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光るもの
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田舎でお年寄りから聞いた話です。 その人の家は豪農で、 田植え時期には手伝などで大忙しだったそうです。 毎年、田植えの前には、 田んぼ沿いにある山の祠にお供え物を持ってお参りし、 豊作を祈っていたそうです。 戦前とのことだったので、 60年以上前だと思います。 その年もお供え物を持って行き、 畦道を一人帰っていました。 春とはいえ、 山村の日没は早く周囲は薄暗くなっていました。 当時まだ少年だった老人は急ぎ足で帰っていると、 田んぼの真ん中あたりで光るものを見たそうです。 「なんじゃろ?ありゃあ」 と思い、 眼を凝らしていると、 牛のようです。 牛が光りながら田んぼの真ん中にいたそうです。 「えらいものを見た!」 と思い何度もコケながら家に帰り、 前祝で大騒ぎをしている大人たちに見てきたものの一部始終を話すと、 宴席は静まり、とりあえず解散となったそうです。 老人も 「早く寝ろ」 と両親に言われ、 宵の口から床につきましたが眠くありません。 布団の中でぼーっとしていると、隣室から両親の声で、 「今年は不作かもなあ…」 「前は冷害だった…」 と聞こえてきました。 その年は不作だったそうです。 老人はその話をしながらいいました。 「結局、あの光る牛の正体はわからなんだし、見ちゃいけんもんだった。 でも、綺麗だった」 綺麗なものには毒があるということなのでしょうか?
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