1. ホラスト
2. 意味が分かると怖い話

頑張った女

お気に入り

• 頑張った女の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「頑張った女」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 頑張った女とは

  「超」怖い話 辰 (竹書房怪談文庫)

• 深夜、愛車を走らせていると、女性に呼び止められた。
  女は人気のない路地に立っていて、近づいていくと、ふわりと手を挙げたのだ。
  その手につられるように、俺は車を止めていた。
  近くでみると、髪の毛の長い女だった。
  腰の辺りまであるだろうか。
  「こんな時間にヒッチハイクですか？」
  俺がそう声をかけると
  「すいません、道に迷ってしまって……」
  「分かる場所まで乗っていきますか？」
  「いえ、道だけ教えていただければ大丈夫です」
  「どこへ行きたいんですか？」
  「花園墓地の近くなんです……」
  「こ、こんな時間に墓地ですか……？」
  「ええ、近くに知り合いが住んでまして」
  俺は薄気味悪さを感じたが、車から降りると、丁寧に道を教えた。
  女からは何故か土の臭いがした。
  道を教え終わった俺は、車に乗り込み、深々と頭を下げる女性を残して走り出した。
  と、窓の外を見ると、もの凄い形相で先ほどの女が走って、車についてきていた。
  長い髪を振り乱し、目をひんむいて、片手でバンバン！と何か叫びながら窓を叩いてくる。
  「うわっ！」
  俺は、女のあまりの形相に、一気にアクセルを噴かして、車の速度を上げた。
  突然、
  「ぎゃああああああああああああ！！」
  と言う悲鳴が聞こえ、女は背後に見えなくなった。
  震える手でハンドルを握り、俺は家に帰り着いた。
  車のドアを開けると、バサリと音を立てて何かが足元に落ちた。

  頑張った女の解説
  
  
  車のドアに女性の髪が挟まっていた。
  だから、
  『長い髪を振り乱し、目をひんむいて、
  片手でバンバン！と何か叫びながら窓を叩いてくる』
  という状況に。
  そして、最後の悲鳴で髪の毛が抜け…。
  想像するとゾッとしてしまう…。

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった42

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】児童相談所の怖い話 Amazon
  • 【意味怖】某パーキングエリア 短編1分
  • 【意味怖】謎めいた文章 短編1分
  • 【意味怖】かなしんでくれるかい？ 短編1分
  • 【意味怖】彼女からの手紙 短編1分
  • 【洒落怖】ぬいぐるみ 中編3分
  • 【じわ怖】寝言を言ってる人に話しかけてはいけない 短編1分
  • 【じわ怖】仕事用の車 中編4分
  • 【じわ怖】喘息の発作 短編2分
  • 【じわ怖】コーイチ君 長編9分
  • 【洒落怖】全焼した民家 短編1分

  Amazon無料でスグに読める本

  • 

    感情に寄り添う支援の技術 : 感情の「移動」を支えるまなざしと構造

  • 

    【フルカラー】茉莉花ちゃんの好感度はぶっ壊れている(1) (トライゾン)

  • 

    松本透はゴリラ妻とプリティ娘とツンデレ息子を愛しすぎてる 1巻

  • 

    【フルカラー】茉莉花ちゃんの好感度はぶっ壊れている(2) (トライゾン)

  • 

    山小屋あひるのぴーちゃんの話: ヨコ

  • 

    診える医師(1) (コミックゲンま！)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  頑張った女 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【意味怖】自慢のバイクでいつもドライブしている

  次の話：【意味怖】将来有望

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.6065

    【意味怖】年齢当て

    あと１０分ほどで真夜中になるという時間帯に、私は特急電車に乗っていた。 やがて、途中の駅で一人の男が乗り込んできた。 その男は、電車のドアが閉まると、突然我に返ったように乗客の顔を見回し始めた。 「すみません。あな

