怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
この事一切他言無用
お気に入り
1566
49
1
0
短編1分
コピー
「この事一切他言無用」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
田舎に住んでた子供の頃、 地元から一つ向こうの山で遊んでるうちに迷った。 泣きたい気持ちを堪えながら、 闇雲に歩いていると人の声がする。 安心してそっちに行ってみると変なものがいた。 ガリガリに痩せた3mぐらいあるやたらでかい人間?が、 蛞蝓みたいな体に人間の顔が埋まったような生物(複数いた)に鎖を繋いで歩いていた。 やつはすぐにこっちに気付き、近づいてきた。 もうガクガク震えていると、 腰をヌッと落とし顔を近付け、 「この事一切他言無用」 と言った。 目が異様に小さかったのを覚えている。 道に迷ったの、と何とか口にすると、 やつは暫く考えた後、 「ここをこう行け」 と教えてくれた。 その時、後ろの蛞蝓人間?がみんな口々に叫んだ。 助けてください!きみ人間だろ!助けて!こんなの嫌! みんな泣いてるようだった。 当然俺にはどうしようもなく、 半泣きで固まっていると、 やつはまた鎖をぐっと持って、 彼らを引っ張りながら森の奥に消えて行った。 助けを乞う声はずっとしていた。 そしてやつの背中が見えなくなったあと、 俺は変な声で叫びながらも教えてもらった道を無我夢中で走った。 あれだけ迷ったのに簡単に家に着いたんだから、 悪いやつではなかったような気もするが、 あれが物の怪だったのは間違いないとしても、 あの蛞蝓人間が何だったのかがよく分からないままだ…。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
1人が登録しています
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった49
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
ひっそりと話題になってる心霊系の本
心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている (角川文庫)
となりの怪異談 (3) ~日常に潜む心霊ばなし~ (本当にあった笑える話)
不動清の心霊物件ファイル 合冊版 (素敵なロマンス)
絶対に行ってはいけない!最恐 心霊スポット大全
心霊探偵八雲1 完全版 赤い瞳は知っている 心霊探偵八雲 完全版 (講談社文庫)
心霊浄化師 神楽京 恐怖の地下屋敷
前の話:【ほん怖】裏山の古井戸
次の話:【ほん怖】あこ
怖い話 No.11194
【ほん怖】チラチラピンク
1675
40
怖い話 No.3220
【ほん怖】合宿教習の寮
1502
31
短編2分
怖い話 No.3036
【ほん怖】父が亡くなった日の朝
1242
36
怖い話 No.3360
【ほん怖】部下の好青年
2161
26
怖い話 No.3753
【ほん怖】母親の世代の女性
1859
怖い話 No.11577
【ほん怖】六甲山に出る牛女
1733
23
中編3分
怖い話 No.11638
【ほん怖】船が乗り上げていた“何か”
1051
37
怖い話 No.11545
【ほん怖】ロープウェイのプラットフォーム
1311
42
怖い話 No.2985
【ほん怖】葬儀のロウソクの火
1626
28
怖い話 No.10825
【ほん怖】空き地でボール遊びしてた
1929
35
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着ほん怖
でっかいカエル
古びたフランス人形
信号待ち
家への電話
ヘアピンが落ちてる
友達の家に電話
笑い声
缶けり
義理の姉
サンタとトナカイ
極限状態の意識
白黒おじいさん
新着コメント
警察呼びますから!
あの山ば通る糞ガキどもば呪い殺してやる
赤目
山小屋の風呂
母が精神の方で入院するかもしれない
狩られる6人
精神科医の伯父