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ファイナルレクイエム・オブ・ザ・ナイト
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今から十年前、当時中学生だった私は、よく深夜に二つ上の姉の通っていた高校に潜入していました。姉の学校は心霊が多く、姉からその話をよく聞かされたものです。私は除霊と称して、全裸に黒と赤のペイントを施し、夜な夜な深夜の学舎を徘徊しました。今思うと犯罪スレスレですが、当時の俺はぬ~べ~に憧れる子供だったから仕方ない。そんなある日、いつものように侵入し音楽室で霊を鎮めるレクイエムを演奏していたら、何やら廊下が騒がしい。 扉に寄り耳を澄ませてみると、「ヤバいよこれヤバいよ」「ちょっと、ヨッチしがみつかないで!!」「戻ろー戻ろぅよぅ」などと声が。扉を少し開け顔を出し覗いてみると、廊下の端でジャージを着た高校生のお姉さん方と目が合いました。恐らく部活か何かの合宿で恒例の肝だめしでもしていたのでしょう。私は凍りついたお姉さん達に敵意は無いと示すため、両手を広げて走り寄りました。すると何故か彼女らは一斉に悲鳴を上げ逃げ出してしまいました。一人腰を抜かしてあぅあぅ言ってるヨッチさん(?)を残して。ヨッチ、カワイソス(´・ω・`)と思った私は、元気付けてあげようとヨッチさんの周りを跳ね回りました。無知な中学生だった私には、おどけて見せるくらいしか慰める方法は思いつかなかったのです。大成功でした。ヨッチさんは「いひゃぁぁぁ」と大歓声を上げながら涙を溢して笑い転げ、這いずりながら帰りました。余程面白かったのでしょう、少し失禁していたかも知れません。これでもう大丈夫。私は家に帰りました。これだけなら只の良い話ですが、恐怖はここからです。次の日帰宅した姉が興奮気味に「昨日合宿していた弓道部が幽霊を見たらしい」と話してきたのです。「それは嘘だよ。昨日は僕が、ファイナルレクイエム・オブ・ザ・ナイトでさ迷える魂を救ったはずだもの」と反論すると、姉が激しく追及してきました。善行は隠すものですが、姉の剣幕に負け仕方なしに事の次第を話すと、なぜか姉に払い腰で投げとばされたあと締めオトされました。あの時の姉の剣幕を思い出すと、今でも恐怖のあまり震えがきます。姉はそれ以後口をきいてくれなくなりました。今でも不思議な体験です。
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