怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
「たまし」の炎
お気に入り
998
22
0
短編2分
コピー
「「たまし」の炎」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
昭和最後の年、 息子夫婦の帰省の時の話です。 混雑する列車と夜行バスに揺られ町の駅についたのは、 夜も11時を回った頃でした。 町の知り合いのタクシーの運転手にお願いをし、 迎えに行って頂きました。 息子夫婦の到着した駅からは、 タクシーで峠を越えて40分ほどかかります。 運転手さんを含む3人は真っ暗な山道を進みました。 途中、細い川にかかる橋の袂で、 息子は不思議なものを目にします。 それはオレンジ色に揺れる『炎』でした。 まるでキャンプファイヤーのようなゴウゴウとした炎が、 川沿いに揺らめいていたそうです。 「こんな時間に誰か焚き火でもやっているのか?それとも山火事か?」 タクシーを橋の欄干に停め、 「気味が悪い」 という妻を残して、 運転手さんと2人で、 欄干から30メートルほど離れたところに揺れる炎を観察しました。 炎の高さは身の丈ぐらいあったと言います。 しかし目を凝らしても、 火の番をしていると思われる人もおりません。 (焚き火には付き物の火の粉も舞っていなかったそうです) 山火事なら無線で連絡をしなければならないと、 2人は車に戻ろうとしました。 すると突然炎はスゥーと横に動き、 フッとかき消すように消えたそうです。 3人が家に戻った時 「狐火を見た!!」 とかなり青ざめた様子でした。 その話を翌日町外れの薬屋のおじいさんにすると (50年以上ここで商売をしている)、 「その炎はどんな色だった?」 と聞いたそうです。 息子夫婦は丁度その箱のような… とオレンジ色のカゼ薬のパッケージを指差しました。 「あぁ、だったらそれは、たまし(魂?)の炎だ。狐火は青い」 と、さらりと答えたそうです。 そしてその炎を見たあたりの話をしてくれたそうです。 なんでも昔から落人伝説等の曰くのある土地柄で、 昔から現代に至るまでいろいろな怪異を体験した人が多いのだそうです。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった22
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
Amazon無料でスグに読める本
感情に寄り添う支援の技術 : 感情の「移動」を支えるまなざしと構造
【フルカラー】茉莉花ちゃんの好感度はぶっ壊れている(1) (トライゾン)
松本透はゴリラ妻とプリティ娘とツンデレ息子を愛しすぎてる 1巻
【フルカラー】茉莉花ちゃんの好感度はぶっ壊れている(2) (トライゾン)
山小屋あひるのぴーちゃんの話: ヨコ
診える医師(1) (コミックゲンま!)
前の話:【ほん怖】山で大雨に降られた
次の話:【ほん怖】偽ベッキー
怖い話 No.3631
【ほん怖】団地のベランダ
1888
32
短編1分
怖い話 No.11186
【ほん怖】ちゅうこんひ
1472
30
怖い話 No.3215
【ほん怖】幼馴染は昔から直感が鋭かった
1475
40
1
中編3分
怖い話 No.3716
【ほん怖】死者からのメール
1314
怖い話 No.11597
【ほん怖】光る海
1439
41
怖い話 No.3863
【ほん怖】子供に見えているもの
1213
怖い話 No.11477
【ほん怖】若い女が縄を持って山を登って行った
1842
45
怖い話 No.10545
【ほん怖】夢の中に白い蛇が出て来た
1406
25
怖い話 No.2916
【ほん怖】守りが強い
1678
36
怖い話 No.10641
【ほん怖】津波
1192
34
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着ほん怖
でっかいカエル
古びたフランス人形
信号待ち
家への電話
ヘアピンが落ちてる
友達の家に電話
笑い声
缶けり
義理の姉
サンタとトナカイ
極限状態の意識
白黒おじいさん
新着コメント
警察呼びますから!
あの山ば通る糞ガキどもば呪い殺してやる
赤目
山小屋の風呂
母が精神の方で入院するかもしれない
狩られる6人
精神科医の伯父