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Cだけは青ざめていた

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• Cだけは青ざめていたとは

  僕が死ぬだけの百物語（１） (サンデーうぇぶりコミックス)

• A，B，Cで肝試しをすることにした。
  Cには霊感があったのであまり本人は気が進まなかったのだが二人の猛プッシュにより着いていくことにした。
  選んだ心霊スポットはトンネル。
  入ったら出てこれないとかみたいなありきたりなスポットだ。
  三人は夜に車でそのトンネルに向かった。
  入ろうとすると突然大雨が降ってきた。
  A「うお、なにこれ」
  B「入るな人間みたいな？」
  C「ちょ、気持ち悪いってここ…」
  B「びびってんのかよお前」
  A「はい、入りまーす（笑）」
  そしてライトを消し、ゆっくりとトンネルに入っていった。
  トンネルに入ると、対向車は通らず嫌な緊張感が張りつめていた。
  聞こえるのはパラパラ…という雨の音のみ。
  だがやがてCが何かに気づき震え始めた。
  ガクガクガクガクガクガクガクガク
  A&B「なにお前！？どうした！？？？」
  ガクガクガクガクガクガクガク
  雨の音だけ響き対向車は通らない。
  静かなトンネル内のなかの車で震えるC。
  あまりにも奇妙な光景に愕然とした。
  やがて車はトンネルを出た。
  二人はホッとしたのだが、Cだけは青ざめていた。

  Cだけは青ざめていたの解説
  
  
  トンネルに入っても
  なぜか雨音がしている。
  その雨音は何の音？
  トンネルに入ったのに雨音がしているのは恐ろしいが、
  雨音だけでがそこまで恐れるだろうか…？
  実は雨音ではなく別の何かが出している音だった…？
  もしかしたら、その何かは
  トンネルから出た時の雨音に紛れてついてきているかもしれない。

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