    3487

    69

    1

    1

    短編1分

  • 怖い話 No.23233

    【意味怖】夢

    夫と妻、二人暮らしの夫婦がいた。 夫は1ヶ月くらい前から毎日毎日、夢かどうかもわからない、毎日同じ、おかしな夢ばかり見ると言う。 “真夜中、ふと目が覚める。すると天井に自分と全く同じ姿の人間がしが

    朗読 睡眠物語

    909

    38

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.7055

    【意味怖】子ども扱い

    「戸締りはしっかりしろよ。窓はもちろんチェーンまでしっかり締めること」 だなんて、いい加減子ども扱いはやめてくださいって感じ。 そんなに心配なら出張減らしてよ。 しかも呑気に「おはよう」だなんて、どれだけ寂しかった

    2363

    37

    1

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.19593

    【意味怖】マッチ売りの少女

    あるクリスマスの夜。 一人の少女は寒空の下、家の前でマッチを売っていた。 マッチをたくさん売るまでは、家に戻ってもお父さんに怒られてしまうだけ。 しかし行き交う人々は、少女には目もくれ

    3177

    46

    1

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.6635

    【意味怖】おばあちゃんと

    私の近所には猫を大事にしているおばあちゃんがいて 私のおじいちゃんとはお茶飲み友達だった。
    おじいちゃんもまんざらでもなく 私も縁側でおばあちゃんの猫と遊んでいた。
    ところがおばあちゃんが亡くなっ

    2695

    43

    0

    1

    短編1分

  • 怖い話 No.15749

    【意味怖】フランス人形

    海外であった話です。 ある日、男の人が古いホテルに泊まったときベッドの前の棚の上にフランス人形があったそうです。 そのときはカワイイナと思って見ていたそうです。 夜食を食べ終えてベッドに入って深い

    1834

    37

    0

    1

    短編1分

  • 怖い話 No.20898

    【意味怖】余命は三日

    目を覚ますとそこは病室。 いきなりこんな所にいるなんて、ビックリどころの騒ぎじゃない。 少し頭を落ち着かせ、ゆっくり考えた。 研究室で仕事をしていて…そうだ、大事な資料の作成中だったん

    2343

    42

    2

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.16208

    【意味怖】手料理

    料理が得意な彼女に 「君の手料理を食べたい」 と言ったら、早速作ってくれた。 うん、美味しい！ ん？彼女の手に包帯が巻かれている… 料理中にケガしちゃったのかな？

    1598

    39

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.16621

    【意味怖】鏡を見ると

    鏡を見ると、無表情な青白い顔が映っていた。 よく見たら自分の顔だった。 「なんだ。俺疲れてんなあ」 妙に可笑しくなってしまい、俺はその無表情な顔を見ながらしばらく笑い続けていた。

    1670

    45

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.6669

    【意味怖】特別番組

    お気に入りのドラマが今日放送されるのでＴＶをつけると違う内容だった。
    しかし新聞のＴＶ欄では間違いなくこのチャンネルなのに・・・・。
    内容はホラードラマらしい番組を見ている女性のＴＶ画面の前で殺人鬼が

    2868

    64

    0

    0

    短編1分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 頑張った女

  ふっかつの呪文

  ぇぶゃきだ　をとりじも　そおぢもゆ　つりぢくを　
  なづてりり　しんぇこは　ぜとかかど　もぶにてせ　
  のごばきく　びじまをぺ　らぇとづち　うふがぶた　
  ごぜはたが　りぺためで　ごゆるちぎ　ごけみのひ　
  ょぢづぞい　ゃへぬぴき　やいぽぼみ　ろつじぬぁ　
  フオワクヅ　ゴブペキヵ　ットットガ　ペヲホヂガ　
  ャネテナォ　ォハテオジ　ニズビガレ　ケザヶモゴ　
  ァドッウポ　セモユエヨ　アゴァマヶ　タミバヌネ　
  ヵデヴュニ　シトカキュ　ラヒワエエ　グデスァハ　
  ュヮセゼヂ　ゥットヤネ　ペジヨヂベ　ロユマネガ