1. ホラスト
2. じわじわ来る怖い話

小さな湖のほとり

お気に入り

• 小さな湖のほとりの朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「小さな湖のほとり」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 小さな湖のほとりとは

  実際にあった怖い話 2025年5月号

• 自転車仲間に聞いた話。
  
  夕暮れ時。
  
  林道をMTBで爆走し、
  小さな湖のほとりで休憩していた。
  
  日没に赤く染まった湖面を眺めていると、
  妙なものが目に入った。
  
  水際に、黒い蓮の葉のようなものが浮いている。
  
  （黒い蓮の葉なんてあるのか？
  サイズもアマゾンの大蓮なみに大きいし…）
  
  そんなことを考えながら水を飲んでいた。
  
  
  
  
  
  と―――蓮の中央がゆっくりと盛り上がる。
  
  最初は耳。次に鼻。口…
  
  長い黒髪の女が水面から姿を現した。
  
  肝を潰して自転車に飛び乗った。
  
  全速力で来た道を下る。
  
  麓の駐車場に着いた。
  
  一息つく間もなくキャリアに自転車を積み込む。
  
  ふと、下ってきた道の入口に目をやった。
  
  全身が凍りつく。
  
  さっきの女がこっちを見ていた。
  
  こんな時間で追いつけるハズがないのに…
  
  青白い顔に、
  そこだけが紅い唇を少し開け、
  ゆっくりと近づいてくる。
  
  車に乗り込み、
  猛然とスタートさせた。
  
  国道に出るまで、
  バックミラーは一度も見なかった。
  
  自宅にたどり着いても
  震えが止まらなかった。
  
  自転車を玄関から放り込んで鍵を掛ける。
  
  そのまま、友人の家に転がり込んだ。
  
  翌日の昼、
  友人と一緒に自宅に戻った。
  
  鍵を開けて中の様子を伺ったが、
  妙な気配は無い。
  
  玄関に放り出しておいた自転車を仕舞おうと
  しゃがみ込んだ。
  
  前輪のスポークとサスペンションに、
  長い黒髪が絡みついていた。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• 1人が登録しています

  お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった28

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】フォロワーさんの本当にあった怖い話 Amazon
  • 【じわ怖】担任の先生が怒りだした 短編2分
  • 【じわ怖】バイト中に仮眠した 短編2分
  • 【じわ怖】友人の母親のお通夜 短編1分
  • 【じわ怖】窓に立つ男 短編1分
  • 【洒落怖】白いモノ 短編2分
  • 【洒落怖】場所が悪すぎる 短編2分
  • 【洒落怖】怪電話 中編3分
  • 【意味怖】別に気にする必要はない 短編1分
  • 【洒落怖】なぶり殺し 短編2分
  • 【ほん怖】亨 中編3分

  いま注目されてる怖い話

  • 

    フォロワーさんの本当にあった怖い話

  • 

    「超」怖い話 辰 (竹書房怪談文庫)

  • 

    実際にあった怖い話 2025年5月号

  • 

    実際にあった怖い話 2025年3月号

  • 

    本当にあった笑える話 みんなの怖い話2024→2025冬

  • 

    コワい話は≠くだけで。　1 (ＢＲＩＤＧＥ　ＣＯＭＩＣＳ)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  小さな湖のほとり についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【じわ怖】尾根

  次の話：【じわ怖】木を伐採

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.18728

    【じわ怖】残念そうな顔

    当方10代最後の♀。 ピザのくせに胸は残念。 後ろ姿はオバサン。 風呂場で無駄毛の処理してたらぞくっと寒気がした。 その時は湯ざめしたかな～位に

    1432

    43

    1

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.18626

    【じわ怖】呪いの藁人形代わり

    怖いっつーか、不思議な話？ 20年ほど前、 まだ俺が小学生の頃のこと。 当時、俺はクラスでイジメを受けていた。 今考えるとそこまで深刻ではなく、

    1652

    35

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.11743

    【じわ怖】僕達には見えないモノ

    専門学校に通い始め1週間ほど経った日。 学校に1番近いＭの家へ7～８人で遊びに行った。 当然、みんな初めて遊びに行く。 しばらくすると、女の子が&

    924

    27

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.5444

    【じわ怖】アーちゃん

    僕の町内には「アーちゃん」という人が住んでいた。 アーちゃんは年中、肌色の肌着と肌色のモモヒキを身に付け、 パンクしてホイールの歪んだ自転車で町を走り回る、 人畜無害の怪人だ。 年齢は僕が小学生のとき

    1487

    35

    0

    0

    長編6分

  • 怖い話 No.15148

    【じわ怖】半分透けてる

    霊をよく見るという友人との、 電話でのやりとりです。 本題の用件が済んだ後の会話。 友人「そういや、この前久々に見ちゃったよ。幽霊」 オレ「ほぉー。どんな

    1241

    38

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.18963

    【じわ怖】銅像のお返し

    俺はあまり霊というものを信じているとはいえません。 なぜかというと、見たことがないからです。 じゃあこんな所くるなと言われそうですが、 興味はあるのです。

    1449

    28

    0

    0

    長編6分

  • 怖い話 No.5827

    【じわ怖】怖い話にハマっていたころ

    怖い話にハマっていたころ、 いろいろケータイで調べては 読みあさってた。 ある日読んでいたら、 無意識に声を出して読んでた。 止めたくてもやめられない。 なんか笑い声も聞こえて

    2252

    19

    0

    1

    短編1分

  • 怖い話 No.4414

    【じわ怖】天井裏のおじさん

    幼稚園だったある日に寝てたら、 突然誰かにつり上げられてビックリした。 慌てて目を開いたら、真下に布団で寝ている自分がいて、 それがドンドン遠ざかっていった。 （つまり、自分が天井につり上げられていく）

    朗読 はこわけあみ 酔いどれホラーV

    1877

    41

    1

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.13295

    【じわ怖】猿酒

    杣人に聞いた話。 仕事についてまだ間もない頃、 山の中で酒の匂いを嗅いだという。 鼻をひくつかせながら匂いを辿ると、 やがて液体を溜め込んだ木の洞を見つけた。
    

    2012

    38

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.13715

    【じわ怖】諦めるな

    中学時代、 遠くの県から引っ越してきた同級生Aがいた。 俺はAとあまり交流は無かったのだが、 Aが医者を目指していて、 県内一の進学校もしくは 他県のもっとレベルの高

    1548

    53

    0

    0

    中編3分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 小さな湖のほとり

  ふっかつの呪文

  ぺげぃわそ　ぬつゆせる　おぱなゎぢ　めぎやくを　
  すやぺぶぇ　ぶぜれさむ　かぶうぉせ　かぬのちぞ　
  ぱぺだめえ　んろげずせ　ゎほみべげ　ゎゅざやぺ　
  ぁあめゅよ　っちがへぁ　ぞれざてど　やくぉゃず　
  ぶきめはへ　ばばぁほぬ　ぴべべなけ　おわこふや　
  レァポスニ　ゼユチノビ　ュヴズヨォ　ネドグダゥ　
  グコベガイ　コピヘヘゴ　コタデテョ　ロヴユヅソ　
  ポクビルゥ　ゴチブチボ　デペリオャ　フドヒビヌ　
  クヤテャヤ　ピパブァヮ　ソヂツテリ　ソアゴデク　
  ッスメソモ　レヶッソネ　ヶコボォミ　ヌコエヶコ