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優しい祖母
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私の家は共働きで、私は小学生の頃は夏休みとか冬休みをほぼ祖母の家で過ごしてた。 その頃の話。 冬休みに行くと祖母が干した干し柿が軒先に下がってて、私はそれが好物だった。 干し柿が食べたい時は祖母に言って取ってもらってたので、その時も祖母を呼びに行った。 居間を覗くと、いつもの場所に座った祖母の膝に知らない子が座ってた。 祖母はその子の頭を撫でている。 近所にそのくらいの年代の子はいないし、誰だ?と思ってたらフッと消えた。 そこで私に気付いた祖母は、 「なんね、柿食いたかと?」 といつもの調子で言った。 柿を取ってもらいながら、さっきの子の事を聞くと、 「私も知らん子けど、最近よう来て甘えてくるけん、好きにさせとると。悪さもせんし」 との事。 その後も、その子が祖母にくっついてるのを数回見た。 明らかに人外の何かと平然と付き合う祖母が、当時はちょっと怖かったが、 今になって考えると、祖母は優しいからなぁと、ちょっとしみじみする。
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戦後しばらくまで「ちょっと喉が渇いたので」と声を掛けると,お茶どころか食事まで出してくれる人は全然珍しくなかったらしい。 大正天皇も行幸先で,普通のおじさんのふりをして民家でお茶や食事を振る舞われるのを楽しみにしていたと聞いたよ。
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