1. ホラスト
2. 意味が分かると怖い話

海藻

お気に入り

• 海藻の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「海藻」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 海藻とは

  新　心霊探偵八雲２　青藍の呪物　【電子特典付き】

• いい年をしてぶらぶらと遊び呆け、
  多額の借金をこしらえた男がいた。
  年老いた母親が八方頭を下げて男の借金を返してやり、
  男は母親に連れられて実家へ帰ることになった。
  ところが二人が乗り込んだフェリーは岸を離れたところで座礁して沈没し、
  男と母親を含めた乗客たちは真っ暗な夜の海へと投げ出された。
  水面に上がろうともがく男の足には、海藻が何度も絡みつき、
  男はその度に水中深く引き込まれそうになった。
  男は海藻を蹴りほどきながら、命からがら海岸まで泳ぎ着いた。
  翌朝、浜辺には水死したフェリーの乗客の死体が多数打ち上げられた。
  その中には、恨めしげな顔を浮かべた男の母親の死体もあった。
  男は震えながら、傍で合掌していた地元の老人に尋ねた。
  「じいさん、このあたりの海は海藻が多いんだろ？」
  しかし、老人は首を振って答えた。
  「いいや。石ころばっかりで、海藻なんか一本も生えてねえ海だよ」

  海藻の解説
  
  
  『石ころばっかりで、海藻なんか一本も生えてねえ海だよ』
  つまり、男が海藻だと思っていたものは、
  「人の手」であった。
  さらに、
  『恨めしげな顔を浮かべた男の母親の死体もあった』
  と\"恨めしげな顔\"である。
  おそらく男に絡みついていた「人の手」は
  母親であった。
  『年老いた母親が八方頭を下げて男の借金を返してやり、
  男は母親に連れられて実家へ帰ることになった』
  と、散々男に迷惑をかけられた挙句、
  最終的には見捨てられてしまった母親。
  むしろ、蹴りほどかれているので、
  「男に意図的に殺された」
  と、母親は思い、
  『恨めしげな顔』をしていたのかもしれない。
  母親の気持ちを考えると、
  正直いたたまれない話である…

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった53

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】最恐怪奇読本 ザ・怖い話 2021 Amazon
  • 【意味怖】テープレコーダー 短編1分
  • 【意味怖】イケメン 短編1分
  • 【意味怖】書くもの 短編1分
  • 【意味怖】酷く怒る母 短編1分
  • 【じわ怖】同級生の目撃談 中編3分
  • 【じわ怖】立入禁止 中編4分
  • 【じわ怖】三階のトシ子ちゃん 長編5分
  • 【洒落怖】預かり物 中編4分
  • 【洒落怖】怖い隣人体験 中編3分
  • 【じわ怖】遺体が公開されなかった 短編2分

  いま話題のホラー漫画

  • 

    憑きそい (扶桑社コミックス)

  • 

    サユリ 完全版 (バーズコミックス　スペシャル)

  • 

    N 1 (電撃コミックスNEXT)

  • 

    領怪神犯（１） (角川コミックス・エース)

  • 

    禍話　SNSで伝播する令和怪談

  • 

    僕が死ぬだけの百物語（１） (サンデーうぇぶりコミックス)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  海藻 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【意味怖】落とし物の封筒

  次の話：【意味怖】俺は彼女の過去を気にした事なんてないのに

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.16469

    【意味怖】俺は妻の名を叫んだ！

    今日も疲れた... 妻はもうベッドで寝てるし俺もそろそろ寝ようかな。 ダブルベッドの真ん中で寝ている妻を避け、仰向けに就寝した。 数分後 (か、体が動かない...!!) 金縛りにあった俺は、なんとかして動こうと

    2240

    41

    1

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.16564

    【意味怖】怖いでしょ？

    いつもと同じ帰り道を通ってるはずだった。見覚えのない建物が突如私の前に現れたのだ。学校だろうかと思ったがどこか違う。私の行っているコンクリートの建物ではなく木造の古めかしい建物だった。閑散とした感じがして怖くなった私は誰

