1. ホラスト
2. じわじわ来る怖い話

ホテルで会った友人

お気に入り

• ホテルで会った友人の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「ホテルで会った友人」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• ホテルで会った友人とは

  警察怪談　報告書に載らなかった怖い話 (角川書店単行本)

• 結婚式の衣装合わせのことで
  都内の某有名ホテルに行った時、
  ロビーで中学の同級生に会った。
  
  当時すごく痩せていて病弱で暗かった人だったが、
  ふっくらと普通の人になっていて、
  よく笑い、よくしゃべるのでちょっと驚いた。
  
  もっと驚いたのは、
  ホテルのスイートに泊まっていると聞いたこと。
  
  「上でお茶でもとろう」
  
  と言われるままに上階へ。
  
  すごくいい部屋で、
  宿泊というより暮らしている感じだったが、
  
  「どうして？」
  
  と聞いても笑って答えない。
  
  
  
  
  
  こう言っては何だけど、
  彼女はホテルらしからぬ普段着で、
  とても浮いた感じがして、
  とても不思議だった。
  
  ルームサービスでお茶とケーキを頂き（彼女の奢り）、
  そろそろ帰ろうという時、
  彼女がふと
  
  「いいもの見せてあげる」
  
  と言って、
  奥のベッドルームに連れていかれた。
  
  カーテンが引いてあって薄暗く、
  医療器具のカートみたいなものが置いてあり、
  ベッドに裸で髪の長い女の人がむこうを向いて座っていた。
  
  いまだに混乱して記憶が曖昧なのだが、
  大きなオムツをしていた様な気がする。
  
  汚れた脱脂綿みたいなものが部屋中に散らばっていて、
  その人は片手が肩の下のところから無かった。
  
  呆然としたまま部屋から押し出されたが、
  
  「あの人は誰？」
  
  と尋ねても、
  
  「知り合いなの」
  
  と笑うばかり。
  
  急に自分が彼女の事を全く知らない事に気がついて凄く怖くなり、
  しどろもどろに別れの挨拶をして逃げ帰った。
  
  彼女はあたふたする私を楽しんでいる様な感じだった。
  
  その後、
  何度もそのホテルに行かなければならなかったが、
  もう一度彼女を訪ねる勇気はとてもなかった。
  
  あれからいろいろ考えたが、
  もし彼女が何かの犯罪に関わっていたなら、
  わざわざ碌に知らない私に知らせるわけはないし、
  何かの事情があったんだと思う。
  
  彼女は一人っ子で、
  以前お母さんと住んでいたアパートはもう取り壊されていてない。
  
  ベッドルームにいた女の人は、
  どう思い出してもお母さんではなかったように思う。
  
  若い女の人だったとしか思えない。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった39

  
• • #中編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】怖い話でメシを食う。最恐の2人が語る奇妙な日常 Amazon
  • 【じわ怖】狐の嫁入り 中編4分
  • 【じわ怖】水に愛されている 短編1分
  • 【じわ怖】ワープ 中編3分
  • 【じわ怖】壁の落書き 長編6分
  • 【意味怖】重病人 短編1分
  • 【ほん怖】宝当神社 短編1分
  • 【意味怖】殺してください 短編1分
  • 【洒落怖】夜の学校で遭遇したもの 中編3分
  • 【洒落怖】ウチの所有する山の祠 短編2分
  • 【ほん怖】円 短編1分

  いま話題のホラー漫画

  • 

    感受点 (サイコミ×裏少年サンデーコミックス)

  • 

    N 1 (電撃コミックスNEXT)

  • 

    憑きそい (扶桑社コミックス)

  • 

    僕が死ぬだけの百物語（１） (サンデーうぇぶりコミックス)

  • 

    ゾゾゾ変 (1) 【電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)

  • 

    サユリ 完全版 (バーズコミックス　スペシャル)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  ホテルで会った友人 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【じわ怖】隣の家の娘

