1. ホラスト
2. 意味が分かると怖い話

海藻

お気に入り

• 海藻の朗読動画

• 

  YouTubeでこの話の朗読動画を見かけませんでしたか？

  朗読動画を投稿する▼

  「海藻」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 海藻とは

  実際にあった怖い話 2025年3月号

• いい年をしてぶらぶらと遊び呆け、
  多額の借金をこしらえた男がいた。
  年老いた母親が八方頭を下げて男の借金を返してやり、
  男は母親に連れられて実家へ帰ることになった。
  ところが二人が乗り込んだフェリーは岸を離れたところで座礁して沈没し、
  男と母親を含めた乗客たちは真っ暗な夜の海へと投げ出された。
  水面に上がろうともがく男の足には、海藻が何度も絡みつき、
  男はその度に水中深く引き込まれそうになった。
  男は海藻を蹴りほどきながら、命からがら海岸まで泳ぎ着いた。
  翌朝、浜辺には水死したフェリーの乗客の死体が多数打ち上げられた。
  その中には、恨めしげな顔を浮かべた男の母親の死体もあった。
  男は震えながら、傍で合掌していた地元の老人に尋ねた。
  「じいさん、このあたりの海は海藻が多いんだろ？」
  しかし、老人は首を振って答えた。
  「いいや。石ころばっかりで、海藻なんか一本も生えてねえ海だよ」

  海藻の解説
  
  
  『石ころばっかりで、海藻なんか一本も生えてねえ海だよ』
  つまり、男が海藻だと思っていたものは、
  「人の手」であった。
  さらに、
  『恨めしげな顔を浮かべた男の母親の死体もあった』
  と\"恨めしげな顔\"である。
  おそらく男に絡みついていた「人の手」は
  母親であった。
  『年老いた母親が八方頭を下げて男の借金を返してやり、
  男は母親に連れられて実家へ帰ることになった』
  と、散々男に迷惑をかけられた挙句、
  最終的には見捨てられてしまった母親。
  むしろ、蹴りほどかれているので、
  「男に意図的に殺された」
  と、母親は思い、
  『恨めしげな顔』をしていたのかもしれない。
  母親の気持ちを考えると、
  正直いたたまれない話である…

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった53

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】実際にあった怖い話 2025年3月号 Amazon
  • 【意味怖】海と山 短編1分
  • 【意味怖】ビデオカメラ 長編5分
  • 【意味怖】呪いの人形 短編2分
  • 【意味怖】いきなりプツンっと停電したんだ 短編1分
  • 【じわ怖】消えた妹 短編2分
  • 【洒落怖】ベランダの女 中編4分
  • 【ほん怖】サバゲー中に行方不明 短編2分
  • 【洒落怖】おかしな家族 長編5分
  • 【じわ怖】曾じいちゃんが亡くなった 短編2分
  • 【ほん怖】裏山から見えた情景 短編2分

  いま話題のホラー漫画

  • 

    サユリ 完全版 (バーズコミックス　スペシャル)

  • 

    N 1 (電撃コミックスNEXT)

  • 

    憑きそい (扶桑社コミックス)

  • 

    禍話　弐　SNSで伝播する令和怪談

  • 

    領怪神犯（１） (角川コミックス・エース)

  • 

    ゾゾゾ変 (1) 【電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  海藻 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【意味怖】落とし物の封筒

  次の話：【意味怖】俺は彼女の過去を気にした事なんてないのに

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.16891

    【意味怖】純金

    ある大富豪は重度の金属アレルギーで食器のナイフ・フォーク・スプーンの類は全て純金を使用していた。 純金は非常に安定した物質なので唯一金属アレルギーになることもない。 しかし、知らない人にとってはいやみにし

    1973

    26

    0

    2

    短編1分

  • 怖い話 No.6788

    【意味怖】新たな生物

    我々は、新たな生物を造りだす事に成功した。 しかし、食事を取らずみるみる痩せていく。 野菜や果物、様々な動物の肉を食べさせようと試みたが受け付けず、 食してはくれなかった。 食材を焼いてみたり、 揚げてみたりと

