1. ホラスト
2. 洒落にならない怖い話

小人にもらった石

お気に入り

• 小人にもらった石の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「小人にもらった石」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 小人にもらった石とは

  領怪神犯（１） (角川コミックス・エース)

• 小学生のころ、
  俺の家族は青森の海沿いの田舎に住んでいた。
  
  俺は幼い頃からよく浜で遊んでいたんだが、
  年末の1週間（5日くらいだったかも）は、
  夕方に浜で遊ぶのは禁止されていた。
  
  だが、小学3年の大晦日、
  親たちは年末で忙しく、
  退屈な俺は友達と二人で浜に行き、
  言いつけを破り夕方まで遊んでいた。
  
  岩でできた小さな洞窟っぽいのがあって、
  俺たちはいつもそこを秘密基地にして、
  焚き火をしたり漫画を読んだりしていた。
  
  その日もその洞窟で遊んでいたんだが、
  そこで変なものに出会った。
  
  それは小人だった。
  
  
  一つ目で、
  仲間（？）を数人引き連れていた。
  
  仲間というよりは、
  同じ人の形をしているペットみたいな感じで、
  キチキチと鳴き声を上げて、
  理性がないような感じだった。
  
  先頭の一つ目だけがまともな仕草で、
  俺たちに綺麗な石を差し出してきた。
  
  なぜか怖くはなく、二人とも
  
  「すごい生き物を見つけた！」
  
  ってテンションだった。
  
  俺が石を受けとると、
  いつの間にか姿がなくなっていた。
  
  探したが見つからず諦め、
  最後は石の取り合いになった。
  
  結局、
  見せるために受け取った友達が石を離さず、
  俺が負けた。
  
  俺はすごく悔しくて、
  
  「俺が受け取ったんだから今度会ったら絶対取り返そう」
  
  と思って家路に着いた。
  
  しかし、友達はその晩亡くなってしまった。
  
  夜高熱を出し、
  朝には息をしていなかったという。
  （俺は小さかったから、詳しくは聞かされなかった）
  
  親たちは俺たちが浜に行ったことを知らないが、
  俺は友達の死の原因は、小人にもらったあの石だと思う。
  
  そして、もし俺が石を持って帰っていたら、
  俺が死んでたんじゃないかと思う。

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった16

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】フォロワーさんの本当にあった怖い話 Amazon
  • 【洒落怖】深夜のドライブ 長編7分
  • 【洒落怖】プロフィール画像 中編3分
  • 【洒落怖】着物の少女 長編7分
  • 【洒落怖】猛スピード 短編2分
  • 【じわ怖】釘の話 短編2分
  • 【じわ怖】奇妙な発光体 中編3分
  • 【意味怖】トイレ 短編1分
  • 【ほん怖】いつもとは違う主人 短編1分
  • 【ほん怖】骸骨少年 中編4分
  • 【意味怖】我が子 短編2分

  ひっそりと話題になってる心霊系の本

  • 

    心霊浄化師 神楽京 恐怖の地下屋敷

  • 

    心霊特捜 <新装版> 心霊特捜 <新装版> (双葉文庫)

  • 

    心霊探偵八雲１　赤い瞳は知っている (角川文庫)

  • 

    月下の黒龍　浮雲心霊奇譚 (集英社文庫)

  • 

    ルポ“霊能者”に会いに行く 「本物」は存在するのか

  • 

    新　心霊探偵八雲　赤眼の呪縛

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  小人にもらった石 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【洒落怖】館の夢

  次の話：【洒落怖】高一の出来事

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.21372

    【洒落怖】旅館の求人

    丁度2年くらい前のことです。 旅行にいきたいので、 バイトを探してた時の事です。 暑い日が続いてて、 汗をかきながら求人をめくっては電話してました。 ところが、 何故かどこもかしこも駄目、駄

    1447

    37

    0

    0

    長編10分

  • 怖い話 No.22535

    【洒落怖】恨まれる女

    そんなに仲良くなかったし、 学生当時も嫌われていた同級生の話。 学生時代からよく友人の彼氏を寝取る子で、 近所に住んでいるが故に腐れ縁だった。 私は彼女に、 「恨まれるような事は止めなよ」

