1. ホラスト
2. 洒落にならない怖い話

疎遠だった伯父

お気に入り

• 疎遠だった伯父の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「疎遠だった伯父」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 疎遠だった伯父とは

  怖い都市伝説 (ミリオンムック)

• 小学生の頃、
  疎遠だった伯父がたった一人で訪ねてきました。
  
  正月三が日も終わらないうちから。
  
  普通は私たちも挨拶するのですが、
  両親は「必要ない」と。
  
  不思議でしたが、
  伯父の行動も不思議でした。
  
  朝は早くからあちこち出かけて行き、
  夜は父と遅くまで話し込んでいるようでした。
  
  お年玉なんか期待してたのに、
  一度も顔を合わせることがなく、
  残念でなりませんでした。
  
  でも三日めの朝、
  伯父と偶然顔を合わせることになったのです。
  
  
  それはトイレでのこと。
  
  順番を待っていると、
  先に入った人が出てきたのです。
  
  見慣れない格好なのですぐ伯父だと分かり、
  挨拶しようと顔を見た瞬間、息を呑みました。
  
  顔は『青白い』を通り越してなお白く、
  目はまっすぐ前を見ているのですが、
  焦点が合っていません。
  
  しかも白目の部分には赤や青の血管が浮かんでいました。
  
  そして目尻は吊り上っています。
  
  口は閉じかけでも閉じきることなく、
  かといって開いてるとも言えないくらい。
  
  そんな人の表情を今まで見たことがありませんでした。
  
  背筋が寒くなり、
  硬直した私の側を通り抜けて、
  伯父は客間へ姿を消しました。
  
  そしてその直後、家を出て行ったのです。
  
  後で聞いたところ、
  伯父は借金で首が回らなくなり、
  わざわざ遠縁を頼ってきたのも金策のためだったのです。
  
  結局我が家も余裕がなく、
  援助できなかったのです。
  
  そして翌朝、警察から
  
  『伯父らしき人が公園で首を吊っているので確認してほしい』
  
  と連絡がありました。
  
  まちがいなく伯父だったそうです。
  
  その話を聞いてぞっとしました。
  
  伯父はあの朝、
  すでに死を覚悟していたのではないでしょうか？
  
  あの時見た伯父の顔、
  あれこそ死相というものだった。
  
  今でもそう信じています。
  
  後日談ですが、
  伯父が使っていた客布団はその後祖母や母が使うようになりました。
  
  ところが夜必ず金縛りに会うようになり、
  結局一週間でお寺に供養に出してしまいました。

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった43

  
• • #短編
  • #トイレ

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】アパシー　学校であった怖い話1995　vol.１ Amazon
  • 【洒落怖】呻き声 短編2分
  • 【洒落怖】声がした 短編2分
  • 【洒落怖】こっちを見る女 中編3分
  • 【洒落怖】変わった隣人 長編5分
  • 【じわ怖】昼間の心霊スポットでサバゲーした 中編3分
  • 【じわ怖】某役所 短編1分
  • 【ほん怖】中国にて 中編4分
  • 【意味怖】2倍の魔神 短編1分
  • 【じわ怖】隣にゲイのカップルが住んでた 短編2分
  • 【じわ怖】お婆ちゃんが守護霊 短編2分

  漫画売れ筋

  • 

    チェンソーマン 21 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 

    チェンソーマン 20 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 

    チェンソーマン 18 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 

    経験値貯蓄でのんびり傷心旅行 7　～勇者と恋人に追放された戦士の無自覚ざまぁ～ (電撃コミックスNEXT)

  • 

    チェンソーマン 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 

    チェンソーマン 15 (ジャンプコミックスDIGITAL)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  疎遠だった伯父 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【洒落怖】自然死物件

  次の話：【洒落怖】仏様

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.22567

    【洒落怖】逃げ場がない（後日談）

    『

    976

    6

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.407

    【洒落怖】降りてくる人

    やばいよ。 俺公務員試験の勉強で毎日夜遅くまで実家の客間で勉強してるんだが夜中の２時から３時くらいの間に、２階から口笛吹きながら降りてくるやつがいるんだよ。このところ毎日だよ。 家族は寝てるし、初めて口笛聞いた時はテ

