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イタコ
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がみがみと五月蝿い上司に嫌味な同僚。毎日、嫌気が差すよ。しがないサラリーマンは辛いね。そんな俺は、恐山に行ってみた。日々の鬱憤を、イタコのババア共を苛めて晴らしてやろうと思ってね。だが、実際いたこの一人に会ってみて驚いたよ。普通に若い娘だった。しかも、滅茶苦茶可愛い。彼女は、俺に言った。「私は100%の確率で、どんな霊でも呼び出せます」と。 彼女の「口寄せ」は、実際、歴史上の人物から最近亡くなった芸能人まで、ほぼ確実に呼び出すことが出来るらしい。俺は、それを聞いて物凄い意地悪をしたくなった。それで、「俺の父親を、呼んでくれないかな?」と頼んでみたんだ。「わかりました」と言って彼女は目を瞑る。引っかかったよ、馬鹿女が。俺の父親はまだ生きてるんだよ。インチキがばれたな。だが、暫くして、彼女は俺の父親そっくりの声で、いきなり怒鳴り散らしてきた。「よくも、俺を殺したな!!」と。暫くして彼女は正気に戻る。イタコは、悲しそうに告げた。「貴方のお父様は、たった今亡くなりました。最初に申し上げた通り、私は霊を100%の確率で召喚できるんです。例え生きていて、肉体と霊体が繋がっている人ですらも、強引に霊を引き離して連れてきてしまうんです。肉体と霊体を分離されて、生きていられる人はいませんから」と。まさかと思って実家に電話を掛けると、母親が狂ったように泣き叫んでいる。「父さんがいきなり倒れて、意識不明なの!!」と。しまった。俺は自分の父親を死なせてしまった。生きていたにも拘らず、霊だけをこのイタコに「口寄せ」させてしまうことで。俺は、思わず震えたよ。自分のやってしまったことに震えが止まらなかった。……笑いを堪えるのに必死でね。そのイタコとの出会いで、俺の人生は一変した。俺は、彼女と付き合い、結婚した。そして出世しまくった。ついに社長にまでなってしまった。それは全部、嫌な同僚も、口うるさい上司連中も、ある日突然倒れて、そのまま死んでしまったからなんだけどな。会社の運営はそれはそれで面白いよ。一度ライバル企業に乗っ取られそうにもなったけど、その企業の社長以下重役連中はある日突然会議中に急死したし。やっぱり持つべきものは最愛の妻だね。
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