1. ホラスト
2. 洒落にならない怖い話

強面

お気に入り

• 強面の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「強面」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 強面とは

  「超」怖い話 辰 (竹書房怪談文庫)

• 後輩の話。
  
  大学生の時分、
  彼は警備会社でバイトをしていた。
  
  夜警を任されていた中に
  『出る』と噂があるビルがあったのだという。
  
  見掛けこそ強面する大男の彼だが、
  根はかなりの臆病者で、
  そこの仕事が廻ってくる度にビクビクしながら仕事をしていたそうだ。
  
  そんなある夜、
  例によって泣きそうになりながら定時の見回りをしていると、
  懐中電灯の照らす光の中に女が一人姿を現した。
  
  どこか野暮ったい古い型の白いワンピース。
  
  身体を患ってでもいるのか顔色は青白い。
  
  
  「えっどこから出てきたの！？」
  
  突然のことに硬直する彼を目にして、
  女も驚いた様子だ。
  
  しばらく見合ってしまったが、
  徐々に女は恐怖の表情を浮かべ始めた。
  
  「いや僕はバイトでして、そのつまり…」
  
  慌てて自分は怪しい者ではないとの説明を始めたが、
  噛みまくってどもりまくる。
  
  端から見たら怪しいことこの上ない。
  
  「ヒィッ！」
  
  いきなり女は短い悲鳴を上げ――
  
  そのままスゥッと透き通るように消えてしまった。
  
  「…怖いのは怖かったけど、
  でもそれより切なかったですよ。
  僕、そんなに怖い顔してますかねぇ？」
  
  後輩はそう言いながら、
  ゆっくり頬を撫でていた。
  
  …まぁ確かに、
  彼は熊みたいな顔をしていたが。
  
  その後も何度かそこで仕事をしたが、
  あの女性は二度と姿を現さなかったそうだ。

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった49

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】実際にあった怖い話 2025年3月号 Amazon
  • 【洒落怖】白黒写真 短編2分
  • 【洒落怖】おじいちゃんの赤耳 短編2分
  • 【洒落怖】首を絞めるモノ 中編4分
  • 【洒落怖】ゲーセンに出る女の幽霊 短編1分
  • 【じわ怖】音量 短編1分
  • 【ほん怖】満員のエレベーター 短編1分
  • 【ほん怖】作業状況の写真 短編1分
  • 【意味怖】明日からひとりぐらしか 短編1分
  • 【ほん怖】松茸泥棒 短編1分
  • 【意味怖】他爆スイッチ 短編1分

  いま注目されてる怖い話

  • 

    フォロワーさんの本当にあった怖い話

  • 

    「超」怖い話 辰 (竹書房怪談文庫)

  • 

    実際にあった怖い話 2025年5月号

  • 

    実際にあった怖い話 2025年3月号

  • 

    本当にあった笑える話 みんなの怖い話2024→2025冬

  • 

    コワい話は≠くだけで。　1 (ＢＲＩＤＧＥ　ＣＯＭＩＣＳ)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  強面 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【洒落怖】カツラ

  次の話：【洒落怖】荘厳な洋館

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.20322

    【洒落怖】ウチは除霊してない

    実家の斜め向かいがお寺さんなんだ。 オカ板でよく『お寺でお払い～』とかあるけど、 そのお寺の宗派では、 死霊の存在自体が否定されてるそうな。 お寺さんには自分と歳の近い子どもがいて よく遊んでたんだけ

    朗読 もいわ君の怖い話・怪談朗読チャンネル,OCCULT HITORI 怪談朗読ラジオ オカルトヒトリ

    2505

    43

    2

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.2057

    【洒落怖】部屋に入ろうとするヤツ

    これは俺が大学一年の五月の話。 親しいヤツにしか話した事がないんだが・・・地方から出てきて、大学に入り一ヶ月くらい。まだ殆ど友達もおらず、授業が終わると即効でアパートに帰ってた。 とまぁ、ここまではよくある話。ある日

