1. ホラスト
2. 意味が分かると怖い話

消しゴム

お気に入り

• 消しゴムの朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「消しゴム」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 消しゴムとは

  邪鬼の泪　浮雲心霊奇譚 (集英社文芸単行本)

• これは僕が高校生の頃の話。
  当時、クラスでは授業中に消しゴムをぶつける遊びが流行っていた。
  いかに壇上の教師に見付からないように遠くの人を当てられるか、みんなして競っていた。
  教室の一番後ろの席だった僕は、その様子を眺めるだけだった。
  なぜ参加しなかったか、って？
  だって、誤って先生に当ててしまったら大事になるじゃないか。
  ある日のこと、いつも通り授業も聞かずに消しゴム当ての様子を観察していたら、僕の後頭部に流れ弾が飛んできた。
  頭を押さえながら足元を見ると、よくある青･白･黒のラインが入った紙ケースの消しゴムが落ちていた。
  まったく、部外者に当てるとは何事だ、と思いながらその消しゴムを拾い、筆箱の中にしまった。
  持ち主が現れたって、返してやるものか、なんて考えながら。
  その日の夜、僕は物音で目が覚めた。
  学校カバンの中からカタカタと音がしているのだ。
  無視して寝ようとしたが、どうも気になって眠れない。
  渋々部屋の電気を点けて、カバンを開けて中を調べた。
  もしかしたらゴキブリかもしれないので、一応殺虫剤を持って。
  筆箱の中、教科書の下、体操服の間など、あちこち調べてみたが何もない。
  いつの間にか物音も止んでいたので、全部カバンに戻して寝ることにした。
  翌朝、学校に着いた僕は筆箱を家に忘れたことに気付いた。
  ちゃんと入れたと思ったんだけどな。

  消しゴムの解説
  
  
  語り手は
  『教室の一番後ろの席』
  だったにも関わらず、
  『僕の後頭部に流れ弾が飛んできた』
  その消しゴムに何かが憑いており、
  『学校カバンの中からカタカタと音がしているのだ』
  と筆箱の中で暴れていた。
  筆箱がカバンの中に入っていなかったのは
  消しゴムに憑いていた何者かがカバンから出したため。
  筆箱の中から出るために
  カバンからなんどか這い出て
  筆箱を開けて脱出！
  なんて姿を思い浮かべたら
  なんだかほっこりしてしまった。

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった44

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】実際にあった怖い話 2024年11月号 Amazon
  • 【意味怖】肉が入ったスープを振舞ってくれた 短編1分
  • 【意味怖】店長！用事が出来たんで帰ります！ 短編2分
  • 【意味怖】ボロボロの家 短編2分
  • 【意味怖】白く長い女の左手 短編1分
  • 【洒落怖】自殺を目撃 短編2分
  • 【洒落怖】ウェットスーツの人 中編3分
  • 【ほん怖】展望台に登る道 短編2分
  • 【ほん怖】鏡の中に入った 長編5分
  • 【ほん怖】新興住宅地 短編2分
  • 【洒落怖】念願の一人暮らし 中編3分

  Amazon無料でスグに読める本

  • 

    猫と竜 (3)

  • 

    俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件 (3)

  • 

    千年戦争後の魔族たち～エンドロールジャーニー～ (3)

  • 

    異世界転移したら愛犬が最強になりました ～シルバーフェンリルと俺が異世界暮らしを始めたら～ THE COMIC 1【電子限定もふもふ特典付き】 (ライドコミックス)

  • 

    ガチャを回して仲間を増やす 最強の美少女軍団を作り上げろ THE COMIC 3 (ライドコミックス)

  • 

    猫と竜 (2)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  消しゴム についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【意味怖】一家殺人事件があった廃墟

