妹者の話

朗読動画を投稿する▼

「妹者の話」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

※YouTubeのURL必須

例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

開始時間

00時間00分00秒

再生開始の時間を指定する場合は入力してください

投稿する

家の父方の家系は『見える』人達が多い。

祖母も見える人だったそうだし、親父もぼんやりと見える時があるそうな。でも一番強く力があるのはおれの妹っぽい。

こいつは中学の時にいきなり『見える』側の人間になっちまったんだが、今日はその時の話をしよう。ちなみに、「その時」妹を迎えにいった母が聞いた話を元にしています。

その日、おれは大学の仲間達と遅くまで遊んで、家に着いたのは１０時も過ぎていた。帰ると、いつもは居間でテレビをみている母と妹の姿がない。

何かあったのかと思いながらも、一人でご飯の用意をしていると、母が２階から降りてきた。どうやら２階の妹の部屋にいたらしい。

なんとなく顔がこわばっているような気がして、俺「どしたん？なんかあったん？」母「今日、あの子学校途中で帰ってきたんやけどな・・・。ほら、前から死んだおばあちゃんが夢に出てくるとか言ってたやろ？」俺「あぁ、そんなこと言ってたなぁ」母「それがな、今日学校で・・・」俺の中学校では給食が出るんだが、給食を食べていまから昼休みということで、妹は教室から廊下に出たらしい。

そこでいきなり妹はガバッとしゃがみこんで、「キャァァァァァァアアアアァァァア！！！！！」っと叫びだしたらしい。数秒間叫びつづけた後、ばったり倒れた妹は保健室へと運ばれた。

それからしばらくして連絡を受けた母が駆けつけ、目を覚ました妹に話を聞こうとしたが、目を閉じて震えるばかりで要領を得ない。とにかく連れて帰って、家で寝かしていたという。

それがご飯が出来て持っていったところで何が起こったのか徐々に話出したという。廊下に出た妹は急に眩暈がしてフラついたらしいのだが、目を開けると友達の肩に見たこともない老人がおぶさっていたという。

それがこちらを向いたのだが、顔は焼け爛れ、目が飛び出ていたりと見れたものではない。ほかにも、体が半分朽ち果てた猫や、犬。

あばらが剥き出しの鳥。腕のちぎれた兵隊みたいな人がハッキリ見えたらしい。

実はこの数日前死んだおばあちゃんが夢に出てきて、「びっくりしなや。気をつけるんやで」などといっていたらしい。

おばあちゃんは虫の知らせをしてくれたのだろうか？これ以来家の妹は『見える』人になってしまい、色んなモノをみるのだがそれはまたの機会に。

怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

▶幽霊が近くにいるか分かる

お気に入り

感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

この話は怖かったですか？

怖かった44

次はこちらの話なんていかがですか

※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

怖い話セレクション

【怖い本】意味がわかると怖い話: こわいエグいキモい　閲覧注意の短編集 (談) Amazon
【洒落怖】霊感のあるS 中編3分
【洒落怖】事件のあったアパート中編4分
【洒落怖】ばあちゃんの人形長編6分
【洒落怖】ひつこい短編1分
【じわ怖】津軽海峡冬景色短編1分
【じわ怖】雨の音中編4分
【意味怖】メイドの日記短編1分
【じわ怖】実家が田舎で鍵をかける習慣がない短編1分
【じわ怖】歴史ドール短編1分
【じわ怖】初日の出を山頂で迎えようと夜中に出発中編3分

漫画売れ筋

コメントはまだ投稿されていません

本文：
半角文字列だけの入力はできません。
名前（省略可）：

前の話：【洒落怖】にゃ～ん

次の話：【洒落怖】丸いモノ

※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

このページの監修者

心霊サイト運営者

全国心霊マップ

ghostmap

プロフィール

Twitter

妹者の話

ふっかつの呪文

きろふっめ　ぢやけげき　ずぶくぁれ　けぺるでぐ　
ぅとなめゎ　ほねゃびあ　げろねきさ　ょですぶは　
うけしぇれ　ざぴむのど　ぺろへげむ　をうあしじ　
さむょばは　だてづぅび　へてべしは　なせょんふ　
いゎあぁほ　をのぽぉす　ざいさあみ　さぎうをほ　
ィヮミノコ　ドリヲビズ　ズヨウコジ　グガヴクビ　
セホアボギ　ユハヴヒョ　ヮピパメケ　ミヵプグソ　
ヶバズミッ　チパスヅゲ　コイオゥィ　ポヅッヶョ　
ヴツパルチ　リトヌヤシ　イプムネピ　キソズパッ　
ブソイペッ　ソォズドヌ　ゥバメダヅ　セデミプパ　

妹者の話の朗読動画

妹者の話とは

コメント

この話を読んだ人はこちらも読んでいます