怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
いつの間にかいた女の人
お気に入り
1191
33
0
短編2分
コピー
「いつの間にかいた女の人」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
小学生の頃の話。毎年夏は海のそばにあるいとこの家に、何日間か泊まりに行っていた。いとこはひとつ下の女の子で、子供心に彼女の両親のどちらにも似てないなと夏に顔を合わせるたびに思っていたけど、まあそんなこと深く考えもせず毎日遊んでた。その日は波のゆるい浜辺で砂遊びをしてた。もうすぐ日が暮れる、少し黄色がかった空の時間帯。向かい合って砂の山に貝殻を飾るいとこの後ろの打ち寄せる浅い波の中に、いつの間にか女の人がいた。その人は、白いブラウスに黒いスカートをはいて、うつ伏せで波の中に漂っていた。 骨しかないような細くて真っ白くて深い皺の入った手足で、波の動きに逆らわないのに、ずっといとこの後ろから離れない。目が離せなくなって動きの止まったこちらを怪訝な目で見てくるいとこ。視線を追って後ろを振り返ると、あーと小さく呟いて、またかみたいな顔をした。無言で二人ともゆらゆら漂う女の人を見ていたけど、しばらくしていとこがため息のように小さく言った。「あの人、あたしの本当のお母さんと思う」その瞬間、大勢の人がさめざめ泣いているように空気が張り積めて、重くのし掛かってきて、それに気圧されてもうなんの言葉も出せないまま、いとことただただ歩いて家に帰った。次の日になるとまた普通に遊んで、今でも交流があるけど、あの日の事はお互い一切口にしない。女の人を見ることもないし、いとこが本当のお母さんについて何か言うこともない。ただあの日の出来事は、あの海辺であの天気であの時間でいとこがいて、全部私が見ちゃいけない世界だったんだって思う。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった33
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
Amazon無料でスグに読める本
がきデカ 第14巻
無保険車にひき逃げされて裁判した話 実録コミックエッセイ
がきデカ 第24巻
ストップ!!ひばりくん!コンプリート・エディション 第1巻
自分の感情に寄り添う支援の技術: 「わかっているのに、できない」を越えるセルフコーチング
ストップ!!ひばりくん!コンプリート・エディション 第2巻
前の話:【じわ怖】お風呂場にいたやつだ
次の話:【じわ怖】妙な緊張感
怖い話 No.13383
【じわ怖】鉄道を使う
1298
46
中編3分
怖い話 No.12156
【じわ怖】1572年の鏡
1679
53
中編4分
怖い話 No.19141
【じわ怖】全盲だった曾爺さん
1326
40
怖い話 No.4712
【じわ怖】ムーンウォーク
1186
49
短編1分
怖い話 No.13315
【じわ怖】家族でハイキング
1189
37
怖い話 No.5841
【じわ怖】泣き声
1264
28
怖い話 No.13560
【じわ怖】瑕疵物件に住み着いた
1057
54
怖い話 No.13856
【じわ怖】倉庫会社の休憩室
1613
長編5分
怖い話 No.5305
【じわ怖】握り飯とカーデガン
1620
38
怖い話 No.12009
【じわ怖】何度かしか話したことのない子の同級生ママさん
1167
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
多分、時間を超えたことある
多摩川飲み
三つ折れ人形
一番のお気に入りだった三面鏡
父親が心臓病で深夜に病院にかつぎこまれました
同性で年下のファン
刻まれた前世の記憶
交通事故にあった猫は最後に見た人間を呪う