    1294

    28

    1

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.21130

    【洒落怖】小学生くらいの背の高さをした白い人

    私の知人に山田（仮名）という、 マタギと言うか猟師の男がいた。 専業の猟師ではなくて、 本業を別に持っている季節限定猟師だ。 私と彼は仕事を通じて知り合ったのだが、 身元が割れると嫌なので私の職業と彼

    1255

    25

    1

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.9651

    【洒落怖】ぺったりさん

    私が小学生の時、 たまに壁に張り付いた顔を見る時がありました。 壁にぶつけて平らになったスライムのように、 ぺったりとした顔でした。 大体無表情で上をぼんやり眺めていました。 同級生には見え

    989

    47

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.7866

    【洒落怖】とてつもなく古い民宿

    以前、友人と野郎二人旅をした。 流石にひと昔のように北海道まで遠征する元気もなく、 車一台に乗って目的地を定めない気侭旅にした。 しかし連休ともなると宿が一杯で、 当初は元気だったものの疲れが溜まって

    1747

    36

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.9370

    【洒落怖】呪いの店

    子供の頃、 みんなが顔見知りみたいな商店街の傍に住んでた。 商店街は新宿から20分くらいの私鉄の駅前から始まって、 中程にパン屋、時計屋、寿司屋が並んでいた。 この3軒は同じ大屋さんの物件で、 向かい

    1589

    17

    2

    0

    長編7分

  • 怖い話 No.934

    【洒落怖】ワン切り

    2年くらい前の話になります。 私が以前借りていた古い木造一軒家は、深夜に一回だけ電話が鳴って切れる事がよくありました。私は当然、それをワン切りだと思いました。 深夜にかかってくるので迷惑している人も多いと聞きます。そ

    1922

    44

    0

    0

    長編5分

  • 怖い話 No.7778

    【洒落怖】呪われたツーリング

    俺はオフロードバイクで ソロツーリングするのが趣味だ。 連休には良く一人で遠出する。 お盆休みに九州の南端目指して 三泊四日の予定でツーリングに出発した。 もちろん、 高速道路をひたすら走っ

    朗読 怖怖ちゃんねる【2ch怖い話まとめ】

    2787

    23

    0

    0

    長編7分

  • 怖い話 No.7545

    【洒落怖】怪しいバイト

    俺が今までで唯一体験した話を。 3月の春休み中のことなんだが、 友達が怪しいバイトの依頼を受けてきた。 バイトの内容というのがかなり妙な内容で、 関西にある某政令指定都市で 空き家になっている家の片付

    1743

    34

    0

    1

    長編7分

  • 怖い話 No.17879

    【洒落怖】車で買い物

    私の実家はものすんごい田舎にあります。 ほんと何にもないから、 日用品を買うために山越えしなきゃならないほど。 その日は暗くなってから買い物に出かけました。 母が車を運転し、私と妹が乗りこみ

    858

    46

    0

    1

    中編3分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 強面

  ふっかつの呪文

  ごぐびらる　ぽひほよや　ふうずゎい　ぐさみぼぞ　
  ちらざまぬ　ゅむよふは　せざぃみこ　めざづぅぐ　
  ずぬえるう　すけだずゆ　ゎるひはけ　ほりぱてひ　
  ぴゅれふの　きえふぜへ　ぼりごかば　もぐうてあ　
  ぷぃばうう　ゆまょろき　こゃぁほぎ　るべぼぐへ　
  ガペケムヮ　ラワドミサ　ゼオズワウ　グネナヂォ　
  ゴポギゼヵ　ゾサビホオ　ガギロヌシ　ヶモキサレ　
  タャプッビ　チイケプヵ　ヅブボイヴ　ハビバロコ　
  エィゴゲメ　オナヮデモ　ァレヮザヶ　ヘショェユ　
  ゼガペカメ　ォホァガテ　デクザタザ　ポジジパヂ