  次の話：【意味怖】ナイスパス

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.6734

    【意味怖】探し物をしている女性

    俺の住んでいるマンションはけっこう立派だがいろいろあって、 正直のところは引っ越したい気持ちもある。 しかし、なかなかできそうにもない。 人気がない時間帯に仕事から帰ってきた時、 廊下をふと見ると暗いところでよく

    2188

    42

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.15663

    【意味怖】詐欺

    携帯が鳴った。 破損した携帯と並んで置かれた、自分の携帯に手を延ばす。 そして画面も見ずに通話ボタンを押した。 『…はい』 『もしもし母さん、俺』 『…』 『もしもし、母さ

    1956

    30

    1

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.22140

    【意味怖】花

    ある夏の日、私とあの人は一緒にかき氷を買いに、商店街まで走っていた。 クーラーがまだ普及していなかった頃で、夏の楽しみといったらかき氷だった。 「おじさん！！かき氷ふたつちょうだい！！」

    1233

    30

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.16779

    【意味怖】船員は全員助かったが船長の姿はなかった

    船がエンジントラブルを起こし、漂流していた。 船長は自分のせいだと海に飛び込もうとすると船員達は必死に止めたので船長は感激してむせび泣いた。 数ヶ月船は発見され船員は全員助かったが船長の姿はなかった。

    2113

    32

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.15894

    【意味怖】謎の反応

    ある日1時間目の授業が終わって僕は日直なので黒板を消していた 終わってすぐだったから教科担当の先生はまだいた その時先生が突然 「そんなに嫌かっ！！たかが黒板を消す事ぐらいが！！」 「！？

    1436

    54

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.16931

    【意味怖】統計

    科学技術が進んだ近未来。 内蔵用　３５％輸血用　１５％愛玩用　２５％食用　　２５％

    2045

    34

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.6190

    【意味怖】切手

    切手は私の宝物。 世界に二つしかない宝物。 頑張って集めたの。 壁にたくさん貼ってある。 人が見たらみんな驚く。 でも今は驚く人もいなくなった。

    1500

    30

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.16898

    【意味怖】隣から響いてくる笑い声

    今、僕は一人で留守番をしている。 両親が葬式で出かけており、姉は遊びに行っている。 家には僕一人だ。 ドアの鍵を全部閉めてから僕はテレビをつけた。 プロ野球のオールスター戦が放送されている

    1432

    40

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.16757

    【意味怖】生きていたって仕方が無い

    生きていたって仕方が無い・・・・。 ロープで首吊りを図った俺を止めたのは見ず知らずのオッサンだった。 「早まった事をするな！」 俺は泣いていた、もう少し頑張ってみよう。 「おい、あいつ思い直したか？」 「ああ、

    2215

    41

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.6901

    【意味怖】イケメン

    俺の妹の話なんだが こないだあいつが携帯居間におきっぱにしてたからこっそり見ちゃったんだ したら友達にやたらこの人イケメンイケメンってメール送っててさ まあ年頃の女の子ってそんなもんかなーなんて 「モーターサイク

    1086

    28

    1

    0

    短編1分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 消しゴム

  ふっかつの呪文

  てのぼなず　んぢぱょあ　ぷづづちげ　ちぽぜちこ　
  せびするぃ　もやぇょぴ　いゆみつね　あちゎはぷ　
  ぺどょこさ　ゅゆつてさ　ろりぺっが　ざぉのぇと　
  ぽぉめぎび　つぃぇさっ　ゆりたゅり　きよぽもゅ　
  えよぅぴへ　さぁりうむ　せよっぼは　ずとぼすや　
  グサヅゼニ　ザヮプゴテ　ャマピロィ　ュベビジシ　
  ビヨムテヤ　プチユルダ　ァイドホル　オトュォシ　
  コネャモソ　ポツウサピ　バヒロヌョ　ォヶボンゼ　
  チマヅブェ　ヮサホキヤ　ミウゾィデ　ヲカヨアヒ　
  パヂェウフ　テンヵゥミ　ェエゾクィ　ゥゼゴニグ