    1365

    56

    0

    1

    短編1分

  • 怖い話 No.23232

    【意味怖】アマガエル

    俺の姉は車通勤なんだけど、いつも近道として通る市道がある。 それは河沿いの、両脇が草むらになってる細い道なんだけど 田舎に住む人ならわかると思うけど、そういう道って夏の雨が降った時とか、アマガエル

    1296

    20

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.19637

    【意味怖】僕のママは働き者

    僕のママは働き者。 パパが他のところへ行っても僕たちを育ててくれた。 なのにママは死んじゃった。 ママ死んじゃったから僕たち食べるものなくてママを食べてしまった。 僕の兄弟

    1774

    33

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.22043

    【意味怖】勘違い

    それは、俺が社の研修で初めてその国に行った時のことだ。 あの時の事がいまだにトラウマとなり、あれ以来、二度とこの国の料理だけは食うまいと誓っている。 俺たち班のメンバーは、都心から少し離れた町に昼

    1722

    37

    1

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.6166

    【意味怖】上走ってる中学生のパンツ見えそー

    俺も昨日乗り遅れた（藁 すんげー猛ダッシュで階段上ったんだが、上走ってる中学生のパンツ見えそーとかいらんこと考えてたのが悪かった。 改修工事やってるの忘れてて、ホーム閉鎖、俺一人で呆然と立ってるわけよ（藁 向かいの

    2515

    57

    2

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.5944

    【意味怖】カレンダーの謎

    久しぶりに実家に帰ると、亡くなった母を思い出す。 母は認知症だった。身の回りの世話をつきっきりでしていた父を困らせてばかりいた姿が目に浮かぶ。 そして今は亡き母の書斎に入った時、私は初めて違和感を覚えた。母に

    5919

    156

    2

    21

    短編1分

  • 怖い話 No.6237

    【意味怖】伝説の古い大きな木

    私の学校の敷地には古い大きな木があって、その木の下で告白されると
    二人は永遠に結ばれるという伝説がありました
    私も憧れのＡ君にその木の下で告白されたいなぁと常日頃思っていました ある日下駄箱を開けてみる

    1598

    36

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.6329

    【意味怖】雪山の山小屋

    俺の趣味は雪山に登って写真を撮ること。 今日もいつもと変わらず登った。 だが天気が悪化し近くにあった山小屋で 天気が回復するのを待つことにした。 山小屋にはもう一人赤い色の服を着た女の人が来ていた 俺「いつにな

    1523

    37

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.6848

    【意味怖】こっちからも手を振り返せばいいんじゃね

    何年も前の話だけど学校の帰り道、 友人と歩いていておかしな相談を受けた。 使ってるPCの画面の向こうに映ってる自分が ものすごいにやけた顔でこちらに手をふってくるんだが どうすればいいというものだった。 こいつ

    3001

    43

    0

    0

    短編1分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 海藻

  ふっかつの呪文

  ねいぐんぴ　らべとぅも　いおあふそ　づあぬるゆ　
  ゅぁぴぴけ　えべまわそ　ぢあぴびむ　こすひてき　
  こゅゆめか　ぐぴうすろ　へまをいも　ゅえのほれ　
  ぐぶぱゆべ　まずきぷり　うひちげら　ぅもかょや　
  えとゅうう　るっじしし　はえぞきぁ　ぷしれんつ　
  ゴダヨマャ　ッヶヅレレ　ペポベダギ　メイゥレグ　
  ゾヵクブニ　ズロゥゲラ　ヶヶピボデ　パヶブソァ　
  ナツゾゼボ　ヮヒヨホネ　ブコシユガ　ァビメテド　
  ヅプヴボヵ　ザロハッグ　ンズニゼヂ　ゥパヤェョ　
  カメヲケフ　ヌボウパド　ャドダグメ　ユヶイケチ