1. ホラスト
2. ほんのりと怖い話

木賃宿的な安宿

お気に入り

• 木賃宿的な安宿の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「木賃宿的な安宿」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 木賃宿的な安宿とは

  N 1 (電撃コミックスNEXT)

• この話するとトシバレだけど御愛嬌で勘弁。
  
  昭和50年頃、アタシは旅役者で全国をドサ周りしてたのガチ。
  
  
  んで、某県に行った時のことさ。
  
  
  いつも木賃宿（って分かる？）的な安宿に泊まるんだけど、
  この時の宿は気持ち悪かった。
  
  戦災から焼け残ったボロボロの木造平屋で、
  廊下の両側に畳二畳の小部屋がズラーッと並んでる。
  
  
  聞いたところでは、
  昭和34年の売春禁止法施行前まで売春宿（いわゆる赤線）として
  使われていたらしい。
  
  
  ここで一人一部屋ずつ入れられて寝たんだけど……
  
  
  廊下の片側の部屋に泊まった人間全員（マジ全員！）が
  金縛りに遭って、
  16，7の田舎臭い女の子が
  血まみれの大きな舌を首もとまで垂らしてる夢に一晩中うなされた。
  
  
  しかも、その子は
  ケーロケロと蛙みたいな声を出し続けてるんだって。
  
  
  アタシは被害に遭わなかったから、
  翌朝その話を聞いて不覚にも笑っちゃった。
  
  
  でも、被害者の中で一人だけ、
  蛙語を聞き分けた東北出身の女性がいた。
  
  
  彼女いわく、
  
  
  「あれは蛙の鳴きマネじゃない。
  ケェシテケロ（＝帰してくれ）って言ってたんだよ」
  
  
  朝、窓を開けたら裏庭に大きな柿の木があったから、
  「あの柿の木で首を吊ったんだと思う」
  と言っていた。
  
  
  彼女の話がホントなら、
  柿の木側の部屋に泊まった人間だけがやられたんだろうね。
  
  
  戦後は東北から売られてくる娘がまだいたんだねーと、
  みんなで何となくしんみりしちゃったことを覚えてる。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった35

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】身近で起こった怖〜い話① Amazon
  • 【ほん怖】ある朝の事 短編1分
  • 【ほん怖】枝に何かぶら下がってる 短編1分
  • 【ほん怖】扉の音 中編3分
  • 【ほん怖】釣り好きな上司 短編2分
  • 【洒落怖】包丁男 短編2分
  • 【じわ怖】家電の付喪神？ 短編2分
  • 【じわ怖】玄関を開けて入ると 短編1分
  • 【意味怖】誰か入っていたのかな？ 短編1分
  • 【じわ怖】かつて運営していたサイトの話 中編4分
  • 【洒落怖】彼女と髪の長い女 長編7分

  漫画売れ筋

  • 

    みいちゃんと山田さん（３） (マガジンポケットコミックス)

  • 

    みいちゃんと山田さん（１） (マガジンポケットコミックス)

  • 

    キングダム 77 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

  • 

    航宙軍士官、冒険者になる9 (電撃コミックスNEXT)

  • 

    BLUE GIANT MOMENTUM（６） (ビッグコミックススペシャル)

  • 

    SPY×FAMILY 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  木賃宿的な安宿 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【ほん怖】手形やら足形やら

  次の話：【ほん怖】自称すごい怖がりのＡ子

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.10543

    【ほん怖】古い神社の例大祭

    オレはイベント業者なんだけど、 十年ほど前の夏に、ある大企業のイベントを広告代理店から請け負って、 全国をツアーしたんだ。 全国１１ヶ所だったかな、 その街の大きな祭りにタイアップして同時開催させてもらう。 そのため

