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B子の体験談
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2年ほど前に、 大学の友人達(A子、B子、私)と学校から家に帰った時の話。 A子とB子は仲が良くていつも一緒なんだけど、 私も含めた三人で一緒に帰る機会はあんまりないから、 楽しくてハイテンションになって、ずっとしゃべりながら歩いてた。 A子は普段からよくしゃべる子で、明るい子なんだけど、 B子は明るいけど積極的にしゃべる方ではなくて、 いつもは話を聞いて、うなずいて笑っている方が多い子。 この日も私とA子の会話にうなずいて笑っていた。 季節は大体この時期で、 話の流れは自然と怖い話になっていった。 A子は普段から霊感がある子で、 それぞれのリアルな体験談で笑って盛り上がってた。 すると、あんまりしゃべらないB子がふいに、 「私、目の前でトラックにはねられた子供を見たことあるよ」 と、嬉しそうな顔をして話しはじめた。 「えー、めっちゃこわい!」 「まじで~」 などと私とA子は盛り上がって、 その話に食いついた。 「自転車で車道のわきを走ってたら、 目の前に自転車に乗った子供がいてね、 なんとなく見てたんだけど、 次の瞬間、後ろからものすごい勢いでトラックが走ってきて、 子供が巻き込まれて首が飛んだの」 そんな話をB子は楽しそうにしゃべった。 「それは怖い、まじで~」 「初めて聞いたよ、そんなB子の話」 A子とB子は高校からの大の仲良しだけど、 この時初めて聞いたB子の凄い体験談にA子は多少戸惑っていた。 B子は 「ねえ、その首が自分の自転車のかごにはいったら、めっちゃ怖い!」 などと冗談を言ったりして、 私達は更に盛り上がり、 その後はいつも通り駅で別れて帰った。 翌日、学校前でA子とB子に出会って、 私がすさかず 「昨日のB子の話が一番びっくりした~」 と言うと、 B子はきょとんとして、 何のことかさっぱり分からないという顔をした。 私とA子が一生懸命昨日のことを説明しても、 分からないと言うばっかり。 B子は 「そんな体験なんてしたことないよ。 っていうか、昨日一緒に帰ってないでしょ?」 と言った。 嘘にしては未だにそれを真剣に否定しつづけてる。 霊感が強いA子は、 それからその話題に触れたがらない。 当時のことを一生懸命思い出してまとめてみました。 不思議でしょうがない。
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