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黒服の人

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• 黒服の人とは

  僕が死ぬだけの百物語（１） (サンデーうぇぶりコミックス)

• 身体が軽くてしょうがない、健康ってこんなにいい事なんだね。
  「待ちなさい」
  何か黒服の人が追いかけてくる
  「助けて！コナン君！」
  な～んて。
  あたしは健康になったから足だって速いのよ。
  行き場所はひとつだけ、パパやママとずっと行きたかった遊園地！
  たいした疲れもなくたどり着く、中にも入れるし、さて何処で遊ぼうかな？
  あ、パレードだ！？
  キャー！ずっと見たかったんだーーーー。
  アー楽しかった。
  ワゴンでポップコーンでも・・・・。あれ・・。
  待っている親子連れの女の子がママがポップコーン買っている間に連れて行かれた！？
  「ひとさらいーーーーーー！誘拐ですーーーーーーーーーー！」
  なんで誰も気づかないの？
  遊びに夢中だから、人がこんなに多いと騒がしいから？
  でも気づいてよ！！
  あの男を追うと、なんとトイレで子供に別の服を着せている。
  髪まで切ってる！
  「ここにいたのか！」
  さっきの黒服の人だ
  「お願い助けて」
  事情を話すと黒服の人はトイレからでてきた男を殴りつけて女の子を助けてくれた。
  「ルミちゃん！」
  「髪まで切ったのか！？なんて奴だ！」
  あの男は臓器売買の犯罪者だった。
  親子が出会えたのを見てほっとした・・・・。
  「さ」
  黒服の人が手を握る。
  「解っているよな、なんで皆がお前の声を聞かなかったのか？」
  私はうなづいた。
  「無視していたんじゃないんだ、もうきこえないんだ・・・。」
  「うん・・。」

  黒服の人の解説
  
  
  『無視していたんじゃないんだ、
  もうきこえないんだ・・・』
  つまり、語り手はもう死んでいる。
  『身体が軽くてしょうがない、
  健康ってこんなにいい事なんだね』
  死んでしまったことによって身体が軽くなった？
  語り手を追いかけていた黒服の人は
  おそらく死神。
  死んでしまった語り手をあの世に連れて行くために追いかけていたのだろう。
  そんな死神が語り手の願いを叶えて
  女の子を助けるのだからちょっと驚き。
  死神も命を奪うだけが仕事ではない、ということか…？

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• コメント

• 1：

  名無し

  2022/02/28(月) 14:21:27

  死神っていいね

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