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隠居
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怖いけど不思議な話。自分の祖父は山が大好きで、長年勤めていた会社を退職したあと退職金で山の土地を買いそこで暮らしている。その山はすぐ近くに町がありインフラもしっかりしていて、ある程度恵まれた環境の山だった。夏の間は空部屋を地元の子供たちに提供して林間学校みたいなこともやっていて、後から入ってきた余所者という扱いはすぐになくなったらしい。(まあ、65過ぎていて老人だったこともあっただろうけど)街の住人とも打ち解けて、なかなかいい老後を過ごしていた。 しかし、そんないい山が、なんで祖父の退職金で家が立てられるお金が残るほど安いお金で買えたのかが不思議だった。祖父と酒を飲みながら笑い話ついでに聞いてみると、祖父は笑いながら「この山は鬼の隠居が住む山なんだよ」という話をしてくれた。言い伝えというか童話のような話だが、鬼は年老いて若いものに権力を譲ったあとに、自分に気兼ねなくして欲しいということで隠居するんだが、その隠居したという場所がこの山なんそうだ。近くには鬼の隠居場所と呼ばれる洞穴が幾つもあって、中は入り組んでいて入るのは危険だそうだ。その伝承があってあまり良い土地とされてなかったので安かったそうだが、「今ではそれを気にするような子供も親もいないし、いい場所だよ」と言っていた。話はそれで終わったが、今よくよく考えてみると、その童話は姥捨の習慣が変異してできたものではないか?と思うようになった。今では道が整備されているが、元々は道という道もないような鬱蒼とした山だし、洞穴も一回入ったら出れないというのも、そういうことなんじゃないかと勘ぐってしまう。だが特に事件もなく、祖父にそのことを話して気分を悪くさせることもないので、一人つぶやいてみた。
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名無し
姥捨の話というのは実話ではないと専門家は言うね。 そもそも高齢者を養えないほど食料事情の悪い状況に置かれると人は殆どが早死にし、たまに長生きする人は若者と一緒に農作業が出来るほど元気・・・という状態になるそうで、捨てるべき老人は発生しないのだとか。
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