1. ホラスト
2. 洒落にならない怖い話

逃げ場がない（後日談）

お気に入り

• 逃げ場がない（後日談）の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「逃げ場がない（後日談）」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 逃げ場がない（後日談）とは

  ＨＯＬＹ　ホラーコミック傑作選第１集 (角川ホラー文庫)

• 『逃げ場がない』の話を投稿したものです。
  
  いろいろな友達にAの連絡先を聞いて、
  Bのことについて聞いてきました。
  
  Aはもう殆どBの家族とは連絡をとっていなかったそうですが、
  まだ連絡できるそうなので、アポをとって会いに行きました。
  
  Bは昔住んでいたところにはもういませんでした。
  
  だいぶ前に引っ越してしまったそうです。
  
  電車に乗って1、2時間くらいの距離のところにBの家はありました。
  
  Bの家のインターホンを押すと、
  すぐにお父さんがでてきました。
  
  Bの部屋は二階にあり、
  あまり人が出入りしないからか、
  埃が廊下の隅に溜まっていました。
  
  
  Bの部屋は昼間だというのに真っ暗で、
  最初どこにBがいるのか分からないくらいでした。
  
  Bは昔見たときよりも回復しているように見えました。
  
  会話は出来ました。
  
  あの事件の後の話を聞かせてもらいました。
  
  あの事件の後、
  しばらく病院に入院をしていたそうですが、
  毎日早朝の5時半ごろと、夜の7時くらいになると、
  誰かに話しかけられると言っていました。
  
  何を言っているかは理解ができないような言葉で、
  毎日全く同じことを言われるそうです。
  
  相手が誰で、
  何を言っているのか分からないし、
  自分にしか聞こえないので、
  あの頃は本当に発狂しかけたそうです。
  
  退院してからもその声は聞こえたそうで、
  だんだんとその言葉ははっきりと、
  鮮明になっていったそうです。
  
  最終的に何を言っていたのか理解できたころには、
  もう16歳だったそうです。
  
  その声は女の声で、
  
  「いつか、そこに、迎えに、行くから、」
  
  と、毎日毎日言い続けたとBは言っていました。
  
  今はもう聞こえないそうです。
  
  しかし、その声の女がどこかに居るのではないか、
  来るのではないかと不安になり、
  家からも部屋からも出られないそうです。
  
  窓のカーテンを開けたら、
  窓の外に居るような気がして、
  カーテンも開けられないそうです。
  
  私はBに聞いてみました。
  
  あの時、
  曇りガラスに張り付いていた女のことを覚えているかどうかを。
  
  しかし、Bはもう覚えていないと言っていました。
  
  そして物凄くおびえたような声で、
  その女の顔がどんな顔か聞いてきます。
  
  短い髪で、前髪を真ん中から分けた女。
  
  その特徴を教えると、
  Bは大声をだして大暴れしだしました。
  
  もうそこに私とAは居られません。
  
  急いで出て行き階段を下りようとしたを見ると、
  Bのお父さんが不安そうな顔でこちらを見ていました。
  
  下りてみると、
  
  「最近は結構落ち着いてたんだよね。
  まぁときどきああなるから気にしないでね」
  
  と言って、奥に行ってしまいました。
  
  なので、
  もう私達は帰ると告げ、
  玄関に向かうと、
  玄関のすぐ横の部屋の扉が、
  少し開いているのに気付きました。
  
  人様の部屋を勝手に覗くのはどうかと自分でも思いましたが、
  覗かずにはいられず、覗いてしまいました。
  
  そこには、
  机の前の椅子に座っているBのお母さんがいました。
  
  こちらに完全に気付いていて、
  目が合ってしまいました。
  
  短い髪で、前髪を真ん中で分けていました。
  
  だから、Bは発狂してしまったのでしょうか？

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった6

  
• • #中編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】ちょっと怖い話1 フォロワーさんのひとこと体験談 Amazon
  • 【洒落怖】血染めのシーツ 短編1分
  • 【洒落怖】霊がいる美容院 長編6分
  • 【洒落怖】マイホーム 短編2分
  • 【洒落怖】目当ての廃墟 短編2分
  • 【意味怖】几帳面な男 短編1分
  • 【意味怖】この電車は御前駅に止まりますか？ 短編1分
  • 【ほん怖】形の無い幽霊 短編2分
  • 【ほん怖】ライターを貸していただけますか？ 短編2分
  • 【じわ怖】おとなしくて怖がりのYちゃん 短編1分
  • 【じわ怖】水に愛されている 短編1分

  いま注目されてる怖い話

  • 

    フォロワーさんの本当にあった怖い話

  • 

    2chまとめ 怖い話 短編集47話 2ch洒落怖

  • 

    実際にあった怖い話 2024年11月号

  • 

    ちょっと怖い話1 フォロワーさんのひとこと体験談

  • 

    フォロワーさんの本当にあった怖い話 ： 2 (アクションコミックス)