    2328

    68

    0

    1

    短編1分

  • 怖い話 No.16910

    【意味怖】呪いの椅子

    この椅子は座ったものが必ず死ぬ呪いの椅子と言われ恐れられてきた。 酒場に置かれていたが、最初に座った人は戦死し、次に座った人は、帰りに交通事故に会って死んだ。 いわくつきになってからも酒を飲むと気が大きく

    2107

    44

    0

    1

    短編1分

  • 怖い話 No.6012

    【意味怖】日本人は女の霊を怖がるから和製ホラーは女の霊が多い

    大学生の姉貴と借りてきた日本のホラー映画を見ているときに「日本人は女の霊を怖がるから和製ホラーの主役は女の霊が多いんだ」とネットで読んだウンチクを話した。 姉貴はあんまり興味無さそうに「ふーん」と言った。   

    2579

    26

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.16035

    【意味怖】スプーン

    ある学校でスプーンを後ろに投げて落ちた時に音がしなかったら死ぬという噂が流行った。 その話に興味を持った生徒が夜中に部屋でやってみた。 音はしなかった。 その生徒はショック死した。 次の日

    1701

    51

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.6392

    【意味怖】二度目の事故

    A「二度目の事故だって？」 B「痛かったよ。二度と致命傷は負いたくないって思ったわw」 C「二度目はないから安心しろ」 A「え？」 C「いや、こっちの話だ」

    1447

    28

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.5977

    【意味怖】オバケになる

    小さい時の話です。 ある日、兄がカブト虫の幼虫を沢山取ってきました。僕も欲しくなり何処で取って来たのか、聞きましたが教えてくれません。 僕は裏山だと思い、次の日友達と2人で裏山に行きました。幼かった僕たちはカ

    4073

    61

    1

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.16288

    【意味怖】階段の音

    私と姉の2人で一軒家に暮らしている。 お互い働いていて、用事がないとき大抵はそれぞれ二階の自分達の部屋でのんびりしている。 姉の方が出勤時間が早い。 そのため今日も姉が玄関の戸を閉める音で目が覚め

    1614

    36

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.15889

    【意味怖】自慢のバイクでいつもドライブしている

    私は週末には自慢のバイクでいつもドライブしている さっき交差点を右折したらトラックと少し接触した だがバイクに傷が付いた訳でも無いのでそのままドライブをしていた 少しして赤信号があったので止まった

    1238

    36

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.6871

    【意味怖】冬山の遭難者

    冬山で遭難した登山者が見つかった時のこと。 捜索隊に加わっていた人から、こんな話を聞いたという。 遭難者はメモ帳に、死ぬ寸前まで日記をつけていたらしい。 日記の最後の方は飢えと寒さのためか、字が乱れていて読めたもの

    2483

    40

    1

    0

    短編1分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 海藻

  ふっかつの呪文

  ねいぐんぴ　らべとぅも　いおあふそ　づあぬるゆ　
  ゅぁぴぴけ　えべまわそ　ぢあぴびむ　こすひてき　
  こゅゆめか　ぐぴうすろ　へまをいも　ゅえのほれ　
  ぐぶぱゆべ　まずきぷり　うひちげら　ぅもかょや　
  えとゅうう　るっじしし　はえぞきぁ　ぷしれんつ　
  ゴダヨマャ　ッヶヅレレ　ペポベダギ　メイゥレグ　
  ゾヵクブニ　ズロゥゲラ　ヶヶピボデ　パヶブソァ　
  ナツゾゼボ　ヮヒヨホネ　ブコシユガ　ァビメテド　
  ヅプヴボヵ　ザロハッグ　ンズニゼヂ　ゥパヤェョ　
  カメヲケフ　ヌボウパド　ャドダグメ　ユヶイケチ