  次の話：【じわ怖】ミンキーモモ

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.20566

    【じわ怖】女友達の話

    怖いと言うか気持ち悪い話。 細かい会話とかは覚えてないので適当だが…… 俺の中学時代からの女友達の話。 仮に佳織としておく。 もともと小学校も同

    1220

    45

    0

    0

    長編11分

  • 怖い話 No.5372

    【じわ怖】予備校選び

    いくつか縁みたいなものを感じたことがあるので書きますね。 何年か前、大学受験を控えて、 予備校に通うことにした。 ３つほどピックアップして、 見学に行った。 まずひとつめ、 講師も生徒もどこと

    1472

    19

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.12144

    【じわ怖】干してあった布団シーツ

    うちの家は土地が狭いので三階建なのですが、 この間、家族が隣の県にある親戚の家まで出かけ、 自分1人で留守番していた時、 さすがに退屈してきたので、 近くのゲーセンに行こうと

    682

    52

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.5542

    【じわ怖】彼氏が事故る夢

    独身時代の話。 部屋でテレビを見ていたが、 少しウトウトとしてしまったとき、 彼氏が友達の家に行くのに事故ってしまうという夢を見た。 ハッと目が覚めたが、 やけにリアルな夢で気持ちが悪かったので、

    1591

    43

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.5817

    【じわ怖】急行銀河が20系客車で運用されてた頃

    これは昔、 俺が予備校行ってた頃の教師から聞いた話。 まだ急行銀河が20系客車で運用されてた頃、 東京の実家に帰省していたその教師は、 銀河で京都の大学に帰ろうとしていたら、 たまたま高校時代の友人Aと

    1824

    31

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.18651

    【じわ怖】鷹

    昔、 若くして亡くなった知人のアダ名が 「鷹」とか「猛禽」だった。 我慢強くて、 末期癌に一言も弱音を吐かない人だった。 その人の葬儀の最中、 ずっ

    1887

    49

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.20659

    【じわ怖】産婆の暗い部分

    私の母方の祖母は、 以前産婆をしていました。 以前といってもかなり昔で、 今から50年前くらいになると思います。 「どんな子も小さい時は、 まるで天使のよう

    2052

    32

    0

    1

    長編5分

  • 怖い話 No.18619

    【じわ怖】ドライな婆

    私のおばあちゃんはいろいろやらかす人でして、 なかなかに我が道を進んでいる。 おばあちゃんは子供の頃からよく幽霊を見たらしく、 私が小さい頃からよく幽霊の話を聞かせてきた。

    1568

    28

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.13270

    【じわ怖】女神が住んでいる山

    子供の頃に、 ユースホステルのキャンプに放り込まれたことがある。 最終夜に肝試しがあって、 その前に一般宿泊客も参加した怪談の会があった。 そこで一般客の大学生のお

    1626

    34

    1

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.20637

    【じわ怖】いじられキャラのA

    高校のときのクラスで、 いじめられてる訳じゃないけど、 いじられてるAという奴がいた。 なんというか、 よく問題を当てられても答えられなくて、 笑われるような感じ。&

    1465

    45

    0

    0

    中編4分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• ホテルで会った友人

  ふっかつの呪文

  とごむだつ　らぢやしそ　にをてづん　ぢもてびと　
  べぱぱみせ　ぶけぶめぼ　みぃねごほ　ひやどうぢ　
  りりがろぢ　あよぶしち　おぞゅがへ　うぷちらぃ　
  きうるえぜ　ぱよへむめ　おぢはてあ　ひはむびう　
  ぶだれにぞ　ゃひてどぬ　ぎぇてぶお　かっこょた　
  ヒムビウヌ　ミツボヲカ　ツゼネヤラ　ゴュツベェ　
  ュザュクズ　プポハユヅ　ヴムカッベ　ビヮデヘピ　
  スイャラピ　デラエビゾ　バチヤデニ　レザョヮベ　
  アゥトノン　ノツタポコ　ォスヤヮド　プトッケチ　
  ピャミグケ　ャドロガサ　ノツズミバ　ビガクザフ