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缶けり
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1996
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もう十年以上前に、大学のクラブで合宿に行ったとき、 同級のSが「あまり話したくない」と言いつつ、不思議な話をしてくれた。 Sが小学生だった時、友達7人と近所の公園で缶けりをして遊んでいた。 Sともう一人の友達はすぐに鬼に見つかってしまい、 鬼と一緒に他の子を探していた。 その公園には本物の古い機関車が置いてあったんだが、 その陰にN君が隠れているのを鬼が見つけた。 鬼は「見つけた!」と叫びながらN君を追いかけた。 Sともう一人の友達も鬼についていった。 N君は走り出して、機関車の裏側の方に曲がった。 3~4m後ろから鬼とS達も続いて曲がった。 時間にして1,2秒の違いで。 しかし、そこにはN君はいなかった。 どこかに隠れるほどの時間はなかったはずなのに、 曲がった瞬間、N君の姿は消えていた。 S達は念のため機関車や周辺も探したが、どこにもいなかった。 S達3人はN君が隠れたんじゃなくて、 消えてしまったんだとわかっていた。 他の子達がどんどん見つかっていく中、 N君だけは出てこなかった。 N君は最後まで見つからなかったが、 小学生だったS達は不思議に思いながらも、 そのままみんな帰宅してしまった。 そして、その晩遅く、Sの家に警察がやってきて、 N君がまだ家に帰ってないことを知った。 Sは事情を聞かれて、N君が目の前で消えてしまったこと説明した。 警察は、一緒にいた他の2人にもすでに話しを聴いていたらしく、 N君は誰かに誘拐されたんだろう、という線で調べているようだった。 機関車の陰にいた誰かがN君を捕まえてさらっていった、 というような感じで推測しているようだった。 「誘拐じゃなくて消えちゃったんだ」 と何度も説明したが、相手にしてもらえなかった。 結局、誘拐事件ということで捜査は進み、後日、新聞にも出たらしい。 Sはその後、何度も警察から事情を聴かれた。 警察はあくまでも誘拐として捜査し続けていたが、 結局、何の進展もなく、もちろんN君も見つからなかった。 Sは今でも、消える直前のN君の表情が忘れられないそうだ。 後ろを振り向きながら鬼から逃げる、引きつった顔を。
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