  • 

    5分で読める！ 誰かに話したくなる怖いはなし (宝島社文庫)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  逃げ場がない（後日談） についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【洒落怖】先輩の死に関する話

  次の話：【洒落怖】神格

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.9262

    【洒落怖】水泳部はほとんどが女子

    霊感ぽいものがあるかもしれない姉妹の話 いくつかエピソードあるけど、 需要があったらまた書きます 実話でゆるく現在進行形なんだけれども、 姉妹で霊感ぽいものがある 気づいたのは中学時代、 妹

    1579

    33

    0

    2

    中編4分

  • 怖い話 No.9752

    【洒落怖】自称霊感の強い人

    昔、毎日頭痛がひどくて憂鬱な日が多いことがあった。 そんなとき、 とある「自称霊感の強い人」が 「あなた、お祓いしたほうがいいわよ」 って言うので おすすめの寺へ行った。 ここは有

    1099

    37

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.22403

    【洒落怖】冬山登山

    数年前、 私がとある雪山で体験した恐怖をお話しようと思います。 その当時大学生だった私は山岳部に入り、 仲の良い友人も出来て、 充実した大学生活を送っていました。 山岳部の中でも特に仲の良かったA男と

    626

    18

    1

    0

    長編9分

  • 怖い話 No.7524

    【洒落怖】引きずる

    実話なので、人に話して怖いかどうかわからないけど… 昔、俺はよく友達とゲームしてたんだ。 俺と友達は、お互いそのゲームに当時はハマっててね。 当時ほとんど毎週末俺は友達のアパートに行き、 徹

    1991

    43

    1

    0

    長編7分

  • 怖い話 No.7905

    【洒落怖】ぶよぶよ

    小学5年生の夏休みに家族で川に遊びに行った その時はとくに何もなかった BBQをしたり川に飛び込んだり 年の近いいとこたちもいたので くたくたになるまで遊んだ その日の夜、 なんだか寝苦しく

    1130

    34

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.9508

    【洒落怖】あかままぬま

    私はバイクが趣味で よく暇が出来れば直ぐにでも何処かへ旅立ってしまう。 今回も東北方面へバイクで走っている時の事だった。 ちょうど夕方になり雲行きも怪しく徐々に暗くなり始めたので 近くでテントを張れる

    1633

    34

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.8337

    【洒落怖】あやこさんの木

    私が通っていた小学校に あやこさんの木というのがあった。 なんという種類かはわからないが 幹が太く立派な木だ。 なぜあやこさんの木というのかはわからない。 みんなそう呼んでいたが 由来はだれ

    1284

    31

    0

    0

    長編6分

  • 怖い話 No.8053

    【洒落怖】シャン

    夏風邪はつらいです。 小さい頃マジでビビった体験。 あれは俺がまだ７、８歳の頃だった。 正確な時節は覚えていないが、 おそらく冬だったような気がする。 ちなみに当時の俺は怖いものが

    1289

    41

    0

    0

    中編4分

  • 怖い話 No.10448

    【洒落怖】クリスマスの夜にいた女の子

    10年前のクリスマスの夜。 バイトが終わって夜歩いていると、 前から冬なのに薄着な女の子が歩いてくる。 歩いてくるっていってもかなり酔っ払ったみたいで、 ふらーふらーっとあるいてたまにくるっと回ったり

    1907

    45

    1

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.17599

    【洒落怖】黄色いシャーペン

    中学生の時に宿題に飽きて、 黄色いプラスチックのシャーペンを えいっと自分の背後に放り投げてみた。 そしてすぐ振り向いて拾おうとしたら無い。 どうしても無い。 次の日学校に行くと、 友達が同

    827

    30

    0

    0

    短編1分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 逃げ場がない（後日談）

  ふっかつの呪文

  わえぇまな　どゆもぢぶ　ぬむせそま　ゎぅゃかふ　
  れまごゆゅ　だへざぼゅ　はふろさめ　ぎえぞふょ　
  ゎりぞひそ　ぎたげゎお　えかぐつひ　かぐだごぶ　
  れせらがむ　もさをきへ　さふべぃこ　やずあはし　
  ぽがぬぱか　ぴたぼなか　きあしっに　ぇでさどへ　
  ヮスキィワ　テトボナポ　コメドフヅ　ヘヤィパデ　
  ロルンホメ　セコヂゼョ　ポベモジヘ　ゲムォボゴ　
  ホザュポィ　ゲリキロヴ　ェビヲヵモ　ヵヒドユェ　
  ヌシプヒベ　ケヒミカフ　メテペサヂ　ヮヴチノサ　
  バゥクヌク　フツツロガ　ナドコオミ　ワワロェミ