怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
徳島から室戸岬に至る国道55号
お気に入り
2028
33
0
短編2分
コピー
「徳島から室戸岬に至る国道55号」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
3年位前の四国旅行で、 変なヤツを拾ったからその話を。 夜1時くらいに、 車で徳島から室戸岬に至る国道55号を、 きままにひた走っていたんだが (対向車皆無だし、直線多いから走りやすい)、 自販機でコーヒー飲んでたら、 二十歳前後のライダー風の男が近づいてきて、 「自分は四国を歩いて旅行していて、 疲れたから乗せて欲しい」 って言って来るんだよな。 こんな真っ暗で人気のない国道を、 こんな時間に歩くなんて…根性あるなー! と思って喜んで車に乗せたんだけど、 車に乗せた時にはっと気付いた。 顔がやばいくらい真っ青だった。 顔に肉がほとんどついてなくて、 目がやけにギョロギョロしていて、 正直あまりいい印象は受けなかった。 車を走らせながら、色々聞いても 「はぁ…」 とか 「うん…」 とか、なんだかはっきりしない返答を繰り返すだけで、 疲れてるのかなーと思って黙っていたら、 思い出したように 「…やっぱ降りるわ」 って言い出した。 「なんで?ここで降りても何にもないよ」 とオレが言うと、 そいつはしばらくしてから 「いや…A(誰かの苗字)…探さなあかんねん」 って言う。 オレ「え?Aって誰?友達?」 そいつ「うん…」 オレ「え、どういう事?二人で旅行してたの?」 そいつ「そう…」 オレ「(早く言えよ(怒))じゃあ、さっきの自販の所にいるんだな」 そいつ「いや、わからへん…、 でもあの辺にはおらへんかった。 でもまだあそこの海の中は調べてへんから…」 オレ「はぁ?とにかく、 そのAってのはいついなくなったんだ?」 そいつ「…ちょっと前…」 オレ「二人歩いてて…いなくなったのか?」 そいつ「いや…、バイク…」 オレ「…お前さっき歩きだって言ったじゃん」 そいつ「・・・・・・・・・」 そのあと俺が何を聞いても 黙りこくるだけだったから、 なんだか気持ちも良くなかったし、 自販機の所まで引き返して降ろした。 そいつはお礼もせず、 重い足取りでまた闇の中へ消えていった。 そのあと車の中でそいつの言動を思い返して、 はじめてその異常さに気がついた。 友達探すって、 海は断崖絶壁でとても夜中に近づけるものでもないし、 歩きって嘘つく意味も分からんし… ユーレイじゃないとは思うが、 なんだか奇妙な体験だったなあ。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった33
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
ひっそりと話題になってる心霊系の本
訳アリ心霊マンション 3巻【電子特典付き】 (バンチコミックス)
シャラクナ~怪奇心霊見聞録~ 第一巻 (あすかコミックスDX)
立原美幸の日々是心霊1巻 (ダイトコミックス)
週刊実話 増刊 発禁! 最恐の心霊現象2025夏 [雑誌]
心霊探偵八雲 SECRET FILES 完全版 絆 心霊探偵八雲 番外編 (講談社文庫)
心霊探偵八雲5 完全版 つながる想い 心霊探偵八雲 完全版 (講談社文庫)
前の話:【じわ怖】峠で霊が憑いた
次の話:【じわ怖】キャバレーの託児所
怖い話 No.4949
【じわ怖】晴れろ!
1498
32
短編1分
怖い話 No.4562
【じわ怖】水神様
1396
38
長編6分
怖い話 No.13720
【じわ怖】楽しんで
1302
40
1
怖い話 No.4347
【じわ怖】古本屋
1389
34
怖い話 No.5067
【じわ怖】中2だった
841
39
怖い話 No.13587
【じわ怖】おかっぱの日本人形
1739
47
怖い話 No.19069
【じわ怖】風景画
830
31
中編4分
怖い話 No.12738
【じわ怖】登山家
1744
25
怖い話 No.12297
【じわ怖】履歴書用の証明写真
1435
28
怖い話 No.13062
【じわ怖】標高の高い山
1480
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
戦艦長門
若い女子を食う山姥
無灯火の自転車
アンティークのぬいぐるみ(猫)
自称犯人
便所借りる!
父さんが布団に入ってきた
ぬこは一生に一度だけ人語を話すという