    959

    6

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.1555

    【洒落怖】たまにあること

    一時期、消防士として勤めていた時期があった。 もう流石に時効だろうからひさしぶりに書いてみようと思う。俺が始めて救急車に乗ったのは消防士になって2年目の夏、蒸し暑い夜だった。 救急の人が、たまたま事故にあって補充隊員

    2018

    26

    0

    3

    短編2分

  • 怖い話 No.10085

    【洒落怖】たんぽぽ

    そんなに怖いかわからんけど、 墓に姪っ子が入ってから、 たんぽぽがめちゃくちゃ生えてくる。 ボーボー生えてくる。 兄の子なんだが姪っ子はたんぽぽが大好きで、 7つで急性の病で死んでしまったんだが、 病

    1319

    29

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.1068

    【洒落怖】金縛りもどき

    今でも、あの時のことを思い出すと寒気がする。 二十数年生きてきて、たった一度だけ体験した「シャレ怖」。上手く恐ろしさが伝わるかどうかが心配だが…どうか、自分自身に置き換えて読んでみて欲しい。 あらかじめ、長文スマン。

    1168

    34

    0

    0

    中編4分

  • 怖い話 No.2132

    【洒落怖】何かがおかしい彼女

    彼女を駅前で待ってた所、信号が青になり、道路挟んだ向こうから彼女が歩いて来た。 ふと何の気なしに、目の前の横断歩道を渡って来る彼女を写メで撮った。俺「おー」彼女「ちょっとトイレ行って良い？」会って早々なんだ、とは思った

    1572

    43

    1

    1

    短編1分

  • 怖い話 No.21416

    【洒落怖】しつこい電話

    一応実話です。 深夜に東京で震度4の地震があったよね。 その時の話。 熟睡してたら電話が鳴った。 プルルルルルという電話の音に一度は起きるが、 眠いのでまた寝た。 電話は

    1093

    42

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.2437

    【洒落怖】首

    この前あるホテルに泊まったんすよ、勉強合宿みたいなやつで。 俺らの部屋は五人いたんすよ。んで夜中の２時ぐらいまでしゃべってて、もう寝ようかって話になった。 んで友達がトイレ(部屋の)に行って、帰ってきたとき『誰かトイ

    2086

    48

    1

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.9354

    【洒落怖】交通整備

    夜中に友達の家からの帰り道、 近道しようと街灯もない細い小道に入ったら 遠くに赤い棒状のライトが揺れていた。 アップライトにしたら 工事現場なんかで立ってる交通整備の人が立ってて 赤いライトで誘導してた。 &#

    1842

    31

    0

    1

    短編1分

  • 怖い話 No.325

    【洒落怖】時計を見たら午前1：57だったかな？

    ちょっと長くなるので・・・ガマンしてくださいね。 もう随分前のことなんですけど、夜中にすごい目が冴えて起きたことがありました。普段は聞かないラジオをつけたら松任谷ユミがＤＪをやってた番組が流れたんですけど（いつ頃かわか

    1199

    34

    0

    0

    中編4分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 小人にもらった石

  ふっかつの呪文

  むぷのばぅ　とぢえくう　どゎおぺわ　ぜくおびで　
  やもけぃな　えがっきけ　いきむひぅ　ばはりれた　
  ぃさみぺで　けまへょむ　とえのすん　をぬばゎよ　
  ゃぴぷわへ　みはもぢせ　ぱすめぴつ　だぐちぎぁ　
  りぅちめと　のぃばぃゎ　ざきほきぎ　じぜざのゆ　
  リヴノシバ　リコバミフ　ャゥシリベ　ッブケシイ　
  エヴズペゥ　ヒピヵビナ　カヲベザザ　ネヅペヶグ　
  オウズヤッ　ソユセツサ　ベウマオボ　シナワビレ　
  ツエユノヨ　ァトヴトダ　エグヵトェ　ラネワツヒ　
  オケバケヲ　テトネガェ　ヴジンェワ　ゼピロガメ