    1239

    34

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.21678

    【ほん怖】奇妙な足音

    小学5年の時の体験。 家の近くに、 『UFOの基地がある』と噂されている山があった。 実際、 『その山の上空に奇妙な動きをする光の球を見た』 と言う友人も複数人いた。 そこで当時UFO博士を自認していた私は、 基地

    1373

    18

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.3232

    【ほん怖】小さな町工場

    プロ占い師で、 バイトでお祓いみたいなこともやってる友人から聞いた話。 「工作マシンの下を、たまに影みたいなものがスッと動く。 軽い足音を聞いたという家族もいるから見てほしい」 という客の依頼で、ある小さな町工場

    1727

    33

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.15015

    【ほん怖】山道の坂を自転車で下っていた

    会社の帰りに半山道の坂を自転車で下っていたら、 資材置き場の駐車場にちょっと大きめのシャム猫がいた。 明日の朝食用のパンでもあげようかなとかそちらを見ていたら、 進行方向側が急に黒くなった。 なんだとか思って、

    1418

    42

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.3709

    【ほん怖】怪奇と煙草

    私は雑誌関係のライターをやっているものです。 なんとか食えてるという程度で、売れっ子というわけでもありません。 オカルト関係の仕事をやっていると、自分自身が奇妙な体験をすることもあります。 東京のある大学病院に取材

    1795

    49

    1

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.3111

    【ほん怖】画像編集のバイト

    もう10年くらい前の話。 知り合いのツテで 画像編集のバイトを紹介してもらった。 photoshopを使った事があれば難しくない内容で、 給料がやたら良かったので即決した。 バイト初日、PCを一台あてがわれ、

    1908

    27

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.14996

    【ほん怖】太鼓の音

    家人が変なことを言っていた。 雑木の山の造成地に我が家があるのだが、 明け方に太鼓の音が聞こえたんだと。 トテテテン、 とか何かメロディーになってたらしい。 うちの隣はフェンスを越えれば山で、 反対側の隣家から

    1909

    39

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.3361

    【ほん怖】会社の完全休業日

    もうずいぶん前の話。 親父が亡くなって間もなかったころの話。 先に書くがオチはないよ。 ある日曜日、仕事が捌き切れないままに午後から出社。 シーンとした事務所内で仕事を片づけていた。 会社は工場だったが、 その日は交代

    1745

    53

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.11422

    【ほん怖】姑に呪われた

    週末に法事で、 2年ぶりに義兄嫁と遭うから書きに来ました。 「姑に呪われた」 ってリアルの友達付き合いで話したら、 絶対に引かれるか電波さん扱いのどっちかになると思うから言えない。 姑は私の事が大嫌いだったのに、

    2031

    35

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.21665

    【ほん怖】水に愛されている

    何故だかはわからないが、 幼い頃から不思議な体験の多い自分。 怖いというより謎。 13歳の時、友人の伯母である占い師に、 「あんたは水に愛されているね。 14歳までに水の事故でこの世を去るだろう」 って言われた。 勿

    1019

    20

    0

    0

    短編1分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 木賃宿的な安宿

  ふっかつの呪文

  っげぺょぉ　ぱげしでひ　ゎはぴせぴ　ねぼねぎご　
  めぞょいぅ　たほひきま　ふゅごぺり　さぽじせを　
  さわこばむ　よゅびみし　うっゎぜぬ　よらはげぐ　
  づうごぽぅ　こぁぷよけ　ぞてないめ　ほぁぱれせ　
  っそゆしく　へぐぃみみ　うぃぬぽせ　らすぜふぶ　
  ワモィヂヴ　ミャァゾヴ　デポナチキ　シヵパアロ　
  ポブズヘツ　ヮロサヴラ　ギザバゴエ　アプソタヮ　
  ダタヲイユ　ゥワワプク　ヶヅザギヘ　ドサッヴニ　
  ョウコタロ　デヅフヌォ　マサゾヂミ　オョヌヨツ　
  エヂスョラ　ヶヨウハバ　シガヮソム　ゲザエアニ