンガ集

  • 

    草食にもほどがある！ー夫婦なのに触れ合えない みんなの妊活・妊娠体験談

  • 

    神々の権能を操りし者～能力数値『０』で蔑まれている俺だが、実は世界最強の一角～(1)

  • 

    本当にいたカスハラ客の話: 【１】 ぼめそのエッセイ漫画集

  • 

    家が火事で炎上した話【１】 ぼめそのエッセイ漫画集

• コメント

• 1：

  　

  2022/08/27(土) 17:06:28

  旧友もヤってしまったら良いじゃん

  旧友がやって来る についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【意味怖】募金

  次の話：【意味怖】俺のロレックスの時計はどこにいった

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.23020

    【意味怖】刀鍛冶

    ときは戦国。 各地の大名が天下を治めるべく戦いあったこの時代、一人の刀鍛冶がおりました。 名は景光。 娘と二人、山のなかで暮らしておりました。 この景光の作る刀は妖刀と呼ば

    871

    30

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.16666

    【意味怖】シフト

    最近喫茶店のバイト始めたんだけど、お客さんでめちゃくちゃ綺麗な人が居て大興奮！ だから会う度会う度 ちょっとサービスしたりしてたんだ。 そうしたら、ついに 「あなたのシフトが知りたいわ」&

    2119

    32

    0

    5

    短編1分

  • 怖い話 No.16034

    【意味怖】子供の頭が出てきました

    「子供の頭が出てきました！！｣ とナースは言った 妊婦はいよいよ本格的な陣痛に入る 痛さのあまり産婦人科の先生に麻酔を打ってと願い狂い涙を流した 妊婦に麻酔など打ってはいけないと説明したの

    2340

    52

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.16011

    【意味怖】木登り

    俺は久しぶりに実家に電話をかけた。 すると電話には姉貴がでた。 俺「よっ、元気にしてた？」 姉「どうしたの？いきなり電話掛けてきて」 俺「いやぁ～あのさ、俺の飼ってた猫が気になってさ」&#

    1758

    51

    1

    1

    短編1分

  • 怖い話 No.6285

    【意味怖】放送室

    ８０年代前半の出来事。 午前10時過ぎ、２時間目の授業の最中、放送の流れるスピーカーの電源が入り、 「・・・さい。・・・なります。・・・さい。・・・なります。」 と、抑揚の無い棒読みの、低めの大人の女性の声で放送が

    朗読 【怪談朗読】新崎郁美のマヨナカラジオ,朗読が好きなOLチャンネル

    4072

    69

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.6653

    【意味怖】相談に乗ってくれ

    またAから電話がかかってきた。
    仕事で悩んでいる、人間関係で悩んでいる… と何かにつけて死にそうな声で 「相談に乗ってくれ」 と電話してくる。 大した事でもないのに、こっちも忙しいんだよ。 最近は、も

    2017

    51

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.7043

    【意味怖】祖母の死に目を看取った

    最近、祖母の死に目を看取った。 もう随分年をとっていたのだが、これがまた漫画に出てくるようなひどい意地悪婆さんで、突然勝手に家に住むと言い出し、特に父とは仲が悪く毎日言い争っていたみたいだ。 俺は早くに実家を出て東京

    1668

    37

    1

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.16495

    【意味怖】人

    なんだ、人か！ まったく、柳の木の下で浮いてるなんて。

    2603

    58

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.22039

    【意味怖】スイカ割り

    おれはA。 今日は友人たちと海に来てるんだ！ ビーチバレーや遊泳、砂風呂やカニ釣りなどたくさん遊んだ。 「よし！そろそろスイカ割りやろーぜ！」 そう、俺たちは今日のために6

    1727

    35

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.16741

    【意味怖】ミシンの音

    うちのミシンは、実家から持ってきた旧型のやつで、かなり音がうるさい。 で、そのミシンを夜中に使っていたら、隣室との間の壁が、ドンドンッと叩かれた。 「うるせえぞ、死ねっ！」 ひええ。びびって、すぐ

    1878

    40

    1

    0

    短編1分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 旧友がやって来る

  ふっかつの呪文

  めじがげぷ　よぜほやぢ　あゅもみぃ　べにずぃし　
  ぼらゎぜさ　ざきわぬゎ　ぜゅくるて　ほんぼぶお　
  ねばなあと　むめりむぞ　ゃそごゎや　りゎこにぐ　
  こゃばふへ　されにぽげ　すろゃゅだ　すぐみをり　
  づさづぞに　よんせると　れちすぁぁ　かねかどぱ　
  クヤラスウ　ガィヒュヤ　ノャュホケ　テサッポョ　
  プスサノノ　ンヅマキヮ　ゴュタゾキ　ジルニダニ　
  コワボフソ　ザッリイデ　ェブマデヌ　ボイヘギサ　
  チズヅユヶ　デペヴゼゼ　ォワリグテ　ボベッアキ　
  ミギサャゾ　ワオダノペ　モワナゥヨ　ボェネムホ