怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
誰も使っていない山道
お気に入り
1225
32
0
中編3分
コピー
「誰も使っていない山道」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
中学生の頃、祖父と一緒に山に登ったことがあります。登山中にはいろんな人とすれ違い、結構人でにぎわっていました。そして中間地点で休憩していた時に、正規の登山ルート(今きた人がたくさんいる道)から横10mほどの所に、もう一つ道があるのを見つけました。祖父に一言言って許可をもらってから、少しだけ行ってすぐ戻ってくると言う条件で、私はその道に行ってみました。草むらをかき分け、たどり付いた(と言うほど離れてもいないのですが)その道は、正規のルートと何ら変わりの無い道でした。 一つ違う所と言えば、その道を誰も使っていなかったと言う事です。何もないし、おもしろくないなぁと思った私は、その道を出ようと思い、踵を返そうとしました。そのとき、道(人がいないほう)の上から、物凄い振動とともに大きな足音が聞こえてきました。よく見ると、結構な速さで何か大きな物が近付いてくるのです。!!!???訳が分からなくなった私は、急いでもと来た草むらを戻りました。そして正規のルートに戻りかけたそのとき、私は後ろを振り返りました。そしてそこにいたのは、まさしく、『恐竜』・・・たくましい脚に、その巨体に見合わない小さな腕。太い尻尾、人間など簡単に飲み込んでしまうであろう大きな顎。一瞬でしたが、逆にそれが強く印象に残ったのでしょう。はっきりと覚えています。私はしばらく動けませんでした。恐竜は私のほうに顔を向け、某恐竜映画のごとく咆哮をあげました。耳をつんざくような叫び声を聞くとと同時に、私は自分のいる草むらに、登山者が捨てたであろう空き缶が落ちているのがちらりと見えました。私は恐竜と目を合わせたまま、その空き缶を拾うと、恐竜は私から目をそらし、最後に天に向かって咆哮をあげ、そのまま去っていきました。こんな話を誰が信じてくれるだろうか、と思ったのですが、頂上についたときに、祖父に休憩地点で何か聞こえなかったか、と聞いてみました。が、もちろん何も聞いていないと。あれが何だったのか分かりませんが、自分の中では恐竜の姿を借りた山の神様、と思いたいです。山が汚れていくのが悲しい…最後の天に向かっての咆哮はそんな感じもしました。今ではいい思い出です。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった32
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
ひっそりと話題になってる心霊系の本
訳アリ心霊マンション 3巻【電子特典付き】 (バンチコミックス)
心霊スポットの漫喫でバイトしてた話 パチ美のWeb漫画まとめ
週刊実話 増刊 発禁! 最恐の心霊現象2025夏 [雑誌]
新 心霊探偵八雲2 青藍の呪物 【電子特典付き】
訳アリ心霊マンション 1巻【電子特典付き】 (バンチコミックス)
心霊スポットでセックスする!
前の話:【じわ怖】夜中に可愛い女の子に会った
次の話:【じわ怖】団地の窓
怖い話 No.12404
【じわ怖】引きこもり中にかかってきた電話
1340
43
1
短編2分
怖い話 No.13189
【じわ怖】注連縄が張られた洞穴
1759
28
怖い話 No.12589
【じわ怖】変な形の染み
1707
20
中編4分
怖い話 No.20785
【じわ怖】カーテンの向こう側
朗読 りょりょの怪談チャンネル【作業用かいだん朗読】
2141
57
長編5分
怖い話 No.3978
【じわ怖】ジレンマ
1491
37
短編1分
怖い話 No.5562
【じわ怖】横断歩道の信号待ち
2167
39
怖い話 No.4398
【じわ怖】拳精
1840
40
怖い話 No.18726
【じわ怖】アソコに毛が生えてる
1941
41
怖い話 No.12543
【じわ怖】携帯の録音機能
1236
34
怖い話 No.18378
【じわ怖】自称すごい怖がりのA子
1534
54
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
アンティークのぬいぐるみ(猫)
自称犯人
便所借りる!
父さんが布団に入ってきた
ぬこは一生に一度だけ人語を話すという
みょうみょうみょう
自分の祭壇
幽霊がゆーれーてーるー