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女性の遺体

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• 女性の遺体とは

  僕が死ぬだけの百物語（１） (サンデーうぇぶりコミックス)

• Ａ男がテレビを点けると、あるニュースが流れていた
  内容は〇〇山の山頂付近で女性の遺体が見つかったというものだった。
  Ａ男は恐怖していた
  なぜなら昨日Ａ男は〇〇山の頂上で朝日を見ようと朝の3時から登山を始めた。
  登り始めてすぐに向こうから女性をおぶった男性が歩いて来たのだった……
  そして通りすがる時に女性の顔を見るとニュースに流れている写真の女性だったのだ……
  Ａ男はあの男性が犯人だということに気づいた
  きっとあの山に遺体を捨てに行っていたのだと…
  すぐにＡ男は警察に電話しようとした
  するとＡ男の部屋のインターホンが鳴った
  Ａ男が外に出るとそこには警察がいた
  その警察の話では〇〇山の近くの駐車場にＡ男の姿が映っていたというので事情を聞きに来たらしい
  Ａ男は男性の話をしようとしたが……
  よく見るとその警察がその男性に似ていることに気付いた
  Ａ男はとっさに何も知らないと答えた
  すると警察はＡ男をジッと見つめていた
  Ａ男は全身から汗が流れていた…
  しばらくすると警察は
  「わかりました…」
  と答えるとゆっくりと帰って行った
  しばらく月日が経ってＡ男がテレビを点けるとその警察がテレビに映っていた
  内容は
  「〇〇山の女性殺害の容疑者が変死体で発見されました」

  女性の遺体の解説
  
  
  『登り始めてすぐに向こうから女性をおぶった男性が歩いて来たのだった』
  男性は山頂から降りてきたということ。
  『きっとあの山に遺体を捨てに行っていたのだと』
  と言っていることから、
  本来であれば男性はすでに遺体を捨てているはず。
  にも関わらず、女性をおぶっていた男性。
  つまり、A男が見たのは
  殺された女性の霊である。
  男性に女声の霊が取り付いているのを、
  A男にはおぶっているように見えた。
  そして、犯人である男性は
  その女性の霊に呪い殺されてしまった。
  …見たことでA男にも
  何か変なことが起きなければ良いのだが…

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