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真っ暗な川沿いの土手

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• 真っ暗な川沿いの土手とは

  あかりとシロの心霊夜話 36巻

• 中学生のころ文化祭の準備でよる8時を回ってしまい、
  近道の真っ暗な川沿いの土手（長い）に入ってしまった。
  
  そこで痴漢に遭い、自転車を押さえられ首を絞められて、
  ズルズル草むらへつれて行かれそうになったですわ…ヒャヒャ。
  
  もがいても首に巻きついた手はがっぷり取れない。
  
  大声を出しても真っ暗な土手は誰もいない。
  もうダメだ殺されると諦めたが、
  諦めきれず一瞬の隙をついて裸足のまま土手沿いを走ったのですが、
  誰もいない長い堤防の暗闇に一匹の犬がみえ、オッサンもいました。
  
  その犬を見たとき神様だと思いました（笑）
  
  よくみると、
  見覚えのあるうちのワンコ様と家のオッサンでした。
  助かりました。
  
  何でも、
  犬が突然鎖を切って逃走したので父がここまで探しに来て、
  ついでに散歩をしたという。
  
  あまりに帰りが遅い私を探してたのではなかったのね。
  

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