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ドアに血がついていた

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• ドアに血がついていたとは

  実際にあった怖い話 2026年1月号

• とある大学生は東京に上京し、とあるアパートを借りることにした。
  家賃が安くて訳あり賃貸なのか心配だったが1人暮らしをして半年が過ぎた。
  特に何もなくて普通に暮らしていた。
  ある日、隣に若い女性が住むことになり、大学生は気になって見に行くことにした。
  ブザーを鳴らした。
  誰も出なかった。
  まだ来てないのかな？
  すると女性のドアに血がついていた。
  大学生は少し恐かったが余り気にしないことにした。
  部屋に戻りリビングにいくと血が落ちている。
  大学生は怖くなりTVをつけた。
  すると包丁をもった女性が無差別に人を刺し血だらけになりながらも逃げているというニュースだ。
  大学生は背筋が凍った。

  ドアに血がついていたの解説
  
  
  人を刺し
  血だらけになりながらも逃げている女性は
  語り手の隣に住んでいる若い女性である。
  語り手がもし女性の部屋を訪ねていなければ
  語り手はこの女性に殺されていただろう。
  リビングに血が落ちていたということは
  隣の女性が部屋の中に入っていたということなのだから。
  ただ、隣にも関わらず、
  部屋に侵入されたのもわからないし、
  出ていったこともわからない模様。
  ということは、
  まだ部屋の中にいて
  これから語り手は殺されるのだろうか？
  もし部屋の中に女性はいなかったとしても
  女性が捕まるまでは恐怖する毎日が続き、
  精神が疲弊しそうである…。

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