怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
ばーさんVS鹿
お気に入り
1284
48
0
短編2分
コピー
「ばーさんVS鹿」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
ウチのばーさんは、 神奈川のある寺の参道脇で甘味屋をやっていた。 そのばーさんがまだちゃんと若かった時の話らしい。 その甘味屋には困った客が月一で来る。 鹿だ。 寺は山の中に在って、 その山からは今でも普通に鹿が降りてくる。 問題の鹿は決まった日時に来る訳ではないのだが、 大体月一で店の前にやって来ては、 店先にある土産物のタニシの佃煮をかっぱらっていったそうだ。 それに腹を立てたばーさんは、 今度来たらその鹿の尻でもひっ叩いてやろうと、 ホウキを玄関に置いて毎日を過ごしてた。 そんでもって鹿はその気配を察し切れずに、 夕方に普段通り佃煮を取りにきた。 ホウキを手に取り、鹿を追うばーさん。 袋詰めの佃煮をくわえ、 ばーさんから逃げる鹿。 一人と一頭は参道を駆け下りが、 麓の橋の手前でばーさんは鹿にまかれた。 まだ近くに居るかもと、 ばーさんは辺りを探してみると、 橋の近くにある神社の鳥居の内側に、 佃煮の袋が中身ごと捨ててあった。 ばーさんは袋を店頭に戻すか迷ったが、 鹿のヨダレまみれになっていたので、 お賽銭替わりに賽銭箱の上に置いていった。 次の月も鹿は来て、ばーさんは追った。 そしたら、また神社の中に捨ててあった。 もしやと思い神主さんに聞いてみると、 毎月鳥居の内側に佃煮が捨てられていたそうだ。 「鹿は多分、お賽銭替わりに佃煮を供えていったんだろうけど、 供えるんだったらウチの佃煮じゃなくて、 山の木の実にでもしてくれればいいのに」 と、ばーさんは笑ってこの話をしていた。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった48
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま注目されてる怖い話
怖い話名著88 乱歩、キングからモキュメンタリーまで
フォロワーさんの本当にあった怖い話
本当にあった怖い体験談7: てにくまちゃん。の怖い話 てにくまちゃんの怖い体験談
実際にあった怖い話 2025年11月号
コワい話は≠くだけで。 1 (BRIDGE COMICS)
忌み地 怪談社奇聞録 (講談社文庫)
前の話:【じわ怖】新聞の集金
次の話:【じわ怖】偽エビス
怖い話 No.4047
【じわ怖】母の愛
1492
47
怖い話 No.5153
【じわ怖】もし良ければ遺品を貰ってやって欲しい
1684
33
中編3分
怖い話 No.12490
【じわ怖】心霊トンネルに一人で行った
851
26
短編1分
怖い話 No.11707
【じわ怖】引っぱる
1273
怖い話 No.12934
【じわ怖】御嶽山
1949
41
3
長編5分
怖い話 No.5425
【じわ怖】古いハンカチ
1091
29
1
怖い話 No.4444
【じわ怖】家電の付喪神?
2165
42
怖い話 No.5673
【じわ怖】しょっちゅうイタ電が掛かってきました
1011
怖い話 No.12362
【じわ怖】お母さんへの伝言
1218
中編4分
怖い話 No.4004
【じわ怖】居酒屋の客
1428
43
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
便所借りる!
父さんが布団に入ってきた
ぬこは一生に一度だけ人語を話すという
みょうみょうみょう
自分の祭壇
幽霊がゆーれーてーるー
消えた仏黒山村