1. ホラスト
2. じわじわ来る怖い話

銃創

お気に入り

• 銃創の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「銃創」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 銃創とは

  僕が死ぬだけの百物語（１） (サンデーうぇぶりコミックス)

• 親戚のお爺さんの話。
  
  大戦中、徴兵されて、
  東南アジアのジャングルで戦っていたのだという。
  
  撤退戦の最中、運悪く足を銃で撃ち抜かれた。
  
  焼き付くような痛みに
  
  「やられた！」
  
  と思ったが、手を伸ばしてみると
  何処にも怪我をしていない。
  
  
  
  
  
  鋭く感じた痛みも、
  幻のようになくなっていた。
  
  不思議に思いはしたが、
  四肢の動きに支障はなく、
  無事に帰国することが出来たのだそうだ。
  
  終戦後、実家で農作業をしていると、
  いきなり足が激痛に襲われ、血を吹き出した。
  
  病院に担ぎ込まれたところ、
  どうにも銃創に見えると言って、
  医者が首を傾げた。
  
  「それにしてもおかしな話だ。
  村中の銃や鉄といった物は、
  すべて供出させられてどこにも無いというのに。
  一体、どこの銃で撃たれたんだ？」
  
  お爺さんはその時の銃創だという古傷を見せてくれながら、
  この話をしてくれた。
  
  「理由はわからないが、
  あン時撃たれたものだって、儂にはわかったんだよ。
  えらく間が開いたモンだが、
  そのお陰で生きて還ることが出来た訳だ。
  コレが無けりゃぁ、お前たちも産まれてきてなかったんだぞ」
  
  話の最後に
  
  「生きているっていうのは良いモンだなぁ」
  
  と付け加え、カラカラと笑っていた。
  
  そのお爺さん、少し前に鬼籍に入った。
  
  私の子供を抱かせてあげられなかったことが、
  本当に残念だ。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった32

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】5分で読める！ 誰かに話したくなる怖いはなし (宝島社文庫) Amazon
  • 【じわ怖】ク・フランの霊山 長編5分
  • 【じわ怖】メキョス 中編4分
  • 【じわ怖】初恋 長編10分
  • 【じわ怖】土中の顔 短編1分
  • 【ほん怖】居酒屋の閉店作業 短編2分
  • 【意味怖】ちょっとおかしなメール 短編1分
  • 【ほん怖】綺麗な割に安いアパート 短編2分
  • 【意味怖】姉の出産後 短編1分
  • 【洒落怖】小さい子供 短編2分
  • 【意味怖】廻 短編2分

  いま注目されてる怖い話

  • 

    コワい話は≠くだけで。　1 (ＢＲＩＤＧＥ　ＣＯＭＩＣＳ)

  • 

    ちょっと怖い話6 フォロワーさんのひとこと体験談

  • 

    実際にあった怖い話 2025年7月号

  • 

    フォロワーさんの本当にあった怖い話

  • 

    怖い話でメシを食う。最恐の2人が語る奇妙な日常

  • 

    うえまつそうの学校の怖い話

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  銃創 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【じわ怖】黒いボール？

  次の話：【じわ怖】桜公園のトイレ

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.4836

    【じわ怖】十字路の角から何かが曲がってきた

    9年前の話。 誰にも話さずにいたけど、ふいに思い出したんで書いてみる。 当時中学生だった俺が、 塾の帰りにチャリで走っている時の出来事。 8月の頭、夕方だった。 母校の小学校

    1720

    43

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.3922

    【じわ怖】サクラ

    某出会い系サイトのサクラの話。 つい最近の話なんだけど、遊びで登録した出会い系サイトで しつこい程この女からメル来てて、ずっとシカトしてたんだけどあまりにも しつこいので古いメルから内容だけ確認してみたんだ

    1473

    38

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.12324

    【じわ怖】堅物だったじいちゃん

    北海道に住んでいた俺のじいちゃんは、 町議会議員も務めたこともある堅物だったそうだが、 （その頃は俺たち家族は、 千葉に出てきてたし俺も消防だったから・・・） 夏休

    1220

    34

    1

    1

    中編3分

  • 怖い話 No.21894

    【じわ怖】手を引っ張る

    数年前、大学院生で修論も出して毎日が暇だった。 そんな時怖い話にハマり、 いろんな話を読んで、 見えたこと無いけど幽霊って本当にいるのかな？ とか考えていた。
    

    1033

    22

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.21734

    【じわ怖】海を見たらあかん日

    9月にうちのばあちゃんの姉 （おおばあ、って呼んでた）が亡くなって、 一家揃って泊まりで通夜と葬式に行ってきた。 実質、今生きてる親族の中では、 おおばあが最年長ってのと、&

    1404

    9

    2

    0

    長編12分

  • 怖い話 No.12498

    【じわ怖】チョイ怖なお人形が大好き

    自分はリビングデッドドールっていうチョイ怖なお人形が大好きで、 部屋に大量に置いてある。 イメージとしては、 世界一バービーを集めた男の小規模版みたいな部屋ね。 無

    1013

    46

    1

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.4261

    【じわ怖】不思議な爺ちゃん

    そういえば。俺じゃあないが、友人から聞いた妙な話。 十年前、友人の祖父が危篤になったそうな。 で、親族一同が集まっている中、 今までロクに言葉も発せなかった爺さんが、 妙にはっきりした口調で話し始めた

    1461

    37

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.5357

    【じわ怖】物凄い勢いで車が突っ込んできた

    俺の体験じゃなくて、 うちのお母さんが話してくれたことなんだけど。 お母さんが中学生のとき、試験勉強していて、 ちょうど消しゴムが切れたから 近所の文房具に買いに行ったそうな。 で、

    1237

    42

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.12600

    【じわ怖】チョコも受け取って貰えず

    今から10年以上前、 当時高校生だったおいら。 アメリカではバレンタインは 男女問わず好意を持った相手にプレゼントをする日ってのを聞きかじり、 よし！それならと、当時好きだっ

    1150

    42

    2

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.12305

    【じわ怖】毎朝氷を買いに来る若者

    これはうちのじいちゃん（既に逝去）に聞いた話。 じいちゃんは、 鉄工所をやっていた腕利きの職人だった。 じいちゃんが若い頃（戦後間もなくだと思う）、 仕事の得意先に

    1847

    44

    0

    0

    中編3分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 銃創

  ふっかつの呪文

  ねぜえぽせ　くそのょべ　せごさしす　つびょすご　
  にゆせふぶ　ぞそぬぞぼ　ぽばどさば　すやぇおぐ　
  いゃらのみ　ほやにづふ　りもそでず　ばべづぜじ　
  ずぼのくゆ　らもにょぢ　ねんじそえ　ぇをぺでん　
  くぜぇみれ　ぱねえやん　ゅだなはで　げにくどふ　
  ブォカメグ　ビフビイグ　ダツダィナ　ヨエプヮヨ　
  フゼヶユソ　トゲヘゾラ　ヲゼヂァハ　ザビヲパハ　
  ピミツゥシ　レオセテホ　ドギビッォ　ロニヴョヮ　
  ゼプヂニン　ャチノヘヅ　ヨケピヶォ　ヶキタラコ　
  ゲョロゥホ　ィナィドダ　ョアイゼト　ソサノゴバ