1. ホラスト
2. じわじわ来る怖い話

夜間、この窓を開けないで下さい

お気に入り

• 夜間、この窓を開けないで下さいの朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「夜間、この窓を開けないで下さい」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 夜間、この窓を開けないで下さいとは

  実際にあった怖い話 2025年3月号

• うちのオフィスの男子トイレの窓には、
  
  『夜間、この窓を開けないで下さい』
  
  という注意書きが貼ってある。
  
  実は去年の８月末から９月初めにかけて、
  夜になると生暖かい風がふいて、
  直径２０センチ程の火の玉がオフィスの前庭に浮遊している、
  という怪奇現象が見られたのだ。
  
  
  
  
  
  悪い事をするわけでもないので、
  はじめは残業していた社員が面白がって見ていた。
  
  それは特にトイレの窓からよく見えた。
  
  所長がその日、小便しながら窓から
  
  「今日もいるなあ」
  
  と見ていたら、
  突然その火の玉が所長の顔の前の窓に突進してきて網戸にあたった。
  
  その瞬間に火の玉は消えたらしいが、
  所長はびっくりしたものの案外冷静で、
  その網戸を調べたら、
  べっとりとした粘液状のものが網戸の糸にこびりついていた。
  
  次の朝、自分も所長に言われて見てみたが、
  確かに透明で赤っぽいねばねばした物が網戸についていた。
  
  それは夏の日差しですぐに乾いてしまったが、
  少量をこそげとってヒマな所長が成分を調べたところ、
  pHが9、水酸基を持つ高分子の有機物であり、
  赤リンを含むがそれ自体は難燃性の物質だった。
  
  どうも燃焼が吸熱反応になるため、
  赤リンがとろとろした燃え方になるようである。
  
  「史上初、人魂の成分分析」
  
  と言いたいが、あんなのが人魂なのだろうか。
  
  それ以来、火の玉は現れなくなったが、
  あのトイレの窓は夜間は締め切りになっている。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• 1人が登録しています

  お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった27

  
• • #短編
  • #トイレ

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】本当にあった笑える話 みんなの怖い話2024→2025冬 Amazon
  • 【じわ怖】弟の行動 中編3分
  • 【じわ怖】友人が夜に遊びに来た 短編1分
  • 【じわ怖】飼い猫がいなくなった 短編2分
  • 【じわ怖】山菜採り 中編4分
  • 【意味怖】置き傘 中編3分
  • 【洒落怖】家に入れたくない理由 長編10分
  • 【洒落怖】何かある場所 短編2分
  • 【洒落怖】スーパーボール 短編2分
  • 【洒落怖】時給3000円のバイト 長編6分
  • 【洒落怖】走り回っている男 中編4分

  いま話題のホラー漫画

  • 

    サユリ 完全版 (バーズコミックス　スペシャル)

  • 

    憑きそい (扶桑社コミックス)

  • 

    禍話　弐　SNSで伝播する令和怪談

  • 

    N 1 (電撃コミックスNEXT)

  • 

    ゾゾゾ変 (1) 【電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)

  • 

    僕が死ぬだけの百物語（１） (サンデーうぇぶりコミックス)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  夜間、この窓を開けないで下さい についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【じわ怖】加藤君はクラスの人気者だった

  次の話：【じわ怖】黒いボール？

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.5236

    【じわ怖】感性の違い

    「あのさ、ただであげるからこのチケット、要らないか」 映画マニアである父の友人は気さくな口調でそう笑い、 俺の手にとある名画座のチケットを握らせた。 「え、いいんですか。何の映画？」 「ああ、アン

    1588

    42

    1

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.13614

    【じわ怖】歴史ドール

    二年くらい前に、 友人から追い剥ぎされた人形の本体を譲り受けた。 本来欲しかったものとは違う歴史ドールだったけど、 頂き物はやっぱり嬉しいから大事にしようと思った。

    1243

    16

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.13915

    【じわ怖】秘密の場所

    中学生の頃の話なんだけど、 自分、ちょっとサボリ癖あってさ、 授業サボる時はここ、みたいな秘密の場所があったんだよ。 自分が通ってた中学ってのが、結構な山の上にあってね、&

    1221

    37

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.13035

    【じわ怖】そんな格好でいると凍えてしまうぞ

    田舎で祖父から聞いた話です。 私の祖父は昔の国鉄に勤めており、 とある駅の駅長をしていました。 時代は戦後間もない頃の冬、 最終の汽車を見送り、 駅舎の点検や掃除、 信号のチェックなどをして、 帰路

    1637

    45

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.5791

    【じわ怖】23区内私鉄沿線住宅地

    文才ないので箇条書きにて失礼。 23区内私鉄沿線住宅地での話なんだけど… 10年ぐらい前に爺さん地主が死んで、 50代の息子夫婦が越してきた。 越してきて1年ぐらい経ってから、 奥さんの姿が見え

    1330

    27

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.12030

    【じわ怖】男の子を出産

    母方の家系が代々、 女ばっかり生まれる家系。 曾祖母五人姉妹・祖母三人姉妹・母三人姉妹で、 私も女だし他の従姉妹まで全て女。 曾祖母より上の人達もそうだったらしい。

    1114

    52

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.4456

    【じわ怖】父と河童

    父親の従兄弟がM町に一族を構えていて、 父が子供の頃、M町で遊んでた出来事をよく語ってくれた。 M町の真ん中にM町と同じ名前のM川が流れていて、 そこによく河童が現れていたらしい。 もう他界したが、父

    892

    33

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.4348

    【じわ怖】貯金箱にお金を貯めて行きましょ

    小学生の頃、両親共働きでカギッ子だった俺は、 学校から帰ると近所のおばーちゃんの家に入り浸っていた。 血縁者ではないが、一人暮らしのばーちゃんは、 俺にとても良くしてくれたのを覚えている。 「ばーちゃんコ

    1641

    39

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.4277

    【じわ怖】古いお堂

    小学校の時の話。 当時いじめられっ子の自分は一人で帰っていて、 友達にネチネチいじめられた後だった。 ある古いお堂の前に来て、 そいつらにバチでも当たらないかとお参りしようとしたら、 後ろから呼び止

    1695

    26

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.18945

    【じわ怖】てすと

    20年ほど前、売れない漫画家をしていたときに、 某マイナー系の雑誌でそこそこに人気のあった漫画家さんのところに、 3日間という約束でアシスタントをしに行ったときの話です。 引っ越した

    1364

    31

    0

    0

    中編3分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 夜間、この窓を開けないで下さい

  ふっかつの呪文

  こりわいぇ　ぅぼおぃん　ゅほどえろ　えにぁをく　
  ぎよでどぷ　やざめにう　ぉぇほぉず　えしざどぇ　
  いぉすがゃ　どぁきずな　めずはへも　べづねてゎ　
  わるはぅめ　だらのをこ　どみぴけぎ　ぬぺさをぽ　
  げまぼへい　まゅぉみぁ　ゎのろりび　ぎいもけそ　
  ウムヨグヨ　スワェネヮ　オテヶリノ　ダミハャヮ　
  テゾリネオ　ガゥリブガ　ベィナリズ　クヨゲメォ　
  スォルズヴ　セケトドス　ヨィヶャン　ヒパワゥグ　
  ヅマテシプ　チァョゾユ　ゲラチガゲ　セアトテヲ　
  カモェゥベ　ピボピダヲ　ヌァナリド　ヅブパハギ