怖い話登録数18393話

恐怖感アップ
ダークモード

B君

お気に入り

2203

58

2

1

短編2分

ホラストからのお知らせ

B君の朗読動画
朗読動画を投稿する▼

「B君」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

※YouTubeのURL必須
例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********
開始時間

00時間00分00秒
再生開始の時間を指定する場合は入力してください

投稿する
B君とは
デジタル完全版永久保怪異談心霊探訪
ある日の夕方。

僕が自分の部屋で本を読んでいると、
突然窓をバンバン!と叩く音がした。

びっくりして振り返ると、
友達のB君が興奮しながら窓を叩いていた。

「A君!開けて開けて!!」

僕が慌てて窓を開けると同時に、
物凄い勢いでB君が話し出す。

「あのさ、ついさっきの話なんだけど!!」

「ちょ、ちょっとB君、その前にさ…」

「まあ聞けって。
さっき自転車乗ってたんだよ。
河原走ってて」

「…うん」

「暫く走ってて、
何かおかしいな～って思って自転車降りたらさ…」

「どうしたの？」

「自転車のチェーンかけたまんまだったんだよ」

「え？」

「だから、チェーンがかかってて、
タイヤが回らなかったの」

「…?それでどうやって走れるの？」

「分かんないよ。
その時までは走れたんだよ。
でもさ、その後はだめだった」

「だめって？」

「チェーンかかってるって事に気付いたら、
走れなくなっちゃった」

「そうなんだ…」

「無意識だからできたのかなぁ…。
あ、A君さっき何か言いかけてなかった？」

「え?!…あ、うん…あのさ…」

「？」

「…ここ、5階なんだけど、B君どうやってそこに立ってるの?」

B君の解説

B君は無意識であれば
ありえないようなことでもできるようである。

しかし、自転車のことからもわかるように、
意識すると途端にできなくなってしまう。

ということは、
今は無意識で何もなくても5階の高さに浮いていられるが、
語り手がB君に浮いている事実を伝えることで
B君は真っ逆さまに落ちてしまうだろう。

5階から落ちればまず助からない…

これから悲惨な結末が待っている。

怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ
▶幽霊が近くにいるか分かる
2人が登録しています

お気に入り
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか？

怖かった58
- #短編
次はこちらの話なんていかがですか

続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
怖い話セレクション
- 【怖い本】児童相談所の怖い話 Amazon
- 【意味怖】殺人予告短編1分
- 【意味怖】ひき逃げされた短編2分
- 【意味怖】クリスマスの強盗短編2分
- 【意味怖】不審な着信短編2分
- 【洒落怖】お絵かき短編2分
- 【洒落怖】写真から何かを感じた短編1分
- 【洒落怖】綺麗な女性中編3分
- 【洒落怖】継承長編6分
- 【洒落怖】ぬこドア短編2分
- 【ほん怖】ある朝の事短編1分
ひっそりと話題になってる心霊系の本
コメント
1：
名無し
2024/07/05(金) 21:35:06
これB君が幽霊なんだと思ってたわ
- 本文：
- 半角文字列だけの入力はできません。
- 名前（省略可）：
前の話：【意味怖】サウナ
次の話：【意味怖】奥が鏡張りになっているエレベーター
この話を読んだ人はこちらも読んでいます
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
このページの監修者

心霊サイト運営者

全国心霊マップ

ghostmap

プロフィール

Twitter
B君

ふっかつの呪文
ょはぶぎじ　ばゃぎぐぼ　ぽぷにゃれ　つあよたか　
のてごせあ　ぢなぁぉわ　めだぉびみ　わふにえひ　
わぴっべゆ　くぢげぅふ　っびょじざ　ならゎずぷ　
いりふゆぢ　にてえぱや　ざぎらさぁ　ろぁくぽか　
へぉぃめぷ　ぱぎするょ　ぁおでくほ　ぁめこおぇ　
プパメボボ　ジプアガヌ　ヒァパジト　レユテクチ　
ゲネヮルメ　ュヶヅザヴ　ゲネネチェ　グヂキンリ　
メヘィゾュ　リモツプサ　ダモツウヘ　ダジァヲヮ　
ニヵロドワ　ヵヘマパボ　ヨラピパヌ　ププンスヅ　
ブムナヵメ　ビャテトャ　ドジヘソク　ニゴルザツ

New

新着意味怖

New

新着コメント