    1540

    49

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.7898

    【洒落怖】初めて見た霊

    俺が中学の時の話。 麻雀を覚えたての頃で、 仲の良い友達3人(A・B・C)と学校が終わっては Aの家に集まり麻雀をやっていた。 Aの部屋は離れにあり、 親などに特にうるさくされず、 多少騒いでも近所の

    1375

    44

    0

    0

    長編6分

  • 怖い話 No.8739

    【洒落怖】もんぺ女

    小学生の頃の話だ 札幌のとある古い町に住んでいた頃 ガキ共の間ではたまり場となっていた公園があった その公園は河川敷にあり、 ちょうえい橋という古い橋がかかっていた その橋は人は渡れるが 専

    1872

    52

    1

    0

    中編4分

  • 怖い話 No.855

    【洒落怖】女の影

    今から15年ほど前の中学時代の野球部合宿での話。 毎年、夏の合宿で使っていた宿が廃業し、その年から宿が変わった。民宿でも、もちろんホテルでもなく、そこは公民館というか町営の集会所のようなところだった。 もともとは地元

    1738

    41

    0

    0

    中編4分

  • 怖い話 No.22716

    【洒落怖】地厄（じんやく）

    ちょっと今から25年前の、 小学3年生だった頃の話を聞いてくれ。 C村っていう所に住んでたんだけど、 Tちゃんっていう同い年の女の子が引っ越してきたんだ。 凄く明るくて元気一杯な女の子だった。
    

    朗読 OCCULT HITORI 怪談朗読ラジオ オカルトヒトリ,りょりょの怪談チャンネル【作業用かいだん朗読】

    1362

    37

    2

    0

    長編11分

  • 怖い話 No.2295

    【洒落怖】いいひと

    ぞっとする程いい人の話物心のついたときにAはすでにいじめられていました。 Aはいつもにこにこしているのに、どうしてだろうと親戚は首をかしげていましたが、医者も両親も驚くほど、Aはいつもにこにこしているのです、というより

    1920

    36

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.9318

    【洒落怖】隣のお婆さん

    旦那がマスオさんしてて、 祖母とまだ同居してた時、 隣のお婆さんが嫌な人だった ゴミが飛んできた、 音がうるさいと、 心当たりの無い文句もよく言われた うちが一番困った事は、 隣の敷地の雑草。
    

    朗読 山野三千子

    1598

    29

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.1554

    【洒落怖】ドッペルゲンガーに会ったら数日のうちに死ぬんだって

    ある晩、友達Ａ（♀）から電話が来た。 「ねえＳさん（俺）、ドッペルゲンガーって知ってる？」「あー、なんか聞いたことあるよ。そんなタイトルの映画あったね」「もう一人の自分のことで、その人に会ったら数日のうちに死ぬんだって

    1470

    44

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.2311

    【洒落怖】普通なんだけど狂ってる

    大学生だったころ 仲がそれなりによかった友人と 一緒にちと歩いて遠出をしていた 結構人がいるところだったんだが 信号が青になったんで歩き出そうとしたらダチが 「ん？ちと待て」 と言って俺の腕をつかんだ あ？と思った止まっ

    1750

    41

    1

    1

    短編2分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 疎遠だった伯父

  ふっかつの呪文

  とおぢふか　よなっげぶ　ぼけねゆく　はあちぞば　
  よいわけら　べるくばす　たきゅっめ　ぃぜろぇめ　
  むぃべにに　じふぃりだ　ゅどであけ　はえりゅょ　
  くべぶぶわ　のんごひゆ　ふづるろの　きりせぶづ　
  ぱづひぺせ　めゎつやよ　もえわぇの　ざいぢやぇ　
  トヌヨビア　ヒアゼニジ　ァコゾペヮ　レズベセェ　
  ュテノゲハ　ャバロトネ　ェゾユアベ　ムプベユム　
  ィンヂチジ　ヲキバヒウ　タホクィミ　ニズニォホ　
  ヴヶドヵミ　ェバパウド　レズダヤメ　ハギホベゲ　
  ミナラドヨ　ヲユラビダ　ザマゼヌォ　メスヤヨキ