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古くからの友達
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去年の暮れ、田舎のじいちゃんが亡くなった。95歳まで生きた。山に生まれ山で育ち。田んぼと畑を耕しながら裏山の手入れを、亡くなる直前までやっていた人で、心の底から山を自然を愛している人だった。山の頂上付近に祠があり、ガキの頃田舎に遊びに行くと必ず連れて行かれ、祠の前で頭を下げ手を合わせさせられ、酒を供えていた。 「この中に誰かいるの?」と一度聞いたことがある。「俺の古くからの友達が住んどるんだぁ、怒らすと怖いやつだから、山の中で悪いことするんじゃねーぞ?」その時のじいちゃんの顔が一番思い出に残っていて、顔をくしゃくしゃにして嬉しそうに笑いながら「うちの孫だ」って祠に語りかけてた。じいちゃんの墓は、山の登り口にあるその辺の集落の共同墓地にある。先日葬儀以来となる墓参りに行って来たのだが、じいちゃんの墓の前にこんもりとした山が出来てる。葉っぱや木の実などで出来ており、下の方は古くなっていたんだが、上の方の葉っぱや木の実はまだ新しく、こつこつと運んだような形跡が。最初は動物が巣でも作っているのかと思ったがそんな形跡もない。祠にいるじいちゃんの古い友だちが偲んでくれているのかなと思い、小さな息子と一緒に祠に手を合わせ、帰路についた。
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