怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
眩み
お気に入り
956
45
0
短編2分
コピー
「眩み」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
小学生の時。 特に霊感というものはないのだが、霊なるものの存在を信じる子供だった。なぜかはわからないが、初めて訪れた場所では必ず立ちくらみのような脳の奥を刺激されるような感覚を覚えたからだ。 (音に例えると・・・ッキィッみたいな)自分の中では、それはその場を守護する霊による洗礼だとおもっていた。場所によっては弱く、厳かな雰囲気の霊験あらたかな場所では気を失いかけるほどの立ちくらみにあった。 強い眩みを感じた後、その場所のことを聞くとそれらしき話をきかされたことが何度もあった。たとえば信長の首塚など。 ある日、友達の家に遊びに行った時のことである。学校ではよく話すのに、家に行ったのはこのときが初めてだった。 玄関に入った瞬間にクラッとした。そんなに強い感じではなく普通の眩みだった。 しかしおかしなことにいつまで経っても眩みがおさまらず、中に入っていけば行くほど眩みは増していく。だんだんとあせり始めた俺は「あっ、用事があったんだ。 また今度遊ぼうね!」と言ってすぐさま走って外に出た。出るとなぜか眩んだ。 すると目の前にいきなり大きな木々があらわれた。後ろを振り向くと洞穴のような穴があった。 まさか・・・俺はここから出てきたのか?恐ろしくなり、すぐに帰ろうと思うがそこがどこだかわからずにただただ彷徨いながら自分の知ってる場所を探した。いくら走り回っても知っている場所に出ることはなかった。 次第に疲れてきて、しまいに歩きだしてしまった。そのころには精神的にも切迫し、今にも泣き出しそうになっていた。 するとまた洞穴のような場所に出た。今度のは注連縄がしてある穴だった。 なぜかこの時は「ここに入れば元の場所に帰れる・・・」と思った。穴の中は、なんだかヒンヤリした中にもなぜか心を暖かくするような空気が流れていた。 進んでいくと徐々に明かりが見え始め、外に出た。そこは見覚えのある、草でできた秘密基地の前だった。 ソラを見上げると日が傾いており、真っ赤な太陽が草原を照らしていた。帰途に着いた俺はやっと安心した。 次の日学校にいき、昨日遊び行った友達に詫びようと思ったがいない。机もない。 他の友達に聞いたが誰もしらないと言うし・・・確かに言われてみれば顔もよく思い出せないでいた。あれはいったいなんだったのだろうか。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった45
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま話題のホラー漫画
憑きそい (扶桑社コミックス)
サユリ 完全版 (バーズコミックス スペシャル)
禍話 SNSで伝播する令和怪談
変な家: 1 (HOWLコミックス)
ゾゾゾ変 (1) 【電子限定カラーイラスト収録&電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)
小松左京の怖いはなし ホラーコミック短編集
前の話:【洒落怖】六甲山の手振り地蔵
次の話:【洒落怖】荷物置き
怖い話 No.17142
【洒落怖】テレポートが当たり前
1565
44
中編3分
怖い話 No.1197
【洒落怖】荷物置き
1095
35
怖い話 No.21144
【洒落怖】竹林で(後日談)
1254
40
長編5分
怖い話 No.8476
【洒落怖】躾
1695
38
怖い話 No.1385
【洒落怖】隙間
970
20
1
怖い話 No.9349
【洒落怖】夜の山道で遭遇した女
朗読 オカルトヒトリ 怪談朗読ラジオ
6565
90
4
2
長編8分
怖い話 No.22350
【洒落怖】犬を恐れる地域
898
14
怖い話 No.22866
【洒落怖】出前のアルバイト
朗読 OCCULT HITORI 怪談朗読ラジオ オカルトヒトリ
689
15
長編7分
怖い話 No.20143
【洒落怖】ゴギョウ様
2362
55
長編11分
怖い話 No.9537
【洒落怖】ノックする音
1176
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
切り裂き魔
夜中に服を着替えさせられた
偽コトリバコ
5分間の留守電
神様に貰ったチャンス
キャベツの千切り
一年に一度村を無人化